合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

医療の必要な子供を育てており、医療ケア児と行政・医療機関・利用者家族・介護事業者・訪問看護・学校・NPOボランティア団体などと関わることが多くなり、この分野で行政書士として仕事がしたいと思ったことがきっかけです。書類作成業務のみならず、人と人を繋ぎ、人に寄り添える行政書士になりたいと思って学習を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーを受講するまでは、他校を利用していました。アガルートの無料講義で豊村先生の授業を聞いたのがきっかけです。豊村先生は楽しい授業をしてくださる印象でした。端的にわかりやすく、大切なポイントを伝えてくださっていました。

また、合格特典の全額返金が魅力的でした。どうしても今回合格するんだ! というモチベーションになりました。

合格体験記・学習上の工夫

私は四度目の受験でした。法律初学者で、初年度はインプット中心で過去問を解いていました。法令択一が弱く、不合格。2年目は仕事が忙しいことを言い訳に試験前4か月で詰め込み、そのような状態ではやはり合格に届きませんでした。3年目は計画的に学習を進めたつもりでしたが176点で不合格となりました。

さすがに落ち込み、何が足りないんだろうと悩んでいたところでアガルート受講相談に申し込み、お電話でお話をさせていただきました。「あと2点でした、あと4点でした、っていう人が毎年いるんだよ……でもあなた、心折れてないね! 次は受かるよ!」と背中を押してくださいました。

学習の進め方は、六法を傍らに置き、過去問・他資格セレクト問題集を解き、講義を聞きつつ、逐条ローラーインプット講座も、という流れでした。

とにかく毎日何かしらのテキストや講義に触れておくことを念頭に置き、1週間・1か月・夏まで・直前期という期間ごとに学習計画を見直しました。弱点だった民法は、逐条ローラーインプット講座を学習していくことで条文と問題がリンクしていき、点数が取れるようになりました。行政法と憲法の2科目は問題演習をしながらも、暗記の抜けをなくすために条文暗記とテキストの読み込みを繰り返しました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義は、一から全ての講義を聞き学習したわけではありませんでした。受講相談をした際に、前回176点が取れていたのであれば、必要なところを取捨選択して講座を利用して良いのではないか、と言っていただいたからです。

今まで三度の受験をしていたため、インプットのやり直しよりは解く問題を増やそうと思いました。解いてみて、知識が曖昧なところはしっかりと講義を聞きました。豊村先生が仰っていた、「四天王」を意識して、条文とテキストと問題と過去問をリンクさせるようにしていました。

テキストは読み物として楽しいもの!と考え、読書の気持ちでパラパラと読むこともありました。苦手意識のあった民法は細かく講義を聞き、書き込みをしました。

他資格セレクト問題集は、問題+解説のほうに書き込みをし、問題のみのテキストは繰り返し解くために取っておきました。間違った問題には付箋をつけ、二度、三度、四度と時間を空けて繰り返し解いていました。テキストはわかりやすくコンパクトに重要な知識が詰め込まれていたという印象です。

物足りないところや解説が少ないということはなく、この分野でこれも知っておいてほしいという知識を足して教えてくださるので、例えば「留置権」と言ったら一緒にこれとこれとこれも覚えておこう、というように知識の集約が自然と図れたように感じています。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢については、テキストのサイズ感がバッグに入るコンパクトサイズだったので持ち歩くのに便利でした。六法と1000肢を持ってふらっとカフェに行って問題を解いたりしていました。使い方は、自信のないジャンルを中心に使いました。

行政法については、過去問がやはり大切と思い、コツコツ1000肢を進めていきました。解いた後に隣のページの解説を読み、チェックの四角にマルバツをつけて、バツには付箋を貼ってマークしていました。

また、気分転換に、パッと開いたところのページの問題を解いてパーフェクトだったらチョコレートを食べていい、などのルールを作り問題を解いたりもしました。また、スピード感を重視して解いた時もありました。瞬間のマルバツ判断をする練習になったと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述はとても意識した部分でした。択一で180点オーバーを目指すのが多くの受験生の目標ですが、合格者の方はそれと同時に記述の対策をしっかりやっています。

私も記述で得点を取りたいと思い、総まくり記述80問に載っていた問題は繰り返し解きました。チェックペンや赤ペンを使ってキーワードを徹底暗記しました。総まくり記述80問のテキストはコンパクトサイズで持ち歩きに便利だったので、出かけるときにバッグに入れていました。

電車移動や病院の待ち時間などのときに見るようにしていました。10分あれば1問できる! と自分を励まして勉強し、何度も繰り返すうちに言葉がすらすらと出てくるようになりました。

記述の対策をしていると条文の知識の抜け落ちに気づくなど、記述対策はとても大切な勉強時間だったと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座は、聞きながら六法に書き込んでいく方法で活用しました。重要な条文は何度も読み、関連の知識もそこで確認しました。やってみると、条文を本当の意味で理解していなかったことに気づかされました。

本当に問題が解ける、使える知識としてきちんと理解した上で条文と向き合っていなかったのかもしれません。私の弱点は民法でした。

民法の条文がうろ覚えであることを実感してからは、問題を解き、判例や事例を読み込む。そして六法を引く。逐条ローラーを試聴する。このスタイルで繰り返しテーマごとに条文と問題を行きつ戻りつするうちに、リンクしていき頭に入っていきました。

先生の逐条ローラーがあったからこそ、民法の学習が身についたといっても過言ではありません。また、問題を解くパワーがない時こそ逐条ローラーの出番でした。聴きながら六法にチェックを入れる、その作業だけでも進めようという気持ちでした。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章読解は、一から自分で技術を磨き対策を立てようと思ってもなかなかやりにくく、また、問題練習もしにくい分野かと思います。

しかし一般知識の問題で足切りにならないように6問を取るには必須のポイントです。文章読解でつまずくわけにはいきません。3問中3問を取れれば、だいぶ足切りの戦いが楽になります。

だからこそ、この講座は一度しっかりやり切ることが必要だと思いました。自分の気持ちは排除して、文章の構成や指示語を見落とさずに、前後の関係を読み取る。文脈を理解し、言葉の意味や言い換えを理解する。

こういったテクニックを確認するにはもってこいの教材だと思いました。直前期に時間を取って学習をし、自分の力をチェックするために使いました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は各社受けましたが、アガルートの模擬試験は直前期に解いて、自信を持って本試験に臨むイメージを持とうと決めていました。だいぶ学習が仕上がったと思ってから10月に解きました。

講師の先生の解説で、どこを中心に得点を取るべきなのかがわかりました。繰り返しやった問題と同じことを聞かれていると見抜ければ、解答を導くまでのスピードが上がります。点数に一喜一憂してしまいますが、模擬試験は先生からのラブレター。

終わったあとにすぐ採点、解説を聞きながら問題のランク確認、ABランクで落としていたらそこを徹底マーク、と復習に時間を当てました。

同じ問題の同じところで間違う傾向があるタイプだった私は、忘れた頃に模擬試験で間違った問題をもう一度解きチェックしました。180点をオーバーしたら安心だと思ったことは最後までありませんでした。どんな本試験になるか未知ではあるけれど、模擬試験を受ける度に自分の弱点を知ることができました。

講師へのメッセージ

相賀先生の優しいお話に何度励まされたかわかりません。直接お話しするチャンスはありませんでしたが、TwitterやYouTubeで拝見していました。母であり行政書士であり講師であり、ステキな女性であり、憧れの存在でした。

豊村先生の講義は聞きやすくて、途中で吹き出す時もあったくらい楽しく受けることができました。「あけみちゃん」や「ドラ息子」というキーワードにはきっとずっと反応してしまうと思います。背中を押してくださったこと、感謝しています。ありがとうございました。