自己紹介

名前：児玉 桃さん
受験資格：法科大学院卒業
総合順位：80位

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 予備試験1年合格カリキュラム
• 重要問題習得講座
• 論証集の「使い方」
• 選択科目 4講座パック

アガルートアカデミーを選んだ理由

1年合格カリキュラムライトがそのときの割引で50万円程で受講できるとのことで、これならなんとか貯金から出せそうということで選びました。1年合格カリキュラムは、論証集、重要問題習得講座、短答問題集が入っており、自分に必要な講座が全て入っていました。

100万円はやはりバイトのみの学生の出費としては出せませんし、安くても実績がないと不安です。アガルートは実績があり、司法試験合格を目指す友人も多くアガルートを受講しており、安心感がありました。

私は学部は法学ではなく、全くの純粋未修だったため、独学で予備試験/司法試験に合格した方のブログを読み漁りました。そこでアガルートの重要問題習得講座が非常におすすめであるとのことだったので、受講を決めました。大学卒業後に未修で法科大学院に入学したのですが、学校の期末テスト対策には論証集と重要問題習得講座が絶対に必要だと感じました。基本書だけでは問題は解けるようになりません。そこで、司法試験合格に必要な教材が全て含まれており、単体で買うよりも合計金額が安かった１年合格カリキュラムライトを受講しました。

合格体験記

終わってみて感じるのは、「重要問題習得講座」（重問）、「論証集の使い方」（論証集）、司法試験論文過去問解析講座（過去問）、短答過去問解析講座（短答）が重要であり、逆に、これらで必要十分です。

短答は短答知識は細かいというのはありますが、過去問を解いていれば大体解けるようになります。４周しました。

論証集、論証を侮る風潮もありますが、私は法学部出身ではなく、純粋な未修でしたから、まずは呪文のように論証を暗記することが必要でした。貼り付ければやはりある程度の点数は取れますから、右も左もわからない人は、勉強方法に迷う時間ももったいないのでまずは暗記すれば一定程度の点数が取れるようになります。私は暗記→理解の順でしか勉強できないので、論証を覚えることが合っていました。

重問は、問題を読んだときにすぐにどの論点かを気付くための反復練習教材として大変良かったです。大体の必要な論点が網羅されています。司法試験までに６周しました。

過去問は１周しかできませんでしたが、やはり司法試験の問題レベルが非常に高いので、慣れておく必要があります。また、似た問題が出ることもあります。できれば２周以上する方が良いとは思いますが、最低限は１周（私は答案作成は最新５年分のみ、それより前は答案構成のみしました）するのが良いと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

【基本7科目】重要問題習得講座

問題を読んだときにすぐにどの論点かを気付くための反復練習教材として大変良かったです。大体の必要な論点が網羅されています。司法試験までに６周しました。これ以外の問題集の情報もありますが、必要ありません（もちろん、時間に余裕があるのであればほかの教材に手を出すのも選択肢ではありますが）。

司法試験 論文過去問解析講座

法務省が出題趣旨と採点実感を出していますが、初学者には難解で、出題趣旨と採点実感を読んで理解することすら難しかったです。そこで、解析講座の動画を倍速で聞いて大体理解した上で、出題趣旨・採点実感を読むようにしました。２年分ほどかそれをしたら、動画を先に聞かなくても出題趣旨・採点実感の言っていることがなんとか理解できるようになりました。そこからは時間短縮のために、動画は聞かずにアガルートの解説・出題趣旨・採点実感を読むようにしました。

【基本7科目】論証集の「使い方」

非常に良い論証集だと思います。本番当日も何度もこの論証集の論証を思い出して書きました。足りないと感じる論証は自分で書き込めば良いと思いますし、足りない論証もほぼありません。

試験当日も持ち込み、直前まで論証を眺めていました。

【特別対策】倒産法 4講座パック

選択科目の受講も必須です。倒産法は過去問、論証集のみを何度も回して、条文を大切にすれば倒産法が得意になります。

講師の先生のご説明が非常に分かりやすかったです。倒産法の重要問題習得講座も受けてより倒産法を得意にしたい方は４講座パックだと少し物足りないかもしれません。