未来の法律家を育てる場所、それが法科大学院(ロースクール)です。

司法試験は予備試験に合格するか法科大学院(ロースクール)に入学し受験資格を得ることによって受験することができます。

そんなロースクールの中でも、「法科の中央」として名高い中央大学法科大学院(以下、中央ロー)の受験を検討されている方々に向けて、中央ローの基本情報・入試情報をまとめています。

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中央大学法科大学院(ロースクール)の基本情報・特徴

所在地

中央大学の法学部は八王子の多摩キャンパスにありますが、ロースクールは市谷キャンパス(東京都新宿区市谷本村町42-8)に位置しています。

施設・設備

市谷キャンパスでは学びやすい学修環境が整えられています。

ゼミ室・小教室、模擬法廷、自習室・ロッカーなどが設置されています。

また、自習室・ロッカーは長時間利用することが可能なため、試験前など自習室に籠って集中して勉強することができるでしょう。

手厚い学修フォロー体制

中央ローでは、以下のような充実した学修フォローシステムを導入しています。

(1)クラス・アドバイザー制度

未修1年次の法律基本科目の授業では、40人程度を標準とするクラス毎に2名の専任教員を配置し、学修全般についてのアドバイスや相談に応じています。

(2)クラス・ミーティング

定期的にクラス毎にクラス・ミーティングを開催し、学生同士、学生・教員間の意見交換が行われています。

(3)実務講師による支援

中央ローでは、若手弁護士が学修相談や自主ゼミでの活動の助言にあたるチューター役を務めています。

学費

学費に関して、具体的には以下の通りです。

入学金 300,000円
在学料 1,000,000円
施設設備費等 300,000円
合計 1,600,000円

※参考:学費・奨学

充実した奨学金制度

中央ローは充実した奨学金制度を用意しています。

なかでも、以下の通り、入学者選抜の成績によって給付される奨学金の対象人数が比較的多く、誰にでも給付されるチャンスがあります。

・第一種特別給付奨学金(学費全額免除)20名を上限とする
・第二種特別給付奨学金(学費半額免除)150名を上限とする

既修・未修合わせて募集人数が200名なので、70%程度の受験者が上記2種類の奨学金を給付されることになります。

司法試験合格実績

【令和5年度司法試験】
・受験者数:229名
・合格者:90名
・合格率:39.3%
※参考:司法試験の結果について

中央大学法科大学院の令和5年度司法試験は、受験者数229名、合格者90名、合格率39.3%という結果でした。

中央大学法科大学院の入試情報

募集人数

既修 5年一貫型選抜45名
既修 開放型選抜45名
既修 一般法曹枠
(地域法曹枠・国際法曹枠・女性法曹枠)
60名
未修 一般法曹枠
(地域法曹枠・国際法曹枠・女性法曹枠)
40名
未修 法曹ポテンシャル入試10名

※地域法曹枠・女性法曹枠はそれぞれ、既修で4名、未修で5名募集。国際法曹枠は既修で2名、未修で5名募集。

既修者コースと未修者コースの併願は可能です。

※参考:入学者選抜の概要

入試倍率

中央大学法科大学院の2023年度入試は全体で受験者数1,088人、合格者数が506人となっており、実質倍率は2.15倍でした。

2022年度の倍率は2.23倍で、倍率で見た難易度は、全35法科大学院中22番目となっていましたが、2023年度は少し倍率が落ちる結果となりました。

中央大学法科大学院の入試難易度は中程度だと言えるでしょう。

関連コラム:法科大学院(ロースクール)入試の難易度を倍率と合格率から分析!

募集人数受験者数合格者数倍率
2023既修1508444361.94倍
2023未修50244703.49倍
2022既修1507813931.99倍
2022未修50260743.51倍
2021既修1506153052.02倍
2021未修50202832.43倍
2020既修1506683531.89倍
2020未修50186553.38倍

※参考:入学者選抜データ

未修者コース

未修者コースの試験は小論文です。

小論文筆答試験 10:30~12:30(120分)

問題文を読んで論述する一般的な小論文の問題が、毎年出題されています。

小問が2つに分かれていて、第1問が要約問題、第2問が私見を述べる問題です。

具体的な字数指定はありませんが、第1問の論述は15行~20行以内との指定があることが多くなっています。

既修者コース

既修者コースは憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の6科目入試です。

試験時間は以下の通りです。

論述式試験① 10:30〜13:00(150分) 憲法・民法・刑法
論述式試験② 14:30〜16:30(120分) 民事訴訟法・刑事訴訟法・商法

3科目同時に試験を実施するため、時間配分が重要になります。

また、中央ローの入試に特徴的なのは、刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法に30行以内との制限があることです。

ゆえに、この4科目については、相当コンパクトに論述することが求められます。
過去問演習による事前の対策が必要不可欠と言えるでしょう。

しかし、仮に訴訟法の成績が基準点に満たなくても、基本4科目が基準点に達していれば、後日訴訟法の再試験を受験することで合格することが可能という救済措置も用意されています。

解説動画

2020年度入試から、中央ローはyoutube公式チャンネルで過去問の解説動画を配信しています。

解説動画では、実際に中央ローで教鞭を執っている教授の解説を視聴することが可能です。

こちらのリンクから過去問掲載ページ・解説動画リンクにアクセスすることができます。

※関連コラム:中央大学法科大学院(ロースクール)入試過去問の出題傾向と対策

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