「国家資格を取りたいけど、行政書士はどんな問題が出題されるんだろう」という方に向けて、行政書士試験にどのような問題が出題されるのかを解説します。

行政書士試験は法律に関する問題と、一般的な知識に関する問題の2種類が出題されます。

出題範囲も丁寧に解説しますので、このコラムを読めば行政書士試験の問題のイメージを手早く掴むことができますよ。

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行政書士試験にはどんな問題が出る?

行政書士の問題の出題形式

行政書士の問題の出題形式は、以下の3種類があります。

・5肢択一式:5つの選択肢の中から1つの正解を選ぶ。
・多肢択一式:20個の選択肢の中から4つの正解を選ぶ
・記述式:40字程度で解答を記述する

行政書士の問題の多くは、選択肢の中から正解を選ぶ形式ですが(5肢択一式または多肢択一式)、それだけでなく、自分の言葉で解答を記述しなければならない形式もあるということです。

行政書士の問題の種類

行政書士の問題は大きく分けて以下の2種類があります。

・法律の問題(行政書士の業務に関し必要な法令等)
・一般知識の問題(行政書士の業務に関連する一般知識等)

法律についても一般知識についても、行政書士として仕事をする場合に関連性が高いとされるものが出題されます。

法律の問題

法律の問題では、民法行政法など、行政書士の仕事との関連性が高い法律科目から出題されます。

問題数は全部で46問です。

法律の問題は5肢択一式、多肢択一式、記述式の3種類の方法で出題されます。

5肢択一式の出題範囲と問題数は、以下の表のとおりです。

出題科目 科目の概要 問題数
基礎法学 法律の専門用語や法解釈の方法など、法令に関する基本的な知識 2問
憲法 精神的自由や生存権などを規定する、国の最高法規である憲法に関する問題 5問
行政法 行政の活動について規定する、行政法に関する問題 19問
民法 契約や相続など、一般社会のルールについて規定する、民法に関する問題 9問
商法・会社法 ビジネスや会社のルールについて規定する、商法・会社法に関する問題 5問

多肢択一式は憲法が1問、行政法が2問出題されます。

記述式は行政法が2問、民法が2問出題されます。

法律の問題では行政法が問題数が最も多く、3種類の出題形式の全てにおいて出題されるのがポイントです。

行政書士の業務は、資格の名称のとおりに行政との関連性が高いので、行政に関する法律である行政法が最重要科目になります。

一般知識の問題

一般知識の問題数は全部で14問あり、全て5肢択一式で出題されます。

出題科目 科目の概要 問題数
政治・経済・社会 政治、経済、社会など一般社会に関する問題 7問
情報通信・個人情報保護 インターネットや個人情報の保護などに関する問題 4問
文章理解 文章の並び替えや語句の穴埋めなど、文章に関する問題 3問

問題数は法律の問題の約1/3ですが、一般知識の問題だけでも足切りがある(満点の40%以上得点しなければ合格できない)ので、きちんと勉強しておく必要があります。

関連コラム:行政書士の試験科目を徹底解説! 出題範囲・配点・科目別攻略法まで

行政書士試験の問題を解くコツ

行政法と民法は早めに勉強を始める

行政書士試験の問題は出題科目が決まっているので、出題科目を一つずつ地道に勉強して、基本的な知識を身に着けていくことが大切です。

法律の問題と一般知識の問題の両方で一定数を得点しないと合格できない(足切りがある)ので、どちらか一方だけで高得点を取っても合格できない点に注意しましょう。

足切りを考えると、全ての出題科目を一通り勉強するのが望ましいところです。

特に、行政法と民法は出題数が多い重要科目ですが、法律を勉強したことがない場合は理解するのに時間がかかることが少なくないので、早めに勉強を始めて慣れておくのがポイントです。

独特の問題形式に慣れておく

5つの選択肢の中から正解を選ぶ5肢択一式は、試験の問題形式としては比較的オーソドックスなので、慣れている方も少なくないでしょう。

一方、たくさんの選択肢の中から複数の正解を選ぶ多肢択一式は、問題自体に慣れていなければ最初は戸惑ってしまう可能性があります。

独特の問題形式に慣れるには、実際に出題された過去問を多く解くのが近道です。

ある程度知識が身についてきたら、積極的に過去問を解いて多肢択一式に慣れていきましょう。

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