自己紹介

名前:Y.Sさん
年代:30代前半
属性:大学既卒
論文式試験順位:20位

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

「重要問題習得講座のネット上での評判が良かったから」というのが理由です。私は法学初学者であり、司法試験受験生や合格者、法曹の友人もいなかったため、主にネットやSNSで情報を収集していました。その中で、多くの合格者が重要問題習得講座をやりこんでいることがわかり、またそのいずれも同講座を絶賛していたため、アガルートの受講と重要問題習得講座をやり込むことを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

学習で工夫したことは、3点あります。

第一に、やるべきことを絞り込み、やると決めた教材を徹底的にやり込むことです。私はフルタイムで働く社会人であり、法学初学者、さらに内部進学で育ったため受験勉強を中学生以来やったことがありませんでした。そうした時間的制約がある中では、やることを絞り込むことが必要です。また、自身の受験技術やセンスといった点も頼りにならないため、繰り返しによる習熟だけが本番で勝負できるポイントとなります。そこで、絞り込んだやるべきことを徹底的にやることを決めました。そしてその対象は、重要問題習得講座と過去問でしたが、その選択は正しかったと思います。

第二に、自身の課題・弱点を明確化し、それと向き合うことです。特に過去問演習の段階では、自分の実力不足(明後日の方向に答案を書いてしまう等)や初歩的なミス(問題文の見落とし、読み間違え等)の連発でした。そうした自分の課題や弱点を明らかにすることは精神的な負荷のかかることですが、私は「反省・改善ノート」を作り、過去問起案を通じて明らかになった自分の答案の問題点や反省点を書き込むとともに、自分なりにその原因を分析し、今後それを改善するためにやることを言語化していました。このように書くと大袈裟に聞こえますが、一例を挙げると「論ずる必要がないと問題文に記載のあった詐欺罪を書いている→刑法は年度ごとに設問部分に大きな変化がないのであまり読んでいなかった→今後設問部分から読み目立つ色でマークする」など初歩的なものが多数です。辛い作業でしたが、これを続けた結果、試験本番には、それまでに課題として認識し、改善を試みた自分の悪癖があまり出ることはなく、高い評価をもらうことができました。

第三に、これは「工夫」と言えるものではないかもしれませんが、たとえ学習をしない期間が長くなってしまっても、勉強を「再開」することです。社会人受験生の多くは、繁忙期の到来などで勉強をするのが難しい期間が生じると思います。そうした中でも少しずつ学習を継続できる方もいらっしゃると思いますが、私は仕事モードになると勉強に全く手がつけられなくなってしまう人間でした。その結果、何度も勉強を中断しましたが、その中断した数だけ勉強を「再開」したことが合格できた理由だと思います(当たり前ですが…)。中断期間が長くなるほど、中断以前の自分の実力と比べて実力が低下していることを実感させられ、特に再開直後の勉強は辛いものとなります。しかし、私のような継続をすることができない社会人は、継続力と同時にそうした再開力も重要であると思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

【基本7科目】重要問題習得講座

なぜ予備試験に合格できたかと聞かれれば、迷わず重要問題習得講座をやり込んだからだと答えます。

法学初学者だった私にとって、法律文書は外国語のように感じられ、そのような文章を自分が書けるようになるとは想像ができない段階からのスタートでした。初めは、問題を解けないのはもちろんのこと、答案の内容を理解すること自体が困難でしたが、問題文と解説、答案例を往復しながら、どのような事実に着目して、どのように条文を検索し、事実を当てはめ、論証を使うのか等を少しずつ学んでいきました。

3周程度重問を回した頃から、自分で答案構成をすることができるようになり、5周目からはテキストなどを参照しながら「類似問題が本番で出たら、どのような事実をどのように当てはめ、評価するのか?」を検討しました。本番直前まで重問を確認し続け、最終的に科目ごとのばらつきはあるものの、7−10周程度はしたと思います。

本番では、重問掲載の問題と類似の問題を解くことができたのはもちろんのこと、「重問にない問題は現場勝負の問題」と割り切ることができ、わからない問題に対しても焦らずに取り組むことができました。また、重問をやり込む中で学んだ思考プロセスは、未知の問題にも活用できる汎用的なものだったと思います。

結論として、初学者にも、ある程度学習が進んだ方にもオススメできる鉄板の教材だと思います。

【基本7科目】総合講義100

①薄い基本書を読む、②重要問題習得講座を2周する、③総合講義100を聞く、④重要問題習得講座をさらに回すという順序で使いました。

「総合講義100」は問題を解くために必要な知識を、問題演習に活用できる形でインプットできる講座だと思います。受講当時、「試験範囲をしっかり理解できているのか」という不安を抱えていましたが、「理解」という曖昧な指標を頼りに学習を進めるのではなく、「知識を活用して問題を解けるか」という基準こそ重要であると気づかせていただきました。

【基本7科目】論証集の「使い方」

一般的に、論証は行間が広く、論証内で語られていないことの方が圧倒的に多いため、その行間を含めて理解をしていないと、見当はずれの箇所でそれを使ってしまいがちだと思います。

アガルートの論証は、まずその長さに特徴があります。長さという点は、暗記の対象として忌避されうるポイントとなると思います。私も暗記が大の苦手、かつ嫌いであるため、初めはその長さに抵抗感がありました。

しかし、文章の長さは、行間がその分少ないということを表しています。換言すれば、短い論証は、長い論証と違うことを論じているわけではなく、その行間を削除したものであるということができます。そして、長い論証でも、短い論証でも、文言を含めてそのまま暗記すべき箇所が判例の規範など限定的であることに変わりはありませんし、理解をしていなければ本番で誤用してしまうことも共通です。

そうだとすれば、暗記が苦手である私のような人間にとっても、長い論証を用いて学習するのが良策の1つであるということができます。すなわち、判例の規範等のみを暗記すると決め、それ以外の文章は理解をすることに努めながら、本番にそれを自分の言葉でパラフレーズしながら展開できるように学習を進めていくことで、暗記に割くリソースを最小化することができます。この方法は、「理解」を重視するため、行間の省かれた論証でこれを実行するのは困難です。

アガルートの論証は、その行間が埋められたものであることから、論点の理解を深めてくれるものであり、結果として暗記すべき範囲を絞り込んでくれるものでした。また、重要問題習得講座と論証集を往復して使うことで、具体的な用い方を同時に学ぶことができ、さらに理解を深めることができました。

上記の経験から、特に暗記が苦手という方にほど、オススメしたいと考えています。

【特別対策】国際公法4講座パック

「選択科目に使える時間がほとんどない」という消極的な理由から、出題される範囲がある程度決まっており短期間での対策が可能と聞いた国際公法を選択しました。しかし、国際公法は受験生の少なさからか、予備校の講座や書籍がかなり少なく、基本書などで独学をしている受験生も多いと聞きます。

本講座は、管見の限り、国際公法をその過去問まで含めてもっとも網羅的に扱った講座です。

特に重宝したのは、過去問講座です。国際公法は出題趣旨の内容がとても充実していますが、基本7科目と毛色が大きく異なることから、ある程度7科目の学習が進んだ段階でも、出題趣旨を読むのみでは書くべき答案をイメージしづらいという難点があります。その点、アガルートの過去問講座は、平成18年から最新年度までの全ての過去問の模範答案を掲載しており、出題趣旨と対照しながらそれを学習することで、知識をどのように答案に反映するのがよいかを学ぶことができます。また(アガルートの論文講座全般に言えることであると思いますが)答案が論理的にクリアに書かれており、学習者に誤読や誤った理解が生じる可能性が低いと思います。本講座の答案もそれに漏れることはなく、全くの国際公法初学者だった私にとって大変有用でした。

結果として、選択科目は、本番まで50時間程度しか勉強できませんでしたが、限られた時間を過去問講座に注ぎ込んだことで、A評価を取ることができました。

司法試験・予備試験の合格を
目指している方へ

  • 司法試験・予備試験・法科大学院試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院試験講座を
無料体験してみませんか?

約13.5時間分の動画講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!司法試験・予備試験・法科大学院入試対策の フルカラーテキスト

合格者の勉強法が満載の 合格体験記!

司法試験・予備試験・法科大学院入試試験の全てがわかる!
司法試験/予備試験/法科大学院試験ガイドブック

合格の近道! 司法試験のテクニック動画

『総合講義 民法テキスト』まるごと1冊プレゼント(※なくなり次第終了)

割引クーポンsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの司法試験・予備試験・法科大学院講座はこちら▼

令和7年司法試験合格者1581名うち有料受講生618名!占有率39.1%

追加購入不要!これだけで合格できるカリキュラム

充実のサポート体制だから安心

予備試験合格で全額返金あり!!

会員20万人突破記念!
全商品5%OFF!

▶司法試験・予備試験・法科大学院の講座を見る