受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

結婚を機にいままでの自分のままでのいいのかと考えるようになり、もっと社会のため貢献できる仕事に就きたいと思ったときに、法律を扱う行政書士という資格を知り、いろいろ調べていく中で、外国人のビザ申請や相続など多岐にわたる業務を行う行政書士の仕事に魅力を感じ、目指したのがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

たまたまユーチューブで行政書士を調べたときに豊村先生がとても軽快にかつ、わかりやすくお話をされていて、ああこんな授業を聞いてみたかったんだと直感で感じたのと講義を聴きながら初めて法律の勉強が楽しいと思えたからです。

合格体験記・学習上の工夫

とにかく社会人のため時間がなかったので、回転数よりも質を意識しました。具体的にはまずは総合講義を早めに聞いて、そのあとは過去問演習に入ったのですが、一問ずつ条文をマークしてその後に見返すことを繰り返し行っていきました。そして一周目が終わったのと同時に他資格セレクションも開始して、過去問が一週目終わったくらいから解けなかったところだけを見直すというのを繰り返しました。

あとは後半の学習では時間があるときにスタートアップ判例講座や逐条ローラーなどの講義をみて条文に対する理解をしっかり深めるとともに判例も事案ごとの争点をイメージしながら学習をしていきました。実際は過去問も回転できたのは2周くらいでしたが、この2周は質を求めてじっくり確認をしてました。模試についても豊村先生がおすすめをしていたLECの模試パックを受けてその都度に今回は民法を完璧とか行政法を完璧になど目標をもってメルクマールをしっかりと立てて受けるように心がけました。

あとは仕事の休憩時間も1時間の中で10分で食事をして残り時間でテキストを見返したり、往復の電車のどちらかではかならず勉強をするなど隙間時間を有効活用して日々惰性で勉強をしないように意識をしていました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

もともと今回の上級カリキュラム前に速習カリキュラムをうけていたので、図表講座でいままでの勉強において忘却していた記憶喚起を行うことができました。

内容も非常にまとまっており、サイズもとてもコンパクトなので、試験会場へ持ち運びもしやすく、通勤中も音声データをダウンロードするとともに電車内でかさばることなく確認ができるところはとてもよかったです。

自分の場合は以前使用していた速習のテキストをメイン教本、図表は復習教本という形で勉強をしていたので、それぞれのテキストをうまく活用できたのではないかと思います。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

ある程度の学習が進んだ後に始めることで、判例の理解(何が争点となったか、条文の何が問題となったのかなど)が明確になりました。

豊村先生の講義もとても細かく、そしてわかりやすい言葉で説明をしてくださるので、難しいとっつきにくい判例についても難なく理解をすることができました。

個人的には講義というよりもなんだかテレビドラマを見ているようなストーリー仕立ての感じだったので、ドラマを見ている感覚に近く、いい意味であまり勉強というような感じはしませんでした。何度も見返すというものではなく、とにかくそれぞれの科目で重要な判例をもう一度復習するという位置づけで自分の場合は活用をしていました。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

図表講座が終わったタイミングですぐに過去問ベストセレクションに入りました。

とにかく問題を解くのも大事ですが、豊村先生がAWESOMEコンサルティングで口をすっぱく言っていた【条文】を引きまくりました。絶対に過去問ででた条文にはマーカーを入れて、その条文を何度も見返すことで条文に対するとっつきにくさもなくなってきました。

回数をこなすことも最初は目標としてましたが、とにかく社会人のため量より質を意識して取り組んでおりました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

過去問だけですと少し物足りなさを感じることもあり、他資格については過去問が一周回ったあとに着手しました。

他資格の問題だと行政書士の過去問と同じことを聞いていても、切り口が全然違うなどがあり、ああこういったひっかけを出してくることがあるのかと違う観点から問題に取り組むことができて、過去問と併用して行うことで自分の苦手分野の洗い出しにも効果的でした。

もちろん他資格の場合も条文はしっかりと引き、マークも入れるように心がけました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述式に対してはとにかく苦手意識が強くあったのですが、豊村先生がおっしゃっているJT、事案とテーマを想像して起案するようにしました。

最初はなかなかぱっと思いつかないこともありましたが、だいたい2周くらいである程度解けるようにはなったので、択一の問題を解けるようになればおのずと記述もできるようになっていた気がしました。

あとはよく問われやすい過失なのか無過失なのか、善意だけか善意無過失まで要求するのかなどのキーワードについてはとにかく暗記をするように心がけて、他の文章構成の肉付けはもはや日本語力でカバーするというのを意識して活用しておりました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

この講座については個人的には本当に役に立ちました。

条文を素読することはとにかく大変でつまらない作業なのですが、田島先生のこの講座は条文から逃げないというのを掲げており、まさしくその通りに条文をしっかり一つ一つ解説されていたので、苦手意識のあった条文理解がすっと自分の中に入ってきました。

時折ある雑談も今後の行政書士としてのイメージをもつきっかけを与えてくださったので、毎回雑談は聞くようにしておりました。

いままでの試験で不合格になった理由は条文にあるというのが自分の中で明らかになり、実際この条文学習のおかげで合格できたといっても過言ではないと思ってます。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

今まで文章理解は得意だったので、特に文章を読むことに対する苦手意識もなかったのですが、改めて社会人になってから文章としっかりと向きあう講座を受けて日本語に対する理解も深まりました。

テクニックだけに頼ることなく、文章をそれぞれ塊に分解して読んでいくことで、筆者が何を言いたいのか、何を表現しているのかが明白にわかるようになりました。

自分としては前述したとおり文章理解にはそこまで苦手意識がなかったので、一周聞くくらいで終えたような感じで、直前期ちょっと前くらいの総復習という感じで講義を聞いておりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験は時間がなかったので、しっかり時間を図って本試験と同じ状況で解くというよりも、こんな予想問題もあるよね、ここは手薄だったなという感じで総知識の復習のための読み物として使いました。

本来はしっかり時間を図って解いたほうがいいのでしょうが、LECの模試をうけていて時間配分などは問題がなく、とにかく自分の中の各分野で知識が足りなかったのが問題だと弱点がわかっていたので、模試は肢別の問題のようにさらっと解くようにしてわからなかった個所をテキストに戻って復習するという感じで行っておりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

いままでほかの通信講座を受講しましたが、特に法律を楽しいとあまり感じずに勉強だからという意識でやってましたが、アガルートの講義は面白く、かつとてもわかりやすい講義ばかりでした。

実際社会人のため時間がなく、不安になることもありましたが、AWESOMEコンサルティングのときに豊村先生が「大丈夫!」と言ってくれるだけで励みになりました。

実は模試も最初の一回は180点取れてたのですが、他は合格点に行かず、諦めそうになってました。ただ、そのときに試験一週間前の豊村先生のユーチューブの動画でまだ一週間ある!と言われたときに、諦めてたまるかと思えたことで今回合格できたと思っております。ありがとうございました。