受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

育休を取得して、会社勤めをしていましたが、途中で息子に障害があることが判明し、母子登園が必要となり、急遽会社を辞めることになりました。

息子の将来を考えると年金や就労に関して、知識を持った方がよいだろうと思い、始めは社労士を目指そうと考えました。しかし理系出身で法律に関しては全くの素人だったため、社労士のテキストを読んでも難しく、なかなか理解が進みませんでした。

そこで、まずは法律の基礎から学ぼうと考え、行政書士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

通学は難しかったため、時間の融通が利く通信講座を探していました。

通信講座で心配したのが、講義内容です。

講義動画が単調で面白くなければ、私の性格上、途中で続かなくなると思いました。豊村先生のYouTubeを見た時に、面白いTシャツを着用されてて、砕けた先生だなと思い、興味がわきました。

だって普通、資格講師の方ってスーツを着ていませんか?

堅苦しくない雰囲気と喋り口調で、この先生の授業楽しそうっと思ったことがきっかけです。

他の講座と比較して、アガルートの合格実績が高かったことも大きかったです。

合格体験記・学習上の工夫

私は、2回目での合格でした。1年目は、インプットで時間を取られてしまい、アウトプットに時間を取れませんでした。学習内容を消化しきれず、会社法については、全く手を付けられずに終わりました。要となる行政法も中途半端な状態で、テスト結果はさんざんなものでした。

2年目は、インプットよりアウトプット、問題演習を中心に学習を進めました。他資格セレクト問題集を中心に1度目は、動画を見て知識に抜け漏れがないか確認し、解答だけで理解できないところは、講義を見直したり、ネットで調べたりを繰り返しました。

1年目は、六法を使った条文チェックもあまりせずに失敗したので、2年目は六法を欠かさずチェックし、どんどん六法に書き込んで、六法を使い込みました。

なんだかんだで私が成績に伸び悩んだ科目は、行政法でした。他資格セレクト問題集を4周回しましたが、模試で、思うように結果が出ず、過去問を何度も解きなおしをしたら、成績が上がりました。行政法は、やはり過去問が大事ですね。

その他は、子どもと一緒にいる時間が多く、纏まって一人の時間を確保するのに苦労しました。初めは、朝勉強時間を確保する予定でしたが、私が起きると子どもも一緒に起きてしまうため、朝は諦めて、夜子どもを寝かしつけた後、勉強しました。平均すると1~2時間くらいでした。主人がいる土日は、子どもを預けて5~6時間ほど勉強時間にあてました。

総合講義のご感想・ご利用方法

法改正があったテーマと補足資料が出ている箇所は、講義を初めから聞き、その他は問題演習で、理解度を深めたいときに部分的に聞きました。

法改正は自分で情報を取るのは大変なので、要点がまとめられた講義は、とても助かりました。

講義中に自分でテキストに書きこみながら進んでいくため、重要箇所がわかりやすいのと、自分の字で書いているため、どんどん自分専用のテキストが出来る特別感もありました。

豊村先生の講義は覚えやすいように工夫がされていて、先生の独特の言い回しやエピソードが途中で入ったりして面白く、飽きずに勉強が進められました。

問題を解いているときに、(あ~、確かあのフレーズ・・)といった形で、頭に浮かんできたりもしました。

もしも単調な口調で、淡々とテキストを読んでいるような講義であれば、ボリュームの多い内容をとても消化できません。どの先生の講義を選ぶかは、とても重要だと感じます。

講義は、倍速を変更できるので、私は主に1.2倍速で聞いていました。

あと講義の構成で便利だったのは、1つの講義時間が要点ごとに短時間で区切られていたことです。

これは小さいことかもしれませんが、私にとっては大きなポイントでした。自分が聞きたい講義をすぐに探しだせないのは、勉強中に意外にストレスとなります。ピンポイントで聞ける構成になっていたのは助かりました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

私は、他資格セレクト問題集を使用して勉強したため、短答過去問集は行政法だけ使用しました。

その分、他資格セレクト問題集は、憲法・行政法・民法は、それぞれ4周、会社法は2周、一般知識は、情報系のみ2周行いました。

行政法だけは、他資格セレクト問題集のみでは、成績で伸び悩んだため、短答過去問集を2周行いました。

他資格セレクト問題集は、講義を何度も聞いて、問題の肢を.一つ一つ自分の頭に落としこむようにしていきました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問集に関しては、過去に1度出題された問題は出題されることは少ないだろうと考えたため、何度も解くというより、どういった傾向で、どういった内容の問題が出るかのを知るために、1度さらっと目を通した程度の使用でした。記述対策は、主に総まくり記述80問と択一式問題と模擬試験の問題を活用しました。条文の内容を問われる問題が多いと考えたため、六法を使用して、条文を覚えることに専念しました。講義中にも、記述チェックといわれることがあるため、その部分はしっかりとチェックして頭に入れるようにしました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

主に行政法と民法の勉強漏れがないかをチェックするために使用しました。時間がなく、一般知識は解くことができませんでした。その分、行政法と民法に集中しました。講義は1度だけ聞いて、あとは間違えた問題だけをやり直しました。

一問一答形式で、A5判のテキストに全科目が纏められているため、待ち時間等で持ち合いて復習に使用するのに便利でした。ざっと内容を復習するのに適しているため、間違った箇所をテキストや六法で調べ、問題集に戻って、その単元の見直しを行いました。他資格セレクト問題集で出てこなかった内容の問題もあったので、インプット漏れをチェックするのに役立ちました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述式問題に慣れるために活用しました。1回目は、一気に解いて講義を聞きました。講義では問題毎に、問題文をどうやって読んで、どのように記述すれば良いか、細かく説明があるため、記述問題のポイントを徐々に掴み、問題慣れしていきました。択一式で問われれば解答を導きだせる内容でも、いざ記述式となると意外と書けないものなので、1問ずつ講義がついていて、ポイントを知ることが出来るのは大きかったです。

記述式に関しては、この講座と模試と総合講義で先生が記述チェックをいった箇所を中心に、六法の解釈を深めながら勉強を進めました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試を1回、某予備校の模試を4回の合計5回の模試を受けました。行政書士試験の形式に慣れるために、是非模試の活用をお勧めします。アガルートの模試は、自宅で主に法改正と一般知識対策として、講義を聞いて、自分に漏れている知識を補うことに使用しました。

予備校の模試は本番当日のシミュレーションとして活用しました。予備校であれば、他の受験者がいて緊張感がある中で受験することができるため、本番さながらの体験ができます。小さな目標として、模試に向けて、都度全力で臨みました。模試に全力投球することにより、当日のコンディションのあげ方を研究できました。何よりも回数を重ねることで自分の自信にも繋がりました。