自己紹介

名前：小林 弘幸さん
合格した法科大学院名：東北大学（既修）

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 重要問題習得講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

自分がアガルートを受講したのは重問講座でアウトプットを強化するためです。その存在を知ったのは司法試験合格者の方々のブログでした。多くの合格者の方が重問講座の司法試験への効果を実感しているようでした。初期段階の学習では資格スクエアを利用していましたが、いざ本番の試験で未知の問題に出会うと回答に時間がかかりすぎて途中答案になったり、そもそも書くことが思い浮かばずに回答の分量がかなり少なくなったりとうまくいかず、1年浪人することになりました。失敗の原因としてアウトプット学習の不足があると考え、２年目の受験に向けてアウトプット教材として定評のあるアガルートの重問講座に申し込みました。

実際に受講してみるとはじめは全く歯が立ちませんでしたが、何度も周回していく中で問題文を見て回答の枠組みが見えるようになっていきました。答案や解説の質が高いのはもちろんですが、論点の網羅性が高いので周回するたびに力がついていくのを実感できます。

このおかげで、２年目の院試は１年目とは段違いに自信をもって試験に臨むことができました。本番では自分の勘違いで大問を丸ごと落としてしまったり、時間配分をミスして途中答案になってしまった科目があったりして授業料免除には届きませんでしたが、それでも約３・５倍の倍率の試験に通過することができました。重問講座で論述の力が底上げされていなければ今年の合格はなかったと思っています。

合格体験記

勉強を始めたのは学部3年時の年末年始からでした。自分は2年間休学していた上、休学前は法律家になるつもりは全く無かったため全くのゼロからのスタートでした。初期段階は、初学者に分かりやすいと評判の資格スクエアの高野先生（今は移籍されています）の講座を受講していました。4年次にはじめて大学院を受験しましたが倍率が10倍ととても高かったうえ、予備試験の過去問を解き始めたばかりで全く歯が立ちませんでした。大学を卒業して当然受かるだろうと臨んだ前期試験であと一歩のところで届かずにもう一年浪人することになってしまいました。

1年目はひたすら予備試験の過去問と論証を吐き出すだけの基本問題だけを解いていました。そのため未知の問題に出会った時の対応力が不足していました。そのせいで時間が足りなくなったり、回答の枠組みがあやふやになってしまったりしていました。

そこで、合格者のブログやSNSでアウトプット教材として定評のあったアガルートの重問講座を受講することにしました。自分は未知の問題にあったときに素早く答案の枠組みを想起する力を鍛えたかったので答案構成だけにとどめてとにかく周回して使っています。最初はわからない問題が大半だと思いますが解説の後についている答案構成を見ながら問題文を読み直して、次回その構成を想起するには問題文のどの部分に着目すべきかを考えてメモしていくのがいいと思います。自分は合格した2年目の院試までに5周前後は周回していたと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

【基本7科目】重要問題習得講座

自分の場合は答案の枠組みを素早く想起するという点が弱点だったため、問題文を読んで10分以内に答案構成する事をひたすら繰り返しました。重問講座は無駄のない教材とはいっても全教科合わせれば約450問あるので制限時間を決めてだらだらと考えすぎないようにするのが重要だと思います。

1周目は解法の浮かばない問題が多いと思うので答案例の前にある答案構成と問題文を照らし合わせて、どうしたらこの問題を見た時にこの構成を思いつくことができるのか考えて付箋にメモしてどんどん進めていくのがおすすめです。周回するたびにめきめきと構成の精度が上がっていくのが楽しいです。