自己紹介

名前:D.Eさん
年代:30代
属性:社会人

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

アガルートアカデミーを選んだ理由

最初の2年間は基本書や市販の教材を使って独学で勉強をしておりましたが、二度の論文試験落ちを通じて、インプットとアウトプットを見直した方が良いという結論に至り、予備校の教材を使用することを検討致しました。

様々なブログやSNSを利用して情報収集を行ったところ、数ある予備校教材の中でも、アガルートはインプットでは総合講義100、アウトプットでは重要問題習得講座というコンパクトかつ必要十分な知識を得ることができる講座を出しており、受験生や合格者から圧倒的な評価を得ていたことから、これらの教材なら他の受験生よりアドバンテージを得られるし、最低限差をつけられることは絶対にないだろうという確信を得られたことからアガルートを頼ろうと決めました。
また、アガルート独自のサービスとしてマネージメントオプションという論文添削をプロの講師にしてもらえる個別指導を行なっており、実戦的なアウトプットの機会を確保したかった自分にとって非常に魅力を感じたため、アガルートを選びました。

合格体験記

私は社会人受験生で3回目の挑戦で合格を掴むことが出来ました。
それまではいずれも論文式試験で不合格となり、1回目の論文成績から2回目の成績で大した成長を感じることが出来ず、このままではいつまで経っても合格に近づけないという思いからアガルートのマネージメントオプションを利用することを決めました。
総合講義100や重要問題習得講座を通じてインプットとアウトプットの両面から勉強方法を見直し、マネージメントオプションで週に一度プロの講師から直接論文の書き方などのノウハウを教えてもらうことができ、如何に今まで誤った勉強方法を行なっていたかを痛感しました。

今思えば、自分のような完全初学者で、大した勉強時間も取れない社会人は独学という道を取らず、最初から予備校を利用して効率を追求していれば、もう少し違った結果もあったのではないかと思います。
予備試験は一握りの天才を除き、盤石なインプットとアウトプットを正しいやり方で行っていかなければ受かることができない試験だと思っておりますが、裏を返せばこれらの点さえ押さえていれば合格することは決して難しくない試験だと思います。
マネージメントオプションで得られた知識・経験を活かして司法試験は一発で合格できるように頑張ります。この度は本当にお世話になりました。

アガルートアカデミーの講座について

総合講義100

総合講義300を、中上級者用にさらにコンパクトに凝縮した、言わずと知れたアガルートの看板講座の一つ。
この講座の良さは、名前の通り必要十分な知識を100時間で総ざらい出来るところにあります。
私は、当講座を最初の一周目から1.5倍速で受講していました。主な使い方はシンプルで、工藤先生の講義の中で重要と思った箇所を余白にメモをしながら、最初から最後まで聞いておりました(先生がここは聞かなくてよいと言った箇所や重要度は低いと言った箇所は思い切って飛ばして時間の捻出に充てました)。合計では2周しかしませんでしたが、苦手な箇所や演習を通じて理解不足が露呈した箇所は該当の部分だけ聞き直すといったことは都度行っておりました。
他の講座にも言えることですが、アガルートの講座は全部音声のダウンロードが可能ですので、通勤の歩いている時間、電車に乗っている時間などにも利用し易く、社会人にとってはありがたかったです。

重要問題習得講座

総合講義と並ぶアガルートのアウトプット面での看板講座です。
旧司法試験や法科大学院の入試問題、重要判例を問題化したものが掲載されており、当講座でほとんど全ての重要論点を問題形式で学ぶことが出来ます。また、全ての答案を判例に準拠して、工藤先生自身が作成しておりますので、クオリティに疑う余地はなく、安心して潰すことに取組める講座です。
私の当講座の利用方法は、基本的には問題を見て、答案構成を行い、答えを見るという作業の繰り返しでした。その中でも、論点を拾えているか、論点に至るまでの思考過程に誤りはないか、全要件を検討しているか(個人的にはここが一番重要です)、趣旨や原則にしっかり触れられているかという点に注意して取り組んでおりました。
周回していく中で、もうバッチリという問題はスキップして、苦手な問題にドンドン絞って演習を繰り返しておりました。

論証の使い方

総合講義や重要問題習得講座と恐ろしくシナジーの高い講座です。
左記2講座で扱われている論点+αに対する論証が掲載されております。私の当講座の利用方法は、まず、工藤先生が講義の中で話された内容で紙面に書かれていない情報を全て余白にメモしました。その後は、論証を繰り返し回し、趣旨や原則、規範部分の色分けを行ったり、試験で使うようにリバイズを行ったりしていました。
前者の作業は、趣旨から規範、原則・不都合・修正という作法がを視覚的に分かりやすくする目的で行っておりました。
後者の作業は、当講座の論証は正確性を担保する点や学習効果を高める点から判例の文言をほとんど過不足なく記載しており、非常に長くなっているため、実用的でないものが幾つかあったことから、それらを予備試験の一科目70分という短い時間の中ですぐに使えるようにするために行っておりました。理解のためには修正前の論証を通読、暗記のためには修正した論証を高速周回という使い分けを行っておりました。
コンパクトなサイズで持ち運びにとても便利で、余白も多いため書き込みに困ることはなかったので、内容面だけでなく、形式面でも非常に実用性の高い講座でした。

【マネージメントオプション】

アガルートの強み一つである個別指導です。
週に一度事前に指定された課題を解いて提出することで、講師から添削してもらい、60分の授業の中でフィールドバックを行なってもらうことが出来ます。 上記でも触れましたが、私は論文試験に二度落ちており、その原因はアウトプット不足にあることは明白でした。
色々と理由をつけて書くことから逃げていた自分にとって週に一度強制的に論文を書く機会を作ることができ、更に書いた論文をプロの講師や合格者に添削してもらい、時間の使い方や論文の書き方、他の受講生や過去の受講生と比べて出来はどうか等、優しいものから厳しいものまで様々なアドバイスを頂くことができ非常に有意義で、最も合格に貢献したと考えております。普段から時間内に書くことを意識して練習していたおかげで、本番では途中答案を出すこともなく終えられ、アウトプットの重要性を改めて感じることが出来ました。