合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

重要問題習得講座
予備試験論文過去問解析講座
法律実務基礎科目答練

法曹を目指そうと思ったきっかけ

私は、弁護士が代表を務めるサークルに所属していました。

大学2年生までは国家公務員志望だったのですが、さまざまな問題を解決する弁護士に魅力を感じたのが法曹を目指そうと思ったきっかけです。

また、弁護士は権威ある職業であり世間への発信力が強いことも法曹に惹かれた理由でもあります。

勉強の方針・進め方

大学2年生の春に法律の勉強をはじめたものの、民間企業への就活や国家公務員試験対策なども行っていたのでなかなか本腰が入らず……。

本気で勉強を再開したのは、大学3年生の夏休み終わりでした。

勉強を再開したとはいっても、当時は上3法のインプットを終えて民事訴訟法をはじめたばかり。

まわりの友人に比べるてかなり遅れをとっていたので、急いで残りの下4法を進めました。

頑張った甲斐あって大学4年時の5月には、短答に合格。

ただ、これまでほとんど答案を作成したことないうえに重要論点を習得しないまま論文を受けていたため、4桁順位での不合格でした。

論文後、論文を書きつつ参考書を見て勉強をしていたものの、イマイチ成長をしている実感を得られず……。

め東大ローも失敗してしまい、限界を感じていました。

それでも法曹の夢を諦めたくはなかったので、藁をもすがる思いで大学4年生の1月からアガルートアカデミーを受講。

当時は「何ができているのか」「何ができていないのか」さえもわからない状態でした。

翌年度の予備試験に合格できるのか、不安で仕方なかったことを今でも覚えています。

重要問題習得講座を受講しましたが、論文対策はほとんどこの重問を繰り返し解くことしかやっていません。

1周目は、知らない論点ばかりで解けない問題が多く時間がかかりましたが、2・3周目と回数を重ねるにつれて理解できるようになっていきました

結果、本番までに民法・商法・訴訟法系は10周近くしたと思います。

週1回の定期カウンセリングも大変役に立ちました。

アガルートアカデミーを受講したことで、問題文に散りばめられている当てはめ要素をある程度は抽出できていることがわかりました。

問題文を読みながら論点を見つけ出し正確に三段論法を守りされすれば、合格できるのではないかと希望を持てるようになったんです。

短答合格後は重問をまわしつつ、過去問の問題文を使って何度も答案構成を行いました。

本番では最後の科目である民事で失敗してしまい全部F評価かと思っていましたが、無事に合格することができました。

口述は講師の方が作成してくださった口述オリジナル問題の刑事・民事ともに的中。

おかげで合格できました。

受講した講座の良さ

重要問題習得講座

「論点さえ知っていればできる基本問題」「現場で考えさせる応用問題」の両方がバランス良く出題されていると感じました。

論点を見極めて問題をまわりの人に書き負けないようにすることが、予備試験に合格する近道だと思います。

重要問題習得講座には論点が網羅的に掲載されており、周回につれて成長していることを実感できました。

解答例だけでなく、解説や判例年月日まで詳しく書かれています。

重要問題習得講座を何周もした甲斐あって、本番でも納得のいく答案を書けました。

予備試験論文過去問解析講座

各科目すべてが何ページにもわたって丁寧に解説されていて、はじめて見たときはとても驚きました。

前年度は市販の他塾の過去問解説書を使っていましたが、アガルートアカデミーの過去問集は使い勝手が非常によかったです。

法律実務基礎科目答練

この答練で、実務基礎の試験時間や形式に慣れることができました。

論文受験時は成績も悪かったのですが、口述試験に合格した今となっては点を取りやすい科目であると感じています。

学習時間の確保・1日の過ごし方

授業はなかったので、自由に時間を組んで勉強していました。

指導がない日は自習スペースを使うことも多く、1月から論文まで1日平均10時間ほどは勉強していたと思います。

直前期の過ごし方

答練の点数がなかなか安定せず、合格できるのか不安になり気が滅入ってしまうときもありました。

しかし、講師の方に支えていただきたおかげでなんとか最後まで勉強を続けられたと思います。

直前期は新しいことに手を出さず今まで解いた問題の復習を徹底

試験期間中の過ごし方

科目間の休憩時間は、まわりに友人がいても会話せず自席で静かに過ごしました。

まわりの声が気になるのであれば、耳栓をするのも集中力を保つのに良いかもしれません。

受験したときの手ごたえ・合格したときの気持ち

短答は手応えがありましたが、論文は微妙でした。

2日目の教科は5科目とも手応えがなく落ちたと確信。

合格がわかったときは、信じられない気持ちでいっぱいでした。

合格の決め手

自分の強み・弱みを正確に把握できたことだと思います。

私の場合、論点の理解や知識・習得がほかの人に比べるとかなり遅れていました。

受験生へのメッセージ

試験勉強は孤独との戦いです。

自分の勉強方法を信じ、地道な努力を積み重ねれば合格できる試験です。

気が滅入ってしまったときは、「自分がなぜ法曹を目指そうと思ったのか」初心に立ち返るようにしていました。

私は非法学部出身で大学で法律を学んだ経験はほぼありません。

そんな私でも、予備試験に合格することができました。