結論から言うと、働きながら行政書士試験に合格することは可能です。仕事との両立は「無理」と思われがちですが、ながら勉強&スキマ時間や通信講座の利用で効率的に学習を進めれば、忙しい社会人でも合格を手にできます。

この記事では、社会人が働きながら行政書士試験に合格するためのポイントや、仕事と勉強を両立させる具体的なメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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行政書士に働きながら合格は無理?

結論から言うと、働きながら行政書士試験に合格することは可能です。

実際、独学であっても働きながら合格した方は少なくありません。

一般財団法人 行政書士試験研究センターによると、令和7年度の行政書士試験の合格率は14.54%でした。行政書士試験の合格率は例年10%前後で推移しています。

この数字だけを見ると、働きながら合格できるのか、不安に思ってしまうかもしれません。

しかし、行政書士試験は年齢や経歴を問わず誰でも受験できるため、記念受験をする方も多いです。また、受験回数も問われないため、何度でもチャレンジすることができます。

また、合格者の年齢を見ても20~50代が93.5%を占めており、ほとんどの受験生が働く世代であることが伺えます。

以上の理由から、諦めずに挑戦する意欲があれば、働きながらでも合格することは可能です。

「会社員」が行政書士受験生最多

アガルートで行ったアンケートによると、行政書士講座の受講生で一番多かったのは「会社員」です。他にはさまざまな職業の方が、行政書士試験合格を目指しています。

働きながら行政書士を目指すメリット

働きながら行政書士試験対策をするメリットは以下のとおりです。

  • 収入を得ながらチャレンジできる
  • 家族や周囲の人からの理解が得られやすい
  • 転職の選択肢が増える

収入を得ながらチャレンジできる

行政書士試験の勉強をするために退職すると試験勉強中の収入が途絶えてしまいますが、働きながらの勉強であれば一定の収入を得られるため、金銭面での余裕が生まれるでしょう。

また、試験勉強を進めるにあたり、参考書や過去問題集、通信講座などを購入する必要が出てきます。金銭面の余裕があれば、生活の不安を抱えることなく勉強に集中することも可能です。

家族や周囲の人からの理解が得られやすい

働きながら行政書士試験を目指す場合、現在の仕事を維持していることで、将来への経済的な不安を最小限に抑えられ、家族や周囲からの理解を得やすくなります。

収入のある状態であれば、「失敗したらどうするの?」といった家族の不安も払拭しやすいでしょう。

転職の選択肢が増える

行政書士試験の勉強を通して得た法律の知識を活かすことで、転職の選択肢を広げることができます。

具体的には、行政書士事務所や弁護士事務所等の職員としての採用や、企業の法務部への転職も可能となるでしょう。

仕事をしながら資格勉強をして、合格後に条件のいい転職先を見つけるのもいいかもしれません。独立して行政書士事務所を開業する方も多く、転職以外の選択肢ができるのもメリットです。

働きながら行政書士を目指すデメリット

働きながら行政書士試験の合格を目指すデメリットは以下のとおりです。

  • 勉強時間の確保が難しい
  • 挫折しやすい

勉強時間の確保が難しい

働きながらの試験勉強は、専業受験生と比べて勉強時間の確保が難しいことが最大のデメリットです。

特に仕事の忙しい時期に勉強できない期間が長くなると、それだけ行政書士試験合格までの道のりが長くなり、覚えていた内容でも忘れてしまうことが増えてしまいます。

そのため、働きながら試験勉強を始める前にはある程度の覚悟が必要となってきます。

挫折しやすい

働きながらの受験は、仕事と勉強の両立による休息不足やプライベートの制限が続くため、精神的に追い込まれて挫折しやすい傾向にあります。

モチベーションを保つのは簡単なことではなく、「行政書士の資格を取ったらこうなりたい」といった明確な目標がないと途中で勉強の苦痛に耐えられなくなる可能性が高いでしょう。

働きながら行政書士試験合格を目指すポイント

働きながら行政書士試験に合格するポイントは以下のとおりです。

  • 1年間勉強する覚悟をしよう
  • 「ながら勉強」&「スキマ時間」を活用しよう
  • 通信講座の利用を検討しよう

1年間勉強する覚悟をしよう

社会人が働きながら合格するには、最低1年間は私生活を勉強に捧げる強い覚悟が必要です。

行政書士試験の合格に必要な勉強時間は800〜1,000時間といわれています。1日2~3時間勉強しても約1年かかる計算となるため、より短期間で合格するにはプライベートの時間を削らなくてはなりません。

「ながら勉強」&「スキマ時間」を活用しよう

勉強を続けていると、急な仕事や用事でまとまった時間が取れない日も出てきます。そのような日でも最低限の勉強時間を確保できるよう、何かをしながら勉強する「ながら勉強」を取り入れましょう。

たとえば歯磨きをしながら単語カードをめくったり、トイレに入りながら勉強できるように壁に条文を貼り付けたりするのもおすすめです。

また、通勤時間に動画の講義を受けるなど、スキマ時間に行政書士試験の勉強をすることも重要です。

通信講座の利用を検討しよう

働きながら行政書士試験合格を目指すなら、通信講座・予備校の利用がおすすめです。

通学タイプと違って予備校に通う時間を節約して勉強できるため、忙しい社会人の勉強にぴったりです。

また、行政書士試験のスペシャリストが講師として教えてくれるので、行政書士試験を独学で目指すよりも効率的に勉強を進められるでしょう。

先ほどご紹介した「スキマ時間」の活用も、通信講座であればしやすくなります。スマホなどを利用してわずかな時間も無駄にせず勉強ができるのでおすすめです。

合格ポイントを押さえるのと同時に、知らず知らずのうちに「やってはいけない勉強法」に陥っていないか確認することも大切です。こちらの動画では、社会人がやりがちなNG勉強法を5つ解説しています。

まとめ

今回は、社会人が働きながら行政書士試験を目指すことについて解説しました。

  • 社会人が働きながら行政書士試験に合格することは可能
  • 行政書士試験の受験者の大半は「社会人」が占めている
  • 時間を確保しにくいため通信講座などを活用するのがおすすめ

行政書士試験は範囲が広く勉強量も多いため、働きながらの勉強は難しいと思われがちです。しかし、本記事で紹介したポイントを押さえ、限られた時間を上手に使えれば十分に合格を目指せます。

行政書士は法律の知識を活かして身近な人の役に立つことができる素晴らしい職業なので、興味のある方はぜひ試験に挑戦してみてくださいね。

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