受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

音楽とは別の、自身のこれからのライフプランとして、行政書士の資格を得てビジネスにチャレンジしたいと思ったことがきっかけで志しました。

音楽以外に幾つかの仕事を経験する中で、やはり自分は雇われの身ではなく、自分の力で切り開ける環境が必要だと感じ、開業に向いてるこの資格がベストマッチしていました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

これまで、某通信教材で4年、独学で2年頑張ってみましたが、特にこの3年間は何れも170点台で落としまして悔し涙の連続でした。

2022年度の試験を落とした際、勉強の方法や環境を劇的に変えないと、このまま終わってしまうと感じまして、サンプル講義やテキストを吟味したところ、まさに自分が必要とする講座内容だったので、アガルートさんにお世話になることにしました。

合格体験記・学習上の工夫

2023年の受験が、実に7回目という…他数年受験生の一人でした。

某通信教材や独学など…様々な方法でトライしてきましたが、特にこの3年間は、178点、170点、176点という…最後の一押しをする力がなく悔し涙の連続でした。

2022年度の試験を落とした際、勉強の方法や環境を変えていく必要があると感じ、予備校にシフトすることにしました。

既に6年勉強してきているので、初歩の段階からの講義というよりは、演習主体の講座がある予備校を探したところ、アガルートさんの上級カリキュラムがまさにストライクな講座内容でしたので、お世話になることにしました。

豊村先生の講義の中で、最も多く出てくるワードの1つが、条文を確認して!!かと思いますが、この条文知識の甘さが自分の弱点でもあったので、新調したミニマム六法をボロボロになるよう、まずは条文への意識を徹底させました。

あとは、行政書士試験の過去問は、正直やりつくした感があったので、論点が同じだが問われる角度が違うという…他資格過去問集をメインに取り組んでいきました。

特に、憲法、民法は、これまでに見たことのない問題にたくさん触れることで、過去に学習した論点への理解が深まっていくのを体感していました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座は、この講座を申し込んだ2023年2月からスタートしまして、1ヶ月で全ての講義を視聴し、テキストも全て確認しました。

講義動画は1回のみの視聴でしたが、テキストは演習の際にけっこうお世話になりました。

その図表まとめテキストは、とてもコンパクトにまとめられていて、しかし要点がしっかり押さえてあるので、ある程度の年数で学習を積んでいる人には、最適なテキストだと感じました。

自分が心掛けた使い方は、これまでの学習の中で、自分の弱点は大よそ把握していたので、本当に分からなかったところや、理解の浅い箇所、これまで気付かなかった箇所のみに、メモを書き込みました。

むやみに書き込んだりすると、自分にとって何が重要な確認ポイントなのか、ぼやけてしまうと思ったからです。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

START UP 判例の解説講座は、本は買わずに動画のみで使用しました。

もの凄い数の解説動画がありましたので、全部を視聴することは出来ませんでしたが、自分の中で必要なジャンルを絞り込んで使わせて頂きました。

まずは、憲法の判例解説でしょうか。

憲法に関しては、この判例知識が択一問題でも多肢選択式問題でも必要になると思うので、全ての動画を視聴しました。

特に、薬事法のあたりの判例は、単に結論だけでなく判旨の部分も大切かと思ったので、ここはしっかり理解するまで聴き込みました。

あとは、民法で言えば、無権代理人の責任⇒117条2項の解説は、とても印象的で、これのおかげで117条の条文・論点に関しては無敵になりました。

結果的に、2023年の試験には出ませんでしたが、出る・出ないではなく、単に条文を暗記せずに、完全に理解するという積み重ねが大切かなと感じます。

どの科目の判例も、最新判例や補講は、全てチェックしました。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

行政書士試験過去問に関しては、独学の2年間に、かなりやり込んでいたので、2周のみでした。

あくまで知識の抜けがないかの確認用としての位置づけです。

その中でも、もちろん苦手な分野はありますので、その周辺の問題については、しっかり確認をしながら進めました。

ただ、行政法に関しては、割と同じような系統の問題が出ると思うので、特に前年の試験で落とした箇所の問題などは、丁寧に確認しました。

あとは、やはり問題演習をしつつの条文確認…でしょうか。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

この講座で、最も使い込んだのがこの他資格試験過去問ベストセレクションです。

問題単位と言うよりは、問題の中の各肢ごとに…肢別問題集のような使い方をしました。

最初の1周目は、どの科目も半分以上は不正解で、ちょっと問われる角度が変わるだけで、こんなにもろいのか…と、自分の弱点がイヤと言うほど炙り出されるような感覚でした。

しかし、そこを確実に潰していきたかったので、特に3周目くらいまでは、じっくり時間をかけて、あやふやだった論点を完全に理解するように取り組みました。

最終的に全科目・全問題を8周しましたが、最後はほぼ苦手分野もクリアしていたと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座については、講義動画は問題集の解説だけではしっくりこないものだけを視聴しました。

問題集にある記述問題は、3周ほど確認しましたが、各科目の後半の方はややマニアックかな?と感じる問題もありましたが、大半はここ数年の本試験での記述の方向に近い問題だと思ったので、入念にやりました。

同時に、この記述対策は、条文知識の確認はもちろんのこと、択一問題の知識の精度を上げる効果もあるので、単なる記述問題としての意識ではなく、幅広く活かす視点で取り組みました。

具体的には、問題文を読んですぐに論点を把握するよう意識し、そこをクリアしたら、細かなキーワードを忘れていないかの確認をしました。

その取り組みの成果か…2023年の本試験の記述では、3問とも論点が問題文を読んで瞬殺でわかり、計52点をもぎ取りました。

キーワードの精度が少し甘かったですが、ここをより詰めていたら60点取れたと思います。

それくらいの効果がある講座なんだと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本試験まで、トータルで5回の模試を受けました。

このアガルートさんの模試は、最後の方にやりましたが、一番難しかったかなと(笑)。

しかし、そこで弱点を洗い出すことが出来たので、直前期の仕上げの時期に確認すべき論点が、明確になりました。

法令問題はもちろんですが、一般知識の対策としては、かなり重要な教材の1つでした。

何しろ、政治・経済・社会は、対策が難しいので、こういう模試の問題が、一番頼りになります。

文章理解の問題も、本試験よりは少し難しめだったと思うので、そのおかげで本試験ではラクに感じましたし、(文章理解の)3問とも確実に取れました。

1つ反省としては、もう少し早い時期にアガルートさんの模試をやっておけば、弱点に対する対策の時間を、より多く取れたかなと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

今、行政書士試験の勉強ツールは、様々なものがあると思います。

それぞれに合ったものをチョイスすべきかと思いますが、選んだからにはそれを信じて、とことん使い倒す。

これが大切ですよね。

そういうところでは、自分は不合格のループを断ち切るために、アガルートさんの教材を信じて、豊村先生のアドバイスを信じて、徹底して取り組みました。

よく他数年受験者の合格は、難しい…という声も聞きますが、自分のように7回目で合格を勝ち取ることも全然あるわけです。

自分にとっては、ベストなカリキュラムだったと思います。