受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

国税専門官

公務員をめざした理由・契機

元々民間企業の飲食産業で働いていた時の、サービス残業や給料の低さ、また社会的な価値観の低さから公務員に興味を持った。
民間にいた際は、忙しさから休憩もほとんどとることが出来ず、食事さえもままならない状況だった。また衛生上の問題を起こしてはならないということから仕事中にトイレに行ってはいけないという暗黙のルールのようなものも存在していた。また毎日のようにサービス残業が続いて帰宅時間は深夜二時過ぎになってしまうことも珍しくはなった。食事も休憩も睡眠も十分にとれず家族に心配をかけてしまったことが転職の大きなきっかけになった。
また、友人が県庁職員として働いていることもあり、友人の話からも公務員に興味をった

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講のきっかけは主に二つ。
一つ目は費用。様々な公務員講座の資料請求や専門学校に通うことも考えたが費用が高すぎて、アガルートを選んだ。
また二つ目の理由としては無料体験講座のわかりやすさだ。特に数的処理が苦手だったので、体験講座を見て納得して受講を決めた。

勉強の方針と進め方

計画的に進めることとメリハリをつけることを大切にして取り組んだ。
まずはいつまでに何の教科をどのくらいに終わらせたらよいのかを受験から逆算して取り組んだ。わかりやすく計画ノートを簡単に作ったことも効果的だった。次にメリハリについてだが、毎日何時間勉強するか決めて取り組んでもやはり飽きてしまうので、旅行に行ったり買い物に行ったりと勉強をしない日を作ってリラックスしたことで、効率的に受験勉強を進めることが出来た。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

こんなに勉強をしていたのに模試の結果が悪く、全国ランキングや偏差値、合格可能性を見て落ち込んだことが何度もあった。そんな時は、結果ばかり見てくよくよしても仕方がないので、思いっきり息抜きをして克服した。
好きなドラマや美味しいものを食べて気分がおちついたら、改めて自分の成績を見つめ直して、どんなところを間違ったのか、なぜ時間が間に合わなったのかなど、今回の失敗を次のテストに活かせるように心がけて丁寧に向き合った。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

基本的にテキストを見ながら受講するようにしていたが、非常に使いやすかった。
また苦手分野の教科だけは内容を復習するために何回か映像を見直したこともあった。またテキストも的確でわかりやすく、必要なことだけが端的にまとめられてあって勉強しやすかった。なので、アガルートテキストのほかに自分で購入したテキストなどはほとんどなかった。特に、受験直前で最新の事柄を多く盛り込んだ時事のテキストなどは本当にありがたいものだった。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

人物試験重視といわれる公務員試験の人物試験に対して、緊張していたが人物試験対策講座では丁寧に受験のながれ、一体面接官は我々受験生のどのようなところを見ているのかなど、なかなか通常では知ることの出来ない特別な情報が満載で、人物試験前は何度も見ていた。
また、人物試験対策講座は実際の人物試験よりもだいぶ前から公開されていたこともあり、早くから人物試験がどのようなものかイメージトレーニングをすることが出来た。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

何も予定のない日は、一日11時間ほど勉強していた。朝は早めに朝食を済ませて、8:30から12:30までの四時間、またお昼ご飯を食べた後は13:30から16:30までの三時間勉強して、その後はペットの散歩や夕飯を済ませて19:30から23:30まで勉強していた。
眠くなりやすい食後は授業映像を見ることを避けて、小論文の練習など手を使って眠くならないようにしたり、夜の静か時間は専門記述の暗記の時間に充てるなど工夫した。

直前期の過ごし方

直前期も今までと同じで勉強時間を変えず、また勉強のスケジュールも今まで通りに進めた。
しかし、ずっと家にいることで試験に落ちたらどうしよう、、、などと暗い気持ちになってしまうこともあるため、あえて身だしなみをしっかりと整えて家ではなく近所の図書館などに出向いて、環境が違うところで勉強するようにしていた。いろいろとネガティブなことを考えてしまいそうなときこそ、公務員になったら何をしようかと自分の明るい未来について考えるようにした。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は余計な情報を見ないように心かけた。様々な公務員試験関連のサイトで今年の予想倍率や予想合格点のボーダーラインの解説などが行われていた。
また、ツイッター等のSNSでは実際に受験した人が何点を獲得したかなどを記載している人も多く、そういったものを見るとつい自分の点数と比べていろいろと考えてしまうので、そのような信用できない情報を見ないようにスマートフォンの利用時間を制限したり、SNSの利用時間を短く設定するなどした。

教養試験を受験した時の手ごたえ

正直手ごたえはあまりなかった。緊張していたこともあり時間がギリギリになってしまたったことや、自分の手が止まっている間も周りから聞こえてくる鉛筆をせわしなく動かす音で、自分だけが取り残されたようだった。
家に帰って、ドキドキしながら答え合わせをしたあの時間の手の震えがいまだに忘れられない。
しかし、自分の想像以上に回答は合っていたので少しずつ手の震えが落ち着いて、今後の人物試験に備えなくてはという思いに変わった。

人物試験を受験した時の手ごたえ

最初は強面の面接官が三人いる圧迫感に押しつぶされそうなほど緊張していた。
しかし面接官が笑顔で緊張を解くように最初は雑談を交えながら、面接がスタートしたため面接中は緊張することなく落ち着いて、すべての質問に答えることが出来た。
しかし、あまりに和やかな雰囲気で面接が進んだため、受験生みんなにこのような優しい面接を行って、ふるいにかけているのかと思うと怖くなって、面接をやり切った満足感と同時に不安な気持ちでいっぱいになった。

合格・内定した時の気持ち

採用試験に行った際に、その場で内定のハンコを押してもらい、そのまま内定者説明会に行くように指示されたときは、嬉しいという気持ちよりも一瞬何が起きたのかわからなった。内定者説明会を聞いて、両親に内定をもらったことを話したときにやっと自分の中で内定した実感がわき、少し涙が出そうになった。
そのあと正式に内定通知書が届いて、それを見たときに安心感を覚えた。
また、親戚などにも合格の報告をしてみんなに祝ってもらったときが一番うれしかった。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

計画的な勉強スケジュールと強い意志。
計画的な勉強スケジュール調整をするために効果的だったのが、講師との定期程なカウンセリングだった。
何月くらいには何の教科を何ページまで終えておくとよいかといったアドバイスや、他の受験生と比べて自分の学習スピードはどのくらいかなどを的確に教えてもらえたことは非常に大きかった。
また、どんな時も絶対に合格して公務員になってやるという強い意志を持って最後まで突き進んだ精神力を大切だと感じた。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

公務員としてまず実現したいことは、安定した給与と身分保障で今までの民間企業で働いてきたときには期待できなかったワークライフバランスの実現であり、そのうえで自分は国税専門官として公正な税金の徴収に貢献したいと感じている。
ドラマなどのようにうまくいいくことばかりではないが、国税専門官として就職したあとも、日々日本の税金に関して学んで知識を習得して、納税者が納得して納税できる社会に貢献し、またそのように正しく納税している国民がいる中で、脱税などをはたらいている人をしっかりと見つけ出して活躍できるようにたくさん学んでいこうと考えている。
また、将来的には語学スキルを活かして国際的な取引にもかかわっていくつもりだ。