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司法試験コラム|社会人のための司法試験予備試験(予備試験)合格法

翌年度の予備試験合格(1年合格)を目指す場合

翌年度の予備試験を目指す場合(1年合格を目指す場合)には,「司法試験予備試験に1年で合格する方法」のコラムをご覧ください

 

受験年度を特に決めていない場合

基本知識の習得・確認・再構築

まずは基本知識の習得・確認・再構築から始めるといいでしょう。
予備試験合格者のデータを分析すると,社会人受験生は短答式試験の合格率は高いが,論文式試験の合格率が低いという特徴があることが分かります。
その原因は色々と考えられるのですが,1つには,以前に旧司法試験受験経験があり,再度予備試験の学習を開始したという方が多いことがあるのではないかと思います。
旧司法試験の受験経験者の多くは,短答式試験については合格経験があります。そのため,短答式試験の勉強の仕方は何となく分かると。予備試験の方が短答式試験で要求される科目は多いのですが,出題傾向や方式が旧司法試験時代から大きく変わるわけではないので,以前の経験に基づいて学習すれば,短答式試験は突破できるというわけです。
これに対して,論文式試験はそうはいきません。旧司法試験時代から基本知識を十分に使いこなせなければ合格は難しかったのですが,それに加えて,現在では法科大学院の影響で司法試験(予備試験)受験生の学問レベルそのものが上がってしまっています。当然,それに対応して予備校の入門講座等で教える事項も変化していますので,旧司法試験時代に入門講座等で基本知識を勉強したことがあっても,それでは不十分であるということが往々にしてあります(単純に時間が経って記憶や理解が劣化してしまっているということもあると思いますが)。
旧司法試験受験経験者であっても,まずは予備校の講座で知識のインプットからやり直すことをおススメします。下記の論文式試験対策講座については,自学自習で代替することも可能ですが,知識のインプットは自分で基本書等を読んで行った場合は膨大な時間がかかり,かつ穴ができてしまいますので,予備校の講座を利用することを強くおススメします。

 

総合講義100か総合講義300か

アガルートアカデミーでは,主として論文用の知識のインプット講座として,総合講義100総合講義300をご提供しています。総合講義100は学習経験者向け,総合講義300は学習未経験者向けです。
旧司法試験の受験経験がある方はどちらを受講すればよいのかですが,総合講義300をおススメします。総合講義100でもいいのですが,上記のように旧来の入門講座等のレベルを超えて,判例等についてかなり踏み込んで解説しているので,ある程度の前提知識がないと理解できない部分が出てきてしまうのではないかと思うからです(実際に,背伸びをして総合講義100を選択してしまい,理解できなかったため総合講義300に振り替えたいというお問い合わせも頂いています)。無料会員登録後,マイページから総合講義100の各科目のサンプル講義を視聴することができますので,いったんこれを視聴してみてください。理解できない箇所がいくつもあるということであれば総合講義300のご受講をご検討いただければと思います。
なお,法律学習未経験者の方は総合講義300をご選択ください。

 

 論文式試験の学習

上記のように,社会人受験生にとって,(学生受験生以上に)難関となるのが論文式試験ですので,基本知識の習得・確認・再構築が終わり次第(あるいは並行して),その対策を始めて下さい。
論文式試験の問題が解けるようになるまでのプロセスはこちらを参照してください。
その上で,自分がどのレベルにあるのかを確認しましょう。
法律学習未経験者は当然,論文の書き方から勉強しましょう(アガルートアカデミーでは,論文答案の「書き方」)。その後に,演習書や予備校の講座等を用いて,多くの問題演習を通じて実践を積んでいきます(アガルートアカデミーでは,重要問題習得講座)。
旧司法試験受験経験者は,論文の書き方はある程度理解していると思いますので,書き方の習得はパスしてしまっても結構です。ただ,憲法などは旧来の人権パターンが通用しにくくなっており,また行政法の論文試試験対策は多くの方にとって初めてのことだと思いますので,論文の書き方からやり直してみても決して無駄にはならないと思います。

 

3 短答式試験の学習

短答式試験の学習は後回しで結構です。
論文式試験対策がある程度進んだ段階で短答プロパー知識のインプットを開始すれば十分でしょう。
特に,旧司法試験受験経験者は,上三法の短答プロパー知識に関しては,経験がそのまま活きてくるところですので,司法試験(予備試験)の過去問をこなすくらいで足りることが多いと思います。

 

4 実務基礎科目

これは旧司法試験時代には無かった科目ですので,誰もが学習未経験者であると思います。
基本科目のインプットが終わっていれば,自学自習で勉強することも不可能ではないのですが,やはり予備校の講座を利用するのが効率的でしょう。