合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

今まで、これといって真剣に勉強したこともなく、学歴もなく、何かを最後までやり遂げたこともない自分がどれだけできるものなのかを試したかったというのが理由です。

何も学歴も経歴もない自分にとっては、一つの客観的な指標が欲しいというのもありました。

資格試験を合格することで、最後までやり遂げたこと、一定の知識があることを客観的に認めらること、この2点が自信になるとも思いました。

数ある資格の中で行政書士試験は、国家資格であり受験資格の制限がなく、法律という誰もが意識的にも、無意識にも触れて使っている法律関係の資格だということに魅力を感じ、生活するうえでも必ず何かしらに役立つ知識を得られると思い取ることを決めました。

もちろん行政書士になるための資格なので、行政書士業務の範囲の幅の広さ、個人開業など行政書士の仕事に魅力を感じたのも大きな理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

取る資格は行政書士と決めたのが3月、4月だったので、11月の本試験までに間に合うカリキュラムを探しました。

ネットで色々な予備校のカリキュラムを見て、総講義時間の多い講座や合格に必要な講義時間なのかに疑問を感じる講座・予備校も色々ありかなり迷いました。

そんな中でアガルートの速習カリキュラムを見て、講義のボリュームが自分に一番合っていそうと感じ興味を持ちました。

最終的にアガルートに決めたのは、無料の体験講義動画で豊村先生の講義を見て決めました。

やはり講師との相性もあると思いましたので一番重要なところとも思いました。

もう一つの本音は受講料全額返金、お祝い金3万円があったことです。

最初は魅力でもあり、少し怪しげに思ったのですが、結局は体験講義を見てアガルートにしよう、学習開始の時期もあり速習カリキュラムと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

行政書士を取ろうと決心したのに「行政法」っていう法律があるんだ、と思っていたところからのスタートでした。

開始して、講義をある程度の単元、テーマごとにまとめて聴く、聴いた後にもう一度テキストを読み返す、講義のやったところの過去問を解く、解説を読む、解説で理解できないあやふやなところはテキストに戻る、を配信されている講義が終わるまでベースとして学習しました。

テキスト、過去問、六法(民法は公務員試験の過去問をプラスしました。)、をとにかく繰り返し、特に民法、行政法は最低でも3日に1回は触れるように意識していました。

憲法はテキストや問題、模擬試験に出てきた判旨は丁寧に読み込みました。商法、会社法も捨てる気は最初からなくテキストを中心に学習しました。

一通り学習が終わってからは、自分の性格では本試験では実力の8割しか出せないと思い、240点を基準として模擬試験は取り組みました。

この試験で一番大変に感じたのは一般知識でした。

得点源のはずの文章理解に苦手意識を持っていて、政治、経済、社会もわからない、という状態で基準点割れの不安が10月からはストレスでした。

ストレスに感じましたができるだけの対策はしてやろうと、試験の前日には行政書士試験に関連する情報関連の法律の1条の目的規定にもう一度目を通し、最後の最後まで一般知識は粘って取り組みました。

速習カリキュラムのご感想・ご利用方法

講義の配信が短くユニットごとに区切られていて、全体として使いやすく感じました。

ただ特に民法に関しては、1つのテーマと他のテーマとのつながりを行き来して解説してもらえたらなお理解しやすいと思うところはありました。

速習カリキュラムの商法、会社法は重要なところだけの講義だったので、講義に入っていない論点を、速習カリキュラムに入っている講義の内容で理解するのに時間がかかったところがありました(通常のコースで解説したことが前提になっているところなど)。

憲法は速習カリキュラムでも前後のつながりなどわかりづらいところはなく理解できました。

一般知識も、講義の最初に科目の学習のポイント(定義が重要など)を示していただけたのは、取り組むうえで学習がしやすくなりました。

講義の内容は分かりやすく、理解もしやすかったのですが、テキスト、過去問の解説等の誤字、脱字、内容の違いが、学習していてストレスになったことがありました。

ある程度の誤字はあるにしても、内容の違いは頼りのはずのテキスト、解説に疑いを持ちながら学習することにもなりかねないので、テキストや問題解説などは特に確認をして頂きたいです。

数年前に改正・施行された法律の内容が、改正前の状態でテキストに載っていたときは残念でした。

質問のシステムがフェイスブックというのは使い勝手が悪く、メール等別のシステムのほうが良いと思いました。

豊村先生の講義はテンポや具体例を使った解説などで親しみやすく、分かりやすかったです。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

速習カリキュラムには動画の解説講義はありませんでしたので、過去問集は総合講義のあと該当箇所を解いて使っていました。

解説など分量もちょうどよく、全体的にはわかりやすく感じましたが、一部解説の意味が間違っているところがありました。

解説が違うことで混乱することもありますので、より一層確認していただきたいことと、訂正情報の頻度をあげていただきたいと思いました。

過去問はアガルートの短答過去問集も4,5回は回しましたが、全科目の講義が終わった後は、市販の全科目が一冊になっている10年分の過去問集を使っていました。

過去問なので問題は同じですが、全科目が一冊にまとまっているので、そちらのほうが直前期には使いやすいと思いました。

またアガルートの他資格の問題集もやっていましたが、行政書士試験対策にも使える問題を他資格の問題から集めてくれるのは非常によく、活用できました。

こちらは1冊80問でしたがもう少し問題数を増やして掲載されていてもよかったかなと感じました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

問題ごとに、問題文の読み方、事案を図に書き起こし、法律の当てはめ、解答文を作るまでが丁寧に解説していただけて、分かりやすかったです。

ホワイトボードへの書きながら事案を整理して説明していただけたところが、記述式問題の場合は特に、考える順序が明確に分かり理解しやすかったです。

事案に法律を当てはめることの説明がわかりやすく、事案が設定されている択一問題にも使える知識もありよかったです。

字数を抑えるのにどういったルールで文字数を減らすか、などのテクニックもわかりやすく理解できました。

他の予備校の出している記述問題集も使って、記述対策もしましたが答案作成はアガルートの記述講義で学んだことをベースに解答できました。

林先生の試験センターの解答へのツッコミなどもあり、よかったです。

模擬試験

アガルートの模擬試験は講義を全て見て、過去問等を何回か繰り返した後、7月半ばにやりました。

この時点では時間配分が難しく、問題によってはかなり雑に解いて3時間かかっていたと記憶しています。

問題の難易度が難しかったのか、本試験まで各予備校や市販の模擬試験など多数やった中で一番悪い出来でした。

解説講義は丁寧なものがありよかったのですが、やはり模擬試験はある程度の回数をやって意味のあるものだと思いました。

また、成績表がでないと、問題の難易度がどの程度かがイメージつきづらく思いました。

講座の料金が比較的安いので、模擬試験は他の予備校のも受けるという選択肢があったのでこの点はあまり不便、不満とも思わなかったのですが。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

やれば必ず合格できる資格です。本試験の最後まで頑張ってください。

豊村先生へメッセージ

講義がテンポよく、分かりやすく理解でき一発合格できました。

事案の具体例などもあって分かりやすかったです。9月の記述ヤマ当てフェスに参加させていただきました。

アガルートの講座を申し込んだのも、速習カリキュラムという講義時間の短いコースがあったり、講座の料金、返金お祝い金など理由は色々ありますが、最終的に決めたのは体験講義動画の先生の講義を見て、分かりやすそう、テンポ、親しみやすそうな人柄です。

試験勉強で大変に感じた一般知識も、講義でおっしゃっていた歴代総理大臣の頭文字「きいさた・・・・」覚えられました。

最後まで一回も退屈に感じることのない分かりやすい講義をありがとうございました。

※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。

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