合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指そうと思ったきっかけ

私が公務員を目指そうと思ったのは、人の役に立ちたいと思ったことからです。

私は、弁護士になるために法科大学院に通っていましたが、夢を諦めて大学院を中退。

そもそも私が弁護士を目指していたのは、「誰かのためになりたい」「誰かをサポートしたい」という思いが根底にあります。

そんなときに興味を持ったのが公務員でした。

公務員のなかでも市民をサポートできる市役所職員は、自分の理想に近いカタチだ思ったんです。

自分の性格にも合っていると思い、公務員を目指すことにしました。

アガルートアカデミーを受講しようと思った理由

私がアガルートを選んだ理由は大きく2つあります。

1、講義内容や教材の質が高い

アガルートアカデミーをすすめてくれた友人曰く「アガルートを受講しておけば十分」とのことだったので安心感がありました。

2、自分のタイミングで受講できる

私は、大学院時代に奨学金制度を利用していたこともあり返済のため働かざるを得ない状況でした。

まとまった学習時間が取りづらく通学するのは現実的ではありません。

そのため、スキマ時間を有効活用でき自分のタイミングで勉強できる通信講座は、自分のライフスタイルに一番合っていたんです。

勉強の方針・進め方

小林講師のアドバイス通り、まずは過去問や問題集を解くことからスタート。

わからなくても、知識ゼロの状態からどこまでやれるかを試しました。

これにより、いち早く問題に慣れるので今後の学習計画をスムーズに立てられるようになりました。

また、私は大学院進学時に「適性試験」、大学院では「法律学」を一通り勉強していたので、解いたことのない・不得意な科目から勉強を開始。

極端な話かもしれませんが、やりたくない・やる気が出ない日は問題を何問か解く程度でほとんど勉強しませんでした

その分、調子がいいときは集中的に学習。

また、スキマ時間はスマホにダウンロードした音声を試聴していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は、中学・高校・大学と文系だったので理数科目への苦手意識がありました。

しかし、公務員試験の種類や問題によっては、理数科目を理解していないと先に進めないものもあります。

苦手科目だけを続けていると気が滅入ってしまうので、合間に得意科目を入れながら学習

得意科目はスムーズに理解できる点が多いので、モチベーションアップにつながります。

科目を工夫することが気分転換になるので、苦手科目にも前向きに取り組めました。

受講した講座の良さ・学習方法

教養試験対策講座

教養試験対策講座の良さは、とにかくわかりやすいこと。

本講座だけで十分、合格水準にまで持っていけると思います。

特に教養試験において一番の山場となるのが、数的処理です。

数的処理に関しては、類型別に対策することができ問題集のボリュームも申し分ありませんでした。

主な学習方法は、自力で解けなかった問題はじっくり講義を聞くというものです。

専門記述対策講座

専門記述対策講座は、裁判所対策として使用しました。

シンプルでありながら、重要なポイントがきちんと押さえられています。

はじて法律学を学ぶ人でもスムーズに理解できる内容でした。

ある程度理解の進んだ人にとっては、広い範囲を効率よく復習できる素晴らしい講座だと思います。

人物試験対策講座

人物試験対策講座を受講しなかったら、何もわからず不安な状態のまま本番を迎えていたと思います。

本講座は典型的な質問の類型を教えてださるので、試験本番の心構えができました。

私を含めこれまで就職活動をしてこなかった人にとって、ノックやお辞儀といった面接で最低限気をつけるべきポイントも知れる貴重な機会だと思います。

学習時間の確保・1日の過ごし方

私は週5日フルタイムで働いていたので、勉強できるのは仕事が終わってから。

仕事がある日は帰宅後に1~2時間、それ以外の日は5〜6時間ほど過去問や問題集を中心に勉強していました。

やる気が起きず問題を解いて終わる日もありましたが、大切なのは「何も勉強しない日を作らない」ことです。

私のように働きながら勉強している人にとって、モチベーションが大きく影響します。

勉強に限らず、一度さぼってしまうとやらなくなるものです。

そのため、どんなに疲れていて眠くても1日最低でも数問は問題を解くようにしていました。

直前期の過ごし方

筆記試験

筆記試験の1週間前は、基本問題と知識系問題に集中して復習しました。

教養試験は、数的処理や〇〇科学系の科目など試験範囲が膨大です。

すべてを復習するには時間が限られているので、数的処理系科目はベースになる基本問題や公式の覚え直しを重点的に復習。

〇〇科学系の科目は、とっつきやすい科目に集中して知識の再インプットを行いました。

面接試験

面接試験直前は、作っておいたまとめノートを反復して頭に入れることだけに集中しました。

まとめノートの目次は、「市の基本情報「提出したES」「提出したESに関連する想定質問とその回答例」という具合です。

自然体で、面接官の質問にハキハキと答えることを意識しました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験日から面接試験日までは、筆記でつまずいた類型の問題をメモ。

該当分野の講座を復習して苦手意識を克服することに注力しました。

「筆記が通っていたら無駄になる」と思う人もいるかもしれませんが、自分以外の受験生も同じようにできていたら落ちる可能性は十分あります。

問題を解ける・解けないかではなく、まわりりの受験生よりもできていることが重要だと思うんです。

自分では手応えがあっても、実際は僅差で落ちているケースもないとは言い切れません。

慢心することなく、日々の勉強を続けました。

受験したときの手応え・合格・内定したときの気持ち

教養試験を受験したときの手応え

数的処理系科目に関しては、いつもより手応えと感じました。

○○科学系科目は、知識量が合否を左右するので出来不出来が科目によってバラつきがあった印象です。

しかし、自分がしっかりと狙いをつけて勉強した科目・分野においては、スムーズに回答できたのでそれなりに自信はありました。

人物試験を受験したときの手応え

人物試験思っていたりも点数が伸びませんでした。

面接試験では手応えはあまり当てにならないものと割り切って、日々の勉強を続けることが大切だと思います。

合格・内定したときの気持ち

私は、最終面接までは進むものの内定が取れないという状況が続いていました。

内定が決まった瞬間、「やっと終わった……」とホッとした気持ちが大きかったですね。

合格の決め手

合格の決め手は、日々の小さな努力の積み重ねだと思います。

試験範囲が膨大で苦手な分野も勉強しなければなりません。

仕事で疲れて勉強したくないときも、1日10分、1日1問でも良いので問題を解くことだけは続けていました。

日々の積み重ねは必ず結果に結びつくということを、公務員試験を通じて学んだ気がします。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私は、地域の人々がより快適で充実した暮らしを送れるよう、市役所職員としてできることから取り組んでいきたいと思います。

企画段階から企業の誘致や生涯学習に特化した機関の創設など、実現したいことを挙げたらキリがありません。

市役所職員として自分に何ができるか考え形にしていきたいと思います。

受験生へのメッセージ

公務員試験は長丁場です。試験期間が長いうえに範囲も広く、受験するところによっては面接試験が何度もあります。

とにかくモチベーションを維持することが大切だと思です。

心が折れそうになることもありましたが、そんなときは「なぜ公務員になりたいのか」初心に返るようにしていました。

公務員になって活躍している自分の姿をイメージすることが、モチベーションアップにつながります。