受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

行政書士試験の存在を知ったのは15年程前、当時、自分に法律知識がないことから法律を学ぼうと選んだ手段が資格試験の受験でした。大学の専攻も法律学ではなかったので、法律初心者向けの資格として紹介されていた行政書士試験の勉強をすることにしました。試験も受験しましたが、知識の到達度くらいにしか考えておらず、不合格でも悔しくなかったです。ただ、勉強していて楽しかったので、時間があったらしっかりと勉強して再受験したいと考えていました。

時が過ぎて、2021年。コロナ禍で勉強できる時間が作れそうだったので、再度、行政書士試験を目指そうと思いました。その年の夏、父が原因不明の病になってしまい勉強どころではなくなり、ようやく落ち着いた頃には10月末。もしかしたら、父の具合が良くなって、勉強できるかもしれないと思い、試験に申し込んでいたので、受験票が届きました。ほとんど勉強できていない状態でしたが、夫の後押しもあり、受験してみると約5割の正解率だったので「これは受かるかも」と思い、本格的に目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ほとんど法学初心者だったので、しっかりと基礎から学びたいと思い、行政書士試験に強いオンライン予備校をインターネットで探しました。すると、豊村先生の名前と講座の良い評判がたくさん出てきたので、アガルートの講座に決めました。ほぼ、即決でした。

合格体験記・学習上の工夫

私は、法律を本格的に学ぶのが始めてだったので、1年目は、アガルートの中上級講座を受講しました。言われた通りにインプットとアウトプットを繰り返していました。問題演習は2周くらいだったように思います。記述が苦手で模試で点数が取れても、知識がふわっとしていました。

どういう風に勉強したらよいか悩んでいた時に、9月のAwesomeコンサルティングで豊村先生が「記述で満点を取った受講生の話」をしてくださいました。そんなツチノコみたいな人が存在することを知り、すごくやる気が出てきて、アガルートの記述80問と模試で出てきた記述を全部覚えてみました。

毎日、数問ずつ覚えて口で暗唱していると、自分の声を聞いて、その内容を頭の中で反芻して、他の知識とも結びつけるという作業ができるようになり、択一の知識の精度を高めるのにも役に立ちました。結果は、178点で不合格でしたが、手ごたえを感じ、2年目もアガルートの上級講座で学習を続けることにしました。2年目は、基礎知識の定着と模試に重きを置いて学習しました。

3ヶ月ごとに図表まとめ講座を3倍速で聞き、問題集を音読し、解答を答えるという方法で学習しました。正解でない場合には、その根拠と何故違うのかを言えるようにしました。模試もアガルートの模試をはじめ、市販の模試3冊分とLECの模試7回分を受けました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座は、サイズ感もよく、簡潔に重要なことがまとまっていて、程よくとても使いやすかったです。また、講義も全体を聞いてもそんなに時間がかからないので、何度も繰り返して定期的に講義を聞き、新しく発見した知識や自分で間違えた問題の解説を該当の部分に書き込んだり、愛着のある1冊にすることができました。A5サイズという持ち運びがしやすく、大変重宝しました。テキストも重要なポイントを押さえているので、模試の前の復習に最適でした。

講座のボリュームもそこまで多くないので、基礎知識がある程度固まっている方には非常におすすめです。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

いろんな判例の学習を通して、法律の考え方のようなものを学べた気がします。判例と聞くと、難しそうだなと思ってしまいますが、豊村先生が非常にわかりやすく身振り手振りを交えて講義をしてくださるので、苦手意識を持つことなく楽しんで受講することができました。講義全般にいえますが、豊村先生と話している感覚で受講することができます。

私は、一度全てを通しで受講して、よくわからなかった判例の部分だけテキストを読み、再度聞いていました。結構、ボリュームがあるので、行政法と憲法の判例を優先に勉強してもいいと思います。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

私は、仕事もしているので問題演習をたくさんできる環境ではなかったので、ベストセレクションの存在はありがたかったです。行政法は2周して、その他は1周プラス間違えた問題だけ解いていました。Awesomeコンサルティングで多くの方が5周とか10周とかしているというのを聞き、焦りも感じましたが、1問1問丁寧に解くことに重きをおいて、1〜2周して間違えた箇所には付箋に注釈を入れたりして、覚えるようにしました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

他資格セレクションのいいところは、行政書士試験の問題と違った角度で同じ知識を問われるので、とてもいい演習になりました。過去問だとどうしても問われ方が同じようになってしまいますが、他資格の問題で演習することにより、問題への対応力や応用力を培うことができました。こちらも行政法は2周、その他は1〜2周して間違えた箇所に付箋を貼り注釈を入れたり、テキストのページを書き込んだりして、覚えるように努めました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

まず、全部解いてから解答を確認して、全ての問題を覚えるために、暗記カードのようなものを作れるAnkiというアプリを使いました。記述問題を暗記カードのような問題にして作成し、毎日50問くらいずつこなしていきました。解答する時は必ず口に出すようにしていました。問題を作成すると忘却曲線に沿って問題が出されるようになっているらしく、忘れそうになると問題が出てくるので、クイズみたいに楽しく学習ができます。このアプリと問題集のおかげで記述の苦手意識がなくなり、周辺知識の確認もすることができるようになったような気がします。

模擬試験のご感想・ご利用方法

昨年は、アガルートの模試が送られてきてから、もったいなくて解くことがなかなかできずに、11月の初旬に解きました。解説を見ていたら、豊村先生が半袖で「皆さんが解いているのは夏頃だと思うけど…」とおっしゃっていて、勿体ないとかそういう問題ではないんだと思いました。その経験を踏まえて、今年は、模試が送られてきてすぐに解いたのですが、今年、受けた模試の中で一番難しかったです。合格点数が取れなかったのがアガルートの模試とLECのファイナル模試でした。

ただ、時間に余裕があったので、間違えた箇所を確認したり、間違えても時間があるから間に合うと言い聞かせることができたので良かったと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、アガルートのスタッフの皆さま、本当にお世話になりました。そして、ありがとうございます。

豊村先生の楽しい講義のおかげで法律が好きになり、もっと勉強したいという気持ちになりました。2年間学び続けることができたのは、楽しい講義のおかげです。

変なTシャツももっと見てみたかったです。本当にありがとうございました。