受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

MBAを目指すきっかけ

大きく2点ありました。2年弱前から部長職となり、経営レイヤーと話す機会が増える中で、特に社長との会話において、自身の事業や会社という全体の解像度がまだまだ低いと感じた点があります。

また、部長職となったことで、全体最適を鑑みた判断が必要になりますが、これまでと違い組織同士のアライメントや会社としての方向性を含めて、判断に迷うことが増えたこともきっかけでした。

この2点から経営学を体系体に学びつつ、それを実践に活かせるようになる必要性を感じ、MBA取得を目指しました。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

秋の入試で一橋大学と早稲田大学を受験しましたが、どちらも不合格になりました。それまで自己流で勉強しており、予備校などの必要性を強く感じました。その中で、アガルートを選んだ理由は以下です。

  • オンラインで受講が可能
  • 受験校相談から面接対策まで一通りの相談や対策をオンラインでも実施
  • 合格の実績をみて信頼感を持った(受験者に対しての合格の割合)

特に受験校の相談は、かなり有益で振り返ってみるとターニングポイントだったと感じました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

受験校相談のうえ、青山学院大学を第1志望で受験すると決めたため、入学志願書と課題エッセイの作成を進めることにした。まずは、志願書や課題エッセイ、面接にも繋がると考えて、経営学全般をアガルートの講座で学び、素地を整えました。そのうえで、志願書や課題エッセイの作成を進めました。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

研究計画書は不要のため、入学志願書等の内容について記載します。まずは、経営学全般の知識をアガルートの講座で学んだ後に、自身のキャリアの考えや問題意識を整理して、内容を設定しました。その後、各受験校対策の講座で自身が受講する学校の内容をみて、ポイントを把握して内容を修正しました。

③勉強のスケジュール

3月 MBAの受験を意識し始める

4月 MBAの受験を考えるが特に行動せず

5月  MBAの受験を考えるが特に行動せず

6月  MBAの受験を考えるが特に行動せず

7月  MBA対策本を購入して研究計画書のテーマを検討

8月 研究計画書を作成

9月 一橋大学と早稲田大学に出願

10月 結果待ち

11月 両校とも不合格となり、対策の必要性を感じ、アガルートに申し込みをする

12月 受験校相談し、受験校決定。青山学院の出願書類を中心に作成。早稲田大学の冬も念の為出願

1月 青山学院の出願を実施。面接対策を始める

2月 面接対策をギリギリまで実施

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

自己流だったMBAの対策を本講座で知ることができた。

▼経営学の基礎講座

経営学に関わる基礎部分を学べる。出願書類やその後、学校に通う上でも必要な知識のため、まずは、この講座を受講することを薦める。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:0回

オンラインの講座を受講。出願書類の前提となる「伝達効率の良い文章」の作成方法を学べるため、小論文がない大学院を志望していても見て損はないです。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

提出した回数:0回

カリキュラムには含まれていたが受験校の兼ね合いから受講せず。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:3回

初回のフィードバックにて、内容は概ね問題なしと話をいただき自信になった。そのうえで、書き方のポイントを教えていただき、修正を行った。当初Googleドキュメントを利用していたが、Microsoft Wordで見た際にページ数が変わるということがあったので、文字数の修正に時間がかかった。

▼面接対策講座

講座を受講して、方向性をつかめた。具体的な面接の内容がわかり、準備する必要のある内容のイメージが掴めた。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

カリキュラムには含まれていたが受験校の兼ね合いから受講せず。

▼各種フォロー制度について

模擬面接によって自身がうまく答えられない内容を認識でき対策に活かせた。

スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫

秋入試で落ちたため、自己流での受験に限界を感じていました。特に研究計画書や出願書類の書き方など、自分で書籍から解釈する方法では、どこを気にされるかなど含めてわからない状態となりました。また、秋入試で落ちたことで、そもそも自分の目指すキャリアに適した大学院などの疑問も多かったです。

そのため、アガルートに申し込み受験相談したことで、疑問が解消され、目標に向かって進むことができました。それ以降は、特にスランプなどはありませんでした。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日と土日で違いました。平日は、仕事があるため概ね6時前には起きて仕事を始めるまで学習に当てました。そして、業務終了後にも24時位までは受験対策をしました。土日は、土曜は基本的に終日受験対策を進め、日曜は2時間程度学習に当てました。

しかし、詰め込み過ぎたり、長時間の学習が継続したりして、過度に疲労が溜まると効率が悪くなることもあるため、休日に丸一日、気になるけど敢えて学習しない、といった日も作りました。

直前期の過ごし方:どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか

具体的には、私は、出願書類と面接による選考でした。そのため面接の対策についてお答えします。主に出願書類に記載をしていた志望動機に対しての質問対策を検討しました。

その際には、アガルートの面接対策にある質問や具体的な事例以外に、自分が面接官をする場合にどのようなポイントで質問するか?を「Why?」を何度も繰り返していました。

前日からは、基本的に「キーワード」に焦点を当てて、質問に対して要点となり、響くフレーズをしっかりと覚えるようにしました。

試験期間中の過ごし方

出願書類を提出した後は、基本的に面接対策に時間を当てました。面接対策については、志望理由などをまとめて話せるようにキーワードを設定していました。しかし、最後は、人間力と思っていたので、あまりプレッシャーを感じないようにしていました。

とにかく自分の話すことの整理と体調管理を優先しました。特に直前に体調を崩すことのないように気を付けました。睡眠時間もしっかりと確保するようにして、体調を万全にして、常に頭がクリアになるようにしていました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

出願書類の提出時は、アガルートからフィードバックもいただいていたので、自信を持っていました。面接時は、想定していた質問はほぼありませんでした。雰囲気的には、合格できたかな?と感じましたが、面接を待っている方は、どの方も優秀そうだったので、安心はできていませんでした。

②合格した時の気持ち

やったー!よかったー!の二言です。秋入試から考えると半年位ずっと悩んだり、時間を掛けたり、していたことなので、本当に嬉しかったですし、新たなスタートに心踊りました。それとともに、これからがスタートのため、気を引き締めていかねば!と思いました。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

受験校対策の面談の影響が大変大きかったと思います。自身の思考にマッチしている大学院はどこか?そして、これからどのようなことを勉強しないと、いけないのか?ここを一緒に整理いただいたため、合格できたと感じています。ありがとうございました。

②講座の影響度

合格の決め手に記載しましたが、受験校相談が大変役に立ちました。この受験校対策をしなければ、MBA取得に向けたスタートを4月からできていなかったと思います。また、出願書類の添削の面談も、私が作成した内容や表現に対して、概ね問題なし、といただき自信が付き、結果、面接対策にもその自信が活きたと感じています。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

2点あり、視野と視座の広がりと向上。卒業生や在校生との縦横のつながりです。

体系的な経営学の学びと実践的なディスカッションにより、自身のビジネス能力を理論的にも行動力としても、今よりも一段も二段も上げて、視野と視座を広げ高められることを期待しています。これにより、自身が高度経営人材として自社でも他社でも通用する人材になれると感じています。

また、ともに学ぶ方々や卒業生の方とのつながりによるネットワークの広がりも期待しています。これにより、自身の価値観が更に広がり、新たな思考などを身に付けられると考えています。

②今後のキャリアビジョン

ここから2年間は、とにかく必死で勉強しながら、仕事を両立させて、自身のビジネスマンとしての能力を高めたいと考えています。卒業後は、自身の得意領域を全社的に管轄する役割を担いたいと思っています。

そして、自社の高度経営人材として、会社全体の事業をカバー範囲とした意思決定に参加し、社会に還元できる役割を担いたいです。また、自身の得意領域としている分野への貢献として、学会や協会での活動などを進めたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

皆さん、当たり前ですが、MBA自体はキャリアゴールのための通過点に過ぎないです。そして、大学院の受験については、さらに手前の通過点であり、スタートラインに立つための試験になります。その意識を持って、勉強や出願書類の作成、面接の準備をされるのが良いと思います。

そうすると、必然とストーリーに納得感があり、勉強にも準備にも自信が出てくると思います。試験まで大変だと思いますが、とにかく体調が一番です。身体を労りながら準備してください。