法科大学院(ロースクール)の2026年司法試験合格率ランキング1位は京都大学法科大学院(約58%)、合格者数1位は早稲田大法科大学院(150名)です。

本コラムでは、法科大学院(ロースクール)の合格率・合格者数をランキング形式で解説します。

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【2026年】法科大学院(ロースクール)の合格率・合格者数ランキング

法科大学院(ロースクール)をランキング化すると、合格率では京都大法科大学院や愛知大法科大学院、合格者数では早稲田大法科大学院や京都大学法科大学院が上位となっています。

合格率ランキング

2026年 法科大学院(ロースクール)のおすすめランキング

司法試験の合格を目指すのであれば、司法試験の合格率が高い法科大学院を選ぶのがおすすめです。

法科大学院ごとに司法試験の合格率(令和7年度)を見てみると、慶應義塾大法科大学院・京都大学法科大学院・東京大法科大学院がランキング上位となっています。

ランキング法科大学院名合格率
1位京都大学法科大学院58.45%
2位愛知大法科大学院55.56%
3位慶應義塾大法科大学院50.00%
4位東京大法科大学院50.00%
5位一橋大法科大学院47.66%
6位早稲田大法科大学院46.15%
7位東北大法科大学院43.36%
8位神戸大法科大学院41.18%
9位中央大法科大学院40.53%
10位関西学院大法科大学院35.42%
11位北海道大法科大学院35.14%
12位同志社大法科大学院33.33%
13位九州大法科大学院30.95%
14位千葉大法科大学院29.63%
15位大阪大法科大学院28.57%
16位名古屋大法科大学院28.57%
17位専修大法科大学院25.93%
18位広島大法科大学院24.32%
19位金沢大法科大学院22.73%
20位福岡大法科大学院22.58%
21位日本大法科大学院20.19%
22位岡山大法科大学院19.57%
23位上智大法科大学院19.57%
24位東京都立大法科大学院19.57%
25位明治大法科大学院18.92%
26位筑波大法科大学院17.65%
27位関西大法科大学院17.19%
28位学習院大法科大学院16.67%
29位立命館大法科大学院15.71%
30位創価大法科大学院15.38%
31位甲南大法科大学院12.50%
32位琉球大法科大学院12.50%
33位大阪公立大法科大学院11.32%
34位南山大法科大学院10.53%
35位法政大法科大学院10.53%
36位駒澤大法科大学院6.67%

※参考:司法試験の結果について
※合格者数が0人の法科大学院については記載していません。

令和7年度の予備試験合格者の司法試験合格率が約9割程度なのに対し、法科大学院(ロースクール)の合格率は高くても6割弱にとどまります。

そして、ほとんどの法科大学院(ロースクール)は、合格率が3割以下です。

これらのことから、司法試験が超難関試験と呼ばれる所以がお分かりいただけるのではないでしょうか。

なぜこのような数値になってしまうのか、考えられる理由は以下の2つです。

①既修未修の区別をしていないから
②入試のレベルに大きな違いがあるから

まず、既修者と未修者ではスタートラインが大きく異なります。

当然ですが司法試験は既修者コース修了者の方が受かりやすいです。
事実、既修のみに限ると、法科大学院(ロースクール)全体における平均合格率は42.8%と上昇します。

したがって既修者の方はそこまで悲観する必要はありません。

次に、合格率40~60%を誇るいわゆる上位法科大学院(ロースクール)は入試の難易度が高いため、そもそも入学者のレベルが高いということがいえます。

そして、このようなレベルの違いが合格率にも反映されています。

したがって、司法試験に確実に合格したいのならば、できるだけ合格率の高い法科大学院(ロースクール)を狙うことが重要です。

合格者数ランキング

法科大学院ごとに司法試験の合格者数(令和7年度)を見てみると、早稲田大法科大学院・京都大学法科大学院・慶應義塾大法科大学院がランキング上位となっています。

ランキング法科大学院名最終合格者数(人)
1位早稲田大法科大学院150人
2位京都大学法科大学院128人
3位慶應義塾大法科大学院118人
4位東京大法科大学院116人
5位中央大法科大学院77人
6位一橋大法科大学院61人
7位神戸大法科大学院56人
8位東北大法科大学院49人
9位大阪大法科大学院48人
10位同志社大法科大学院40人
11位名古屋大法科大学院32人
12位北海道大法科大学院26人
13位九州大法科大学院26人
14位立命館大法科大学院22人
15位日本大法科大学院21人
16位明治大法科大学院21人
17位東京都立大法科大学院18人
18位関西学院大法科大学院17人
19位千葉大法科大学院16人
20位筑波大法科大学院12人
21位関西大法科大学院11人
22位広島大法科大学院9人
23位岡山大法科大学院9人
24位上智大法科大学院9人
25位法政大法科大学院8人
26位専修大法科大学院7人
27位福岡大法科大学院7人
28位学習院大法科大学院7人
29位創価大法科大学院6人
30位大阪公立大法科大学院6人
31位愛知大法科大学院5人
32位金沢大法科大学院5人
33位琉球大法科大学院4人
34位甲南大法科大学院2人
35位南山大法科大学院2人
36位駒澤大法科大学院2人

※参考:司法試験の結果について
※合格者数が0人の法科大学院については記載していません。

法科大学院を選ぶ指標は、合格率だけではありません。受験者の母数が少ないとデータとしての信頼性が足りないため、「たくさんの合格者が出ているか」も重要な指標になります。

法科大学院(ロースクール)の上位校については、下記動画も参考にしてみてください。

法科大学院(ロースクール)の既修・未修による合格率の違い

法科大学院(ロースクール)出身者の未修・既修別の司法試験合格率は以下の通りです。

年度既修合格率未修合格率
令和6年42.8%16.7%
令和5年49.7%19.4%
令和4年47.7%21.4%
令和3年45.4%18.2%
令和2年43.7%17.6%
令和元年40.0%15.6%
平成30年33.2%15.5%
平成29年32.7%12.1%
平成28年30.7%11.6%
平成27年32.3%12.6%
法科大学院(ロースクール)の既修・未修による合格率の違い一覧

平成27年から令和6年の既修者の合格率がおおむね30%~50%前後で推移しているのに対して、未修者の合格率は10%代で推移しており、大きな差があることが分かります。

そもそも既修者は学部で法律を4年間学んでいるのに対し、未修者は他学部卒業者や社会人がほとんどなため、このように差が生まれるのは当然なのかもしれません。

とは言え、既修コースの合格率も法科大学院(ロースクール)によってまちまちです。

未修者コースでも、一部の上位法科大学院(ロースクール)は30%前後の合格率を毎年維持しています。

もちろん、合格率の高さだけですべてが決まるというわけではありませんが、それぞれの法科大学院(ロースクール)で合格率に大きく差があることは知っておくべきでしょう。

司法試験合格率・合格者数上位の法科大学院(ロースクール)おすすめ6校

ここでは司法試験合格率が特に高い6校として、京都大学・一橋大学・東京大学・慶應義塾大学・中央大学・早稲田大学の法科大学院を紹介します。

各校の合格率・特色・カリキュラムを比較し、自分に合うか参考にしてみてください。

京都大学法科大学院

合格率約60%という実績を持つ超一流法科大学院(ロースクール)です。

京都大学法科大学院は、多様性・開放性をポリシーとしており、多様なバックグラウンドを持つ受験生を広く受け入れています。

一橋大学法科大学院

東京大学法科大学院が毎年既修未修合わせて200名以上を募集するのに対し、一橋大学法科大学院は85名程度しか募集しません。

にもかかわらず、例年高い合格水準を誇っている、非常にレベルの高い法科大学院(ロースクール)です。つまり、少数精鋭でレベルの高い学問研究を行うことができます。

また、一橋大学法科大学院では、第一次選抜がTOEICのスコア評価なので、あらかじめハイスコアを取得しておく必要があります。

東京大学法科大学院

いわずと知れた超名門法科大学院(ロースクール)です。

第一線で活躍する実務家・研究者の下で最先端の学問研究をすることができます。

また、国際的なカリキュラムも充実しています。

慶応義塾大学法科大学院

合格率約50%を誇る唯一の私立大学の法科大学院(ロースクール)です。

司法試験合格という目的に特化した少人数の演習科目が充実している点が最大の魅力。
その教育の成果として、近年合格者数を着実に伸ばしています。

多様なコース展開や豊かな蔵書数も魅力です。

中央大学法科大学院

「法科の中央」と呼ばれるほど、法曹の養成に力をいれてきた伝統ある大学です。

そのため、法曹のOB・OGも数多くいます。

また、中央大学法科大学院の大きな特徴として、奨学金が充実していることがあげられます。
コストを抑えて質の高い学問研究を行うことが出来るでしょう。

早稲田大学法科大学院

早稲田大学法科大学院では、自習室を24時間利用できるのが大きな特徴です。

また、チューターやアカデミックアドバイザーなどの若手弁護士による学習サポート制度も充実しています。

法科大学院(ロースクール)の選び方!選ぶポイントは?

法科大学院(ロースクール)を選ぶポイントは以下のとおりです。

  • 司法試験の合格率・合格者数
  • 留年率・修了率
  • 学費や奨学金制度の有無
  • 立地
  • 学習サポートの充実度
  • 在籍教員・教授
  • カリキュラムとの相性
  • 難易度
  • 施設・設備の充実度

司法試験の合格率・合格者数

まず、チェックしたいのが、司法試験の合格率・合格者数です。

法科大学院(ロースクール)に入る目的は、「司法試験に合格すること」なので、司法試験合格率が高い学校を選ぶことをおすすめします。

司法試験合格率が高くなる要素としては、入学者のレベルがそもそも高いことや、法科大学院(ロースクール)での授業の質が高いことなどが挙げられます。

このような高レベルの環境に身を置くことによって、自然と合格への意識が高まり、司法試験受験時までに、合格レベルの知識及び答案作成能力を身に付けやすいといえます。

ただし、合格率が高くても、そもそもの受験者数が少ないということもありますので、受験者数と合格人数も併せて確認しておきましょう。

毎年安定した合格実績を出せている法科大学院(ロースクール)を選ぶと、上記のように、司法試験受験段階で、合格レベルまで達しやすいでしょう。

留年率・修了率

法科大学院(ロースクール)の留年率・修了率も確認することをおすすめします。
留年率・修了率は、法科大学院(ロースクール)によってかなりの幅があります。

留年率が高い学校は、進級のハードルが高い可能性があります。

せっかく入学できても、卒業までに時間がかかってしまうということになりかねませんので、注意しておきましょう。

学費や奨学金制度の有無

学費についても、事前に把握しておくといいでしょう。

国立の法科大学院(ロースクール)の場合、学費は一律で入学金が28万2000円、年間の授業料が80万4000円となっています。(既修者コースの場合は2年分、未修者コースの場合は3年分の学費を支払うことになります)

一方、私立の法科大学院(ロースクール)の場合、学費は学校によって違っていますので、私立の学校が気になっている方は特に注意が必要です。

また、奨学金制度や成績優秀者への学費免除制度を用意している学校も多いため、うまく活用することで、費用を抑えることができます。

上記を踏まえ、予算内におさめることができるか、確認してみましょう。

立地

法科大学院(ロースクール)に入学後は、2年~3年継続して通うことになりますので、学校のアクセスのよさも選ぶポイントになります。

自宅から、どれくらい時間がかかるのか、駅からの距離などを調べ、無理なく通い続けることができるのか、という観点から学校を選ぶことをおすすめします。

学習サポートの充実度

学習サポートの内容については、学校によって大きな違いがあるため、比較する上でのポイントとなってきます。

よくあるサポート例としては、以下のようなものがあります。

・補助スタッフや講師による日々の学習支援

・添削指導

・入学前基礎講義

・修了生との懇親会

・担任との定期面談

・期末試験勉強会

ご自身にとって、安心感や学習のやる気に繋がるようなサポートを行っている大学を選ぶといいでしょう。

在籍教員・教授

在籍教員の人数や専門についても、確認しておくと安心です。

自分の特に興味がある科目や学習を強化したい科目の講師がいるかどうかチェックしておきましょう。

また、実務家教員が多い学校だと、より実践的な内容を講義で取り入れてもらえる可能性が高いため、こちらもできればチェックしておきたいポイントといえるでしょう。

カリキュラムとの相性

カリキュラムは、各法科大学院(ロースクール)でかなり違っています。

司法試験突破に特化した学習を行っている学校もあれば、実務に繋がる内容を重んじたカリキュラムを用意した学校もあります。

講師によって、講義の内容は大きく変わってきますので、自分に合った内容を学習できるかどうか検討するために、カリキュラムの特徴を掴んでおくといいでしょう。

難易度

受験する法科大学院(ロースクール)を決定する上で、入試の難易度も把握しておきたいところです。

例えば、東京大学法科大学院は特に受験生のレベルが高くなっています。

私立では、慶應義塾大学法科大学院が他の大学院と比べて、やや難易度が高い印象があります。

ご自身の学習進捗に合った大学を選択できるよう、検討してみてください。

施設・設備の充実度

施設・設備の充実度も確認しておきましょう。

例えば、学校によっては、生徒一人ひとりに学習ブースが割り当てられているところもあります。
24時間使えて、いつでも自習ができるという学校もあります。

また、図書館の使いやすさや学食の充実度も学校によって大きく異なるポイントなので、気になる学校がある場合は、見学会などに参加して確認するのもいいでしょう。

まとめ

令和7年度司法試験合格率上位の法科大学院
  • 法科大学院(ロースクール)院選びで最も重要なポイントは、司法試験の合格率や合格者数
  • 高い合格率を誇る法科大学院(ロースクール)として、慶應義塾大学や京都大学が挙げられる
  • 学費、立地、学習サポートの充実度も選定基準として重要
  • 既修・未修による合格率の差があり、既修者の方が有利

法科大学院(ロースクール)の選び方は、司法試験の合格実績やカリキュラムの内容、学費など多方面から検討することが大切です。合格率の高い法科大学院(ロースクール)を選ぶことで、司法試験合格の可能性を高めることができます。

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この記事の監修者 谷山 政司 講師

谷山 政司 講師

2003年 中央大学法学部法律学科卒
2010年 中央大学法科大学院既修者コース修了
2011年 (新)司法試験合格
2014年 伊藤塾にて、予備試験ゼミ・司法試験ゼミ(倒産法)・特進ゼミ等を担当
2015年 司法修習修了(68期)
同年12月 弁護士登録、法律事務所ASCOPE所属
2016年 アガルート参画 個別指導事業立ち上げ
2017年 個別指導や「予備試験1年合格カリキュラム マネージメントオプション」から、予備試験1年合格者を多数輩出

谷山ゼミ受講者のうち、およそ70名ほどが予備試験に合格。谷山ゼミ出身者で、最終的な予備試験の合格率は7割を超える。
自身の受験経験だけでなく、答案の徹底的な分析やゼミ生への丁寧なカウンセリングの結果確立した論文作成ノウハウをもとに、アウトプットの仕方はもちろん、インプットの仕方までをも指導するスタイルは、ゼミ生の圧倒的支持を受けた。
また、期をまたいだゼミ生の交流会等を定期的に行うなど、実務に出た後のフォローも積極的に行っている。

谷山講師の紹介はこちら

ブログ:「谷山政司のブログ」
Twitter:@taniyan0924

 

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