合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

大阪市役所

公務員をめざした理由・契機

様々な業務に携わることができる公務員については大学に入学した当初から関心があり、1回生の頃に実際に公務員試験に合格された先輩方の説明会に参加したりしていました。しかし、どの先輩方も毎日膨大な量の勉強を長期間続けていることを知り、あまり長期間の勉強を経験したことのない私には公務員は無理だと思っていました。そして大学3回生の前半頃までは、民間企業に就職することを考えており、説明会などに参加していました。
しかし民間企業では興味が引かれる仕事が見つからず、やはり公務員しかないと思いました。勉強量が多い公務員試験という当初のイメージでしたが、調べていくうちに人物重視になりつつあるという傾向を知り、やれるだけやってみようという思いから、公務員試験を受験しようと決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

他の講座と比較してみてみましたが、内定特典があるのは大きなポイントでした。また、オンラインで自分のペースで学習できることや、カウンセリングや模擬面接が何度も実施できることからも安心して受講できると思いました。

勉強の方針と進め方

長時間机と向き合うことが得意ではなかったので、1日の目標を無理のない程度に定めて適宜息抜きをしながら、毎日コツコツ勉強に取り組むようにしていました。
私はSPI試験の市役所を多く受験していたのですが、言語分野の暗記系はとにかく一秒ずつでもいいからすべての単語を毎日見るようにしていました。非言語分野では苦手な項目と得意な項目が問題を解くと顕著に表れていたので、苦手な項目を中心にしながらもできるだけすべての項目を毎日最低一問は解くようにしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

始めのうちは国家一般職の受験もしようと考えていましたが、勉強が間に合わず途中で挫折してしまいました。そこで、講師の方にカウンセリングしてもらい、中途半端な勉強で全部落ちてしまうくらいなら、潔く国家公務員は捨てて、市役所などに専念することに決意しました。
また、4月ごろからは公務員を目指す友達と一緒に勉強することで、お互いに支えあいながらモチベーション向上することができたので、後半戦はあまり挫折することはありませんでした。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

オンラインなのでいつでもどこでも視聴することができ、また倍速再生もあったのでとても便利でした。特に数的処理に時間をかけていましたが、講師の方の説明がとても分かりやすく、質問がいらないほど丁寧に講義してくださっていました。利用方法としてはまず授業を視聴し、実際に過去問を解いてみるという形で進めていきました。
そして一単元が終わるごとに確認のテストを自分で行うようにしていました。そうやって苦手分野を潰していくようにしました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

マナーから話し方までしっかりと基本を学ぶことができ、面接の根本的な不安を感じることはありませんでした。
模擬面接で指摘を受け、私が不安がっていると講師の方が「本番は楽しみなさい」と言っていただき、とても気持ちが軽くなったのを覚えています。利用方法としては、しっかりとした面接は初めてだったので、まずは面接の基本的な知識から学びたいと思い授業をすべて視聴しました。
その後自治体研究を自分なりに進め、想定問答を考えたうえで模擬面接を利用しました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

GWくらいまではアルバイトを週4ペースで入っていたため、ガッツリ勉強時間を確保することはできませんでしたが、その分休みの日はしっかりと時間を確保して短時間集中を1日に何回も繰り返すようにしていました。また、GW明けからは、アルバイトを減らしてもらい、また、時には息抜きもしましたが、友達と遊ぶ時間もご飯だけにするなど半日以内と決めてメリハリをつけていました。
基本的には毎日図書館を利用して友達と一緒に朝から夜まで適宜休憩しながら勉強していました。

直前期の過ごし方

公務員試験、特にSPIは時間との戦いなので、直前期は毎回時間を図ってペース配分を考えながら問題を解くようにしていました。
また、満点を取るのではなくてとれる問題を確実にとることが大事だと思ったので、何度やっても解けない問題は直前期なので潔く捨てるようにしていました。
本番が近づくにつれ緊張してしまうので、ほかにも併願しているし最悪全部落ちても来年受ければいいから絶望する必要はないと、あえて楽観的に考えて気持ちを和らげていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は意地でも体調を崩すことはできなかったので、体調管理、感染症対策を徹底していました。試験期間中は勉強しきれなかったところや苦手なところがあるなど不安要素は拭いきれませんでしたが、勉強は一朝一夕で成績を伸ばすことは困難なので、不安はあっても必ず早寝早起きを貫きました。
また、試験を受けた当日は頑張った自分にご褒美として気分転換に買い物に出かけたり、友達とご飯に行くなどしてその日だけは勉強のことを忘れるようにしていました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

国立大学法人の教養試験を受験しましたが、問題も回答も回収されたためあまり確信的な手ごたえはなかったです。しかし、自分のなかで力を入れて頑張った科目や、苦手意識をなくすことができた科目は自信をもって解くことができた問題もいくつかありました。
また、暗記系の科目のすべての範囲を網羅するのは物理的に不可能だったので、山を張って試験直前に見直しをした分野が出題されたときは、とてもうれしかったことを覚えています。

人物試験を受験した時の手ごたえ

慣れない場所や雰囲気で直前まではとても緊張していましたが、いざ本番になると話していくうちに緊張がほぐれていることを実感し、思っていたよりも楽しく会話するように面接を受けている自分にびっくりしました。面接官も穏やかな方ばかりで終始雰囲気の良い面接だったため、試験が終わった後は正直合格している自信がありました。
会話でもほとんど詰まることがなく、結論ファーストに答えることができていたので、手ごたえはとてもよかったです。

合格・内定した時の気持ち

一次の筆記試験の手ごたえは正直微妙だったので合格した時はとても安心しました。最終試験の合格発表は友達と一斉に閲覧し、飛び跳ねて喜んでいたことを覚えています。
そして今までの勉強や面接対策など大変だったことを思い出し、頑張ってきたことが報われてとても嬉しかったです。それと同時にようやく就職活動を終えることができて安心感もありました。家族や友達への報告でしばらくは忙しくなるぞと嬉しながらに思っていました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

筆記試験をパスしたからといって気を抜かずに、面接対策に取り組むようにしたことが決め手だったと思います。もちろん筆記試験の実力をつけていくことは重要でしたが、筆記からの解放感ゆえに面接対策がおろそかになってしまっていては人物重視になりつつある公務員試験をパスすることは難しかったと思います。
自治体研究、自分の人生の深堀を徹底し、友達と面接ごっこを繰り返し行っていたことで本番で焦らないで受け答えできたと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

市民の方がより快適に、安心して暮らすことのできる社会づくりに貢献したいです。
現在ICT活用推進が進められていますが海外に比べて日本のデジタル化は遅れているといわれています。コロナ禍により人と人との接触が減ってしまっているなか、人々の当たり前の意識や私生活は変わりつつあります。
そこで、行政としてはその変化に対応していくための取り組みを急ぐべきだと考えます。実際に区役所に訪れてみたときに、炎天下の中来られた市民の方が意外と待たされているという印象がありました。そこで、実際に役所に訪れなくとも待ち時間を確認できるシステムの構築や、その周知などに携わり、自分が少しでもICT活用推進をしていく後押しをしていけたらなと思います。

受験生に対するメッセージ

私からひとつアドバイスができることがあるとすれば、1人で勉強するのではなく、できるだけ友達と一緒に勉強や対策をすることを強くおすすめします。私は友達と一緒に勉強や面接対策に取り組んだことで、合格することができたといっても過言ではありません。苦手なところがあれば教えあうことができますし、合間におしゃべりをして息抜きをすることもできます。
そして何より、つらいことがあっても同じ公務員を目指す友達の存在がとても励みになります。お互いにモチベーション向上に努めたり、試験の情報や自治体の情報を共有できたりいいこと尽くしだと思います。
ぜひこれから公務員を目指そうと考えている方は、同じ志を持った友達を早めに見つけておくべきだと思います!