合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機


大学卒業後、正社員で5年ほど働いたのちに体調を崩してしまい、派遣社員として勤務していました。30代になり、このまま派遣社員では自分の望むキャリアを積めないと気づき、国家資格を取ろうと一念発起。いろんな資格について調べ、業務内容に興味があり、受験資格のない行政書士試験に挑戦しようと決めました。
また、当時お付き合いをしていた方(現夫)が公認会計士試験に挑戦する姿を間近で見ており、刺激を受けたこともきっかけの1つになりました。「○○先生の妻」ではなく、私自身の力で立ち、私自身の名で呼んでいただけるようになりたいと思い、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ


3つの予備校に資料請求をし、サンプル講義を受講しましたが、豊村先生の講義が非常にわかりやすかったからです。法律初学者で六法の引き方すら知らなかったのに、豊村先生の講義を聞くと「法律っておもしろい!」という気持ちになりました。

合格体験記・学習上の工夫

豊村先生のガイダンスでは、「民法はペンキ塗りのように何度も何度も繰り返していくことで知識が定着する」とおっしゃっていたので、民法のテキストは途中で背が折れてしまいページが抜け落ちてしまうほど何度も読み返しました。テキストを読んでもあやふやな部分はもう一度講義に戻り、条文と過去問で肉付けをし、それでもわからなければインターネットを使って調べることもありました。1つのわからないことに執着するのはよくないとはよく聞きますが、1度とことん調べて理解した部分は自分の血肉となるため、二度と忘れることはありませんでした。

また、私の場合は1人で勉強するよりも、カフェなど少しざわついた場所で勉強したほうが集中できたので、休みの日は午前から出かけてカフェ勉をし、夜に家に帰る生活をしていました(直前期は外に出る余裕がなかったので1日中家で勉強していました)。
また、YouTubeにあるBGMを勉強中の音楽に決め、その音楽ばかり聴いて勉強していました。やる気が出ない時はその音楽を流せば脳みそが勉強モードに切り替わりました(今もそのBGMを聴くと勉強しなきゃ! とソワソワしてしまいます。笑)。

サボりがちなタイプだと自分で気づいてからは、趣味のゲームのコントローラーを同居人に隠してもらって、無理やりサボれなくする環境を作るようにしていました。

ご受講のクラス

豊村クラス

入門総合講義のご感想・ご利用方法

講義については、1周目は通常の速度で、2周目からは1.5倍速で受講していました。豊村先生は言葉にメリハリをつけてお話してくださるので、1.5倍速にしてもきちんと聞き取ることができました。
講義では難しい法律用語が出てきても、初学者にもわかる言葉や例え話を用いて説明をしてくださるので大変助かりました。「不完全履行」の説明で「チキン南蛮唐揚げ弁当」の話が出てきた際は、本当に笑ってしまいながらも、よくそんなにわかりやすくておもしろい例え話が思いつくなぁ、と感心しました。そして、そういうおもしろい例え話は絶対に忘れないから試験に出ても答えられます。豊村先生の授業は、おもしろいから記憶に残るんです。

また、講義の途中で都度こちらに対して「ここは何だったっけ?」と問いかけてきてくださるので、重要なポイントがわかりやすいだけでなく、講義を受けるだけでインプットと同時にアウトプットができるところも魅力的でした。単純な語呂合わせなど小手先のテクニックではなく、きちんと知識として定着させてくれる講義だったので、自分には合っていました。
加えて、豊村先生の「今はまだわからなくても大丈夫」という言葉にはいつも救われていました。オンラインでの受講では周りの受講生のリアクションを見ることはできないので、「自分だけわかっていないのでは……」と不安になることもあるかもしれませんが、豊村先生は常に「大丈夫! ちゃんと後で説明しますからね」と言ってくださるので、自信を持って勉強に臨むことができました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

まず講義を受け、単元が終わるごとに該当テーマの過去問を解くようにしていました。やはり講義直後は記憶に新しいので正答率も高いのですが、忘れた頃に解くと思い出せなくなっていたり、肢をスパッと切ることができなくなっていたりしたので、何回も繰り返し解いていました。

直前期には過去問集の内容と答えを全て覚えてしまっていたのであまり使いませんでしたが、試験3日前には試験の傾向を知るために、過去3年分の過去問をピックアップして解き直しました。
また、わからない部分についてはFacebookで林先生に質問することができるサービスがあり、何度か利用させていただきましたが、とても親切に説明していただけたのでわからなかった問題も理解することができました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述は二度同じテーマの問題が出ることはないと聞いていたので、最初の1、2問のみ解いてあとは使用しませんでした。
文学部出身で国語が得意なため、文章を作成する能力に自信があり、本番の試験では文章力よりもキーワードが出てくるかどうかの勝負になると思っていたためです。

豊村先生の授業で「マル記マーク」と言われたところは自分で問題と模範解答を作成し、Excelで一覧表にして直前期に5回ほど回すことで、キーワードの定着を図っていました。
もちろん全ての教材に触れることがよいことだとは思いますが、自分に必要な勉強なのか、今この教材をやるべきなのかを判断し、取捨選択することで残された時間を最大限に活かすことも大切だと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

最初のうちは眠くなり大変でしたが、途中から自分でも口に出して条文を読むようにしてからは眠気も覚め、また記憶にも定着した気がします。
いろいろなペンを駆使して説明してくださり、後からチェックペンで消える仕組みとなっているので、アウトプットの練習になりました。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

実は8月後半になっても他資格セレクト問題集に手をつけていなかった(過去問を完璧にしようとしており、手が回らなかった)のですが、AWSOMEコンサルティングでその旨を聞いたところ、まだやってなかったの?!というリアクションをいただき、「時間がないと思いますが1周は回してください」とアドバイスをいただきました。

豊村先生のリアクションに焦った私はその後、ひたすら他資格セレクト問題集を回転させました。試験までに10回以上は回したと思います。他資格セレクト問題集は肢別として利用し、わからなかった肢には間違えた回数だけチェックをつけ、苦手問題を可視化していました。また、1周目でわからなかった肢全てにふせんをつけ、2周目からはふせん箇所のみ解き、どんどんふせんを減らす方法で学習していました(たまに全問解き直し、またわからなかったらふせんを貼って解き直し)。最初はふせんだらけだった問題集も、直前期には全問正解できるようになっていました。あのときの豊村先生のリアクションがなければ、今年の難しかった民法に振り回されていたかもしれません。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試は8月に受けたのですが、自分が思っていたよりも全然解けなくて焦りました。それまでの勉強方法では理解していた「つもり」になっていたということに気づかされ、直前期を前にもう一度気を引き締め直すことができ、しっかりとした気持ちで直前期に臨むことができました。
模試を問題集のように使用して、解けなかった問題や迷った問題は何度か回し、わかるようになるまで解き直し、今度こそ理解した「つもり」にならないよう知識を定着させていきました。

また、解説がかなりしっかりとしていたので、他の予備校の模試に比べて手厚い印象を受けました。
模試は他の予備校のものと合わせて全部で8回受けましたが、回数を重ねることで模試の雰囲気に慣れることができ、本番も緊張せずにすみました。

講師へのメッセージ

法律初学者の私が一発で合格できたのは、豊村先生のわかりやすい講義のおかげです。
豊村先生が「入門カリキュラムの人は最後の最後まで伸びますからね!」とおっしゃっていたとおり、本番では模試の時より20分早く問題を解き終えましたし、1番点数が取れました。そのお言葉と、自分を信じて勉強を続けて本当によかったです。
本試験の間はなぜかずっと脳が冷たい感じがしていて、問題を解きながら「絶対受かった!」という気持ちでした。試験会場で豊村先生と握手をしたことで、きっと「ゾーン」に入れたんだと思います(笑)。
豊村先生と出会えて人生が変わりました。本当にありがとうございました!