受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

MBAを目指すきっかけ

元々栄養経営士という認定資格を持っており、経営に興味があったこと。業種が変わっても経営は常に付き纏う事から、いつか落ち着いて勉強する機会があればと考えていたこと。

管理栄養士が患者さんのそばで栄養管理を行えるようにするには、給食管理業務や栄養管理業務の両輪を改善する必要があり、時代に沿った栄養部門とするため提案していくには経営的な知識を持つ必要があると感じた。そしてそれを広めていけたらと考えるようになったこと。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

周りにMBAを持った人がいなかったため、Web検索やYouTubeで調べる中でたどりついた。YouTubeで飯野先生の動画を拝見し、とてもわかりやすかったため経営学の基礎をここで学ぼうと思い、サンプル教材を取り寄せて受講をした上で決めた。

基礎から小論文対策、面接対策まで網羅されている点も魅力的であったのと、計画書や小論文の添削をして頂ける点も受講の決め手だった。時間が取れず添削が出せなかったのは悔やまれる点である。

また、飯野先生の風貌が毎回楽しみで面白く受講できたこと、かつ、わかりやすい説明で経営学の基礎の理解が深まり、受講のモチベーションにつながった。

①勉強の方針

通勤電車で毎日動画を受講し勉強していた。経営学の基礎講座に関しては、最後まで受講しても、また最初から動画を見直すなどして繰り返し受講した。仕事の都合で勉強が進まない時期があったが、通勤電車での受講は継続するように努めた。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

現在の当院の栄養部門が抱える問題点を割り出す。最近、管理栄養士の職業イメージに対する固定観念がマイナスに働いた経験をし、管理栄養士のイメージの更新について考え始めたのをきっかけとして、管理栄養士の職業イメージの更新の検討を研究テーマとした。

③勉強のスケジュール

1月 英語勉強

2月 英語勉強

3月 英語勉強

4月 アガルート受講開始

5月 アガルート受講、基礎講座受講

6月 基礎講座受講

7月 仕事多忙で中断

8月 仕事多忙で中断

9月 アガルートの出願書類・研究計画書の書き方受講

10月 研究計画書作成

11月 神戸大学MBA出願

12月 アガルート受講、小論文添削 

1月 神戸大学不合格、関西学院大学MBA出願
   アガルート受講、基礎講座、書論文添削、面接対策

2月 関西学院大学MBA小論文試験と面接、合格発表

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

学習を始めた頃に見ていた。モチベーションを上げるのに役立った。

▼経営学の基礎講座

0からのスタートであり、基礎が全くない状態だったので、基礎講座をひたすら反復受講していた。とても役に立った。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:0回

小論文は講座を受講しただけで、ほとんど練習できずに本番を迎えた。講座の内容はとても参考になった。職業柄、研究論文を書く機会があるので基本的な部分は身についていたと思われ、なんとかこなせた。

小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:0回

大学院別になっており、傾向が見えることで、不安の解消につながった。反復して受講した。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:0回

出願前に集中的に受講し、飯野先生のおっしゃる通りに進めた。反復して受講した。

▼面接対策講座

合格者による大学院別の面接の様子が紹介されており、不安の解消につながった。とても参考になった。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

研究計画書というものを理解するために、一通り拝見した。

▼各種フォロー制度について

秋から冬にかけて仕事が多忙で時間が取れず受けられなかった。利用したかったです。

スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫

どんなに疲れていても、通勤電車で受講することは必ず課した。しんどい時は休む、眠る、遊ぶ。集中できる時は集中する。メリハリをつけて学習したことがスランプ脱出とモチベーションの維持に繋がったと考える。

また、私の場合受験勉強中に他の認定試験が重なり、学習の優先順位がわからなくなる時期があり、学習の優先順位を立てて挑んだが、詰め込み過ぎたため、その時期は両方とも十分な学習が行えなかった。振り返ってみると、学習のためにその他の事項の選択と集中が必要だったと思う。

12月に全く異種の試験があり、受験勉強との勉強のバランスが取れなくなったことがあったが、体調と相談しながら優先順位をつけて学習するよう努力した。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間は、毎日の通勤電車で合計1時間程度。余裕があれば帰宅後に勉強していた。春から秋まではこのスタンスで過ごした。夏頃は仕事が忙しく学習できないことが多かった。

秋からは通勤電車の学習に加え、土日のどちらかを経営学の基礎の勉強及び、研究計画書の情報収集や作成に使うようにしていた。

1月以降、平日夜は可能な限り、土日は学習したことをまとめる等に費やし、ひたすらアガルートの基礎講座、小論文対策、面接対策を受講し続けた。

直前期の過ごし方:どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか

受験直前は、教科書を繰り返し読み続けた。経営学の基礎講座の動画は、倍速再生にして何周も繰り返し聴講した。日に日に不安が大きくなるため、何かをしていないと落ち着かない状態があった。経営学の基礎講座を繰り返し受講していると、理解が深まっていることが自覚でき、不安の解消にもつながった。

直前は受験校だけでなく他の学校の小論文講座まで聞き、対応幅を広げた。その他、志望動機をどの様に話すか考えたり、研究計画書の内容を簡潔に説明できるよう準備した。

試験期間中の過ごし方

試験期間中はストレスがかかる状態が続くため、睡眠時間の確保を心がけた。不安が募らない程度に遊びに出かけることもあった。

仕事をしながらの勉強となるため、忙しくて学習時間が取れなかったりすると、不安で焦るばかりであった。そういう時は諦めるしかないとたかを括り、休養を心がけたことで、逆に学習できる時の集中力のUPに繋がり、メリハリをつけた学習ができたと思う。試験期間中はとにかくまとまった学習時間の確保に苦労した。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

最初の問題がアサヒのノンアルコールビールの供給について4Pで答える問題であった。食品がテーマであることと、アガルートでよく学んだ4Pが出題され、的確に答えることができた+管理栄養士の知識が活かせる解答ができ手応えを感じた。

面接では面接官の方々に、管理栄養士がMBAホルダーを目指すことにとても興味を持っていただき、助言や応援の言葉をいただくなど、有意義な時間を過ごせた。

②合格した時の気持ち

仕事中に合格発表があったため、一日中気が気ではなかった。帰宅中に駅でWEBで合格を確認した(オンライン出願のマイページから結果が確認できる様になっていた)。

クリックすると結果が表示される方式のため、中々表示ボタンが押せなかったが、「合格」と表示されているのを確認した時はとても嬉しかった。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

飯野先生の講座を受けなかったら合格していなかったと思います。本を読むだけでは得られない情報が満載でした。飯野先生のファッションコーディネイトも毎回楽しみで、飽きずに継続受講できた要因の一つです。

②講座の影響度

合格の決め手は、小論文試験と面接を同日に受けられたことと考えます。今まで面接まで行って不採用になったことがないためです。勉強に関しては、ほとんどアガルートの講座受講だけで勉強したため、全影響をアガルートの飯野先生から受けました。影響度は100%です。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

経営学の幅広い知識の取得、かつ専門的な医療経営学の取得、他業種の方々とのディスカッションや交流による、柔軟かつ戦略的な思考の獲得、経営戦略の組み立て方や実例を学びたい。ワンマン経営にならず部門ごとのモチベーションを維持しながら協力し、お互い成長できる経営について学びたいです。

②今後のキャリアビジョン

起業です。病院や老人施設等の栄養部門経営に関するコンサルタント業に進めたら、と考えています。MBAで学ぶうちに変わるかもしれません。

受験生に対するメッセージ

私は医療従事者で、今まで経営学を学んだことはありませんでした。今回、受験を決め勉強しようと考えた時に、学習が継続できることを念頭に探しました。アガルートは動画配信で受講できること、研究計画書や小論文添削や面接対策も受けられるなど、1から受験する私の様な人にはうってつけです。

合格した今、4月からの勉強が楽しみで仕方がありません。仕事をしながらの受験勉強は大変ですが、この受験を乗り越えられたなら、大学院の勉強も乗り越えていけるのではないでしょうか。まだ通っていないのでわかりませんが。ぜひ一緒に頑張りましょう。