自己紹介

名前：A.Uさん
受験資格：法科大学院卒業

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 重要問題習得講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

法科大学院の入試の準備をするにあたり、民法の演習書が欲しいと思っていたところ、合格者の知人からアガルートの重要問題習得講座が良いと勧められたのが受講のきっかけであった。

民法は範囲が広いため、市販の演習書だと分量が多くなりがちな点が悩みどころであった。この点、実際にアガルートを利用している友人にテキストを見せてもらったところ、重要問題集はコンパクトであり、この分量であれば演習書を周回するにあたっても負担が大きくないと考えた。司法試験合格までに重要問題集を２０回ほど繰り返し解いたが、このように何回も周回することが可能だったのは、重要問題集のコンパクトさゆえだと感じている。

また、旧司法試験の過去問のみならず、ロースクールの過去問やオリジナル問題も掲載されており重要問題集一冊で民法の全範囲を網羅できる点も使い勝手が良いと感じた。

さらに、受験生の中でアガルートの受講生も多いことから、メインの演習書として利用するにあたって安心感があったことも受講の決め手となった。

合格体験記

重要問題集に掲載されている短文事例問題の演習をした後、司法試験の過去問に取り組んだ。短文事例問題は２０回ほど繰り返し、司法試験の過去問は３周ほど繰り返した。

短文事例問題を繰り返し解く過程で、基本的な法律知識、答案の書き方等を身に付けた。短文事例問題を解く過程で分からないことがあれば、その都度基本書等を読み、疑問を解消するよう努めた。ただ、学習が進んでいない段階では、悩みすぎて時間が無駄に過ぎて行ってしまうことが多かったので、ある程度調べても分からなければ、疑問点を付箋で貼り、次に進むように心掛けていた。重要問題集をフルで起案したのは初めの１周のみで、その後は答案構成のみにとどめ、周回のスピードを重視した。答案構成は紙に書き出すこともあれば、頭の中で終わらせることもあった。

短文事例問題が一通り解けるようになった後は、司法試験の過去問に取り組んだ。時間の関係上、起案したのは約３分の２で、残りは答案構成にとどめた。過去問演習では、出題趣旨・採点実感の確認に重きを置いた。起案又は答案構成をした後に出題趣旨を確認し、「一応の水準」を取るためにはどこまで記載が必要かを考えた上で、採点実感を読むようにしていた。この過程で、合格ラインに到達するために絶対書かなければならないこと、不良答案にならないために書いてはいけないことが徐々に判断できるようになった。起案した答案はなるべく他の人に見てもらうようにしていた。自分では気付きにくい書き方の癖などがあるので、論文の書き方が定まっていないうちは他の人に見てもらうのが良いと感じた。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

重要問題習得講座（民法のみ）

重要問題集は網羅性が高く、ロースクール入試から司法試験対策まで重宝した。ロースクール入試の際には、基本論点の書き方を学ぶために使用し、ロースクール入学後は半日ほどで民法の全範囲を復習したい時に利用していた。

民法の演習書は分量が多いものが多いので、重要問題集ほどコンパクトにまとまっている演習書は貴重だと感じた。