受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名: 鬼頭 亜紀(きとう あき)       

年齢:44歳

合格した研究科:
早稲田大学大学院 経営管理研究科
青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科

MBAを目指すきっかけ

従事している業界が、コロナ禍以降厳しい環境に置かれている状況を打破するため、次の成長の柱となる新規事業の立ち上げ、もしくは現在展開しているプロダクトの多角化が不可欠だと感じていたが、現在の自分には、それらを具現化するノウハウも人脈もないことを痛感していたため、2年かけて経営を網羅的に学び、実務に活かしたいと考えたことが出発点です。
また、年次的にも、マネジメント層としての強固な基盤となるような高度な知識を有したかったからです。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

合格実績が明確だったこと、各大学院の特徴や傾向および受験対策方法がまとまっていて分かりやすかったこと、また合格特典として全額返金のオプションがあったことが挙げられます。
他の予備校も資料を取り寄せて検討しましたが、講義内容がいまいち不明瞭だったことと、合格実績が明確でな、どこまで成果がでているのかが把握できなかったので、絶対合格するために、すべての数値や中身がオープンになっていたアガルートを選択しました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

最初はやれる時間で無理せずと思い、基本は移動時間などに、経営学の基本テキストを読んで理解を深めました。
自分の性格的に、長くコツコツとやるのが不得意なため、ある程度受験の時期が迫ってから、まとまった時間を確保して、集中して提出書類作成に取り組みました。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

まずは現業で感じている課題を洗い出して、それを解決する方法を箇条書きで書き出しました。
その中から実現可能性の高い方向性を定めて、それを具現化するのに必要だったり、参考になるような研究内容はどういったものか、と詳細を詰めていきました。

③勉強のスケジュール

3月 情報収集

4月 情報収集

5月 学校説明会の応募

6月 オープンカレッジ参加

7月 オープンカレッジ参加

8月 提出資料作成着手

9月 提出資料完成

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

使用せず

▼経営学の基礎講座

主要な部分のテキストのみ参照

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:1回

テキストを全大学分読み込みました。
どの大学も似たような課題内容だったので、認識している課題感や、やりたい研究内容が似ている案件の、書き方のフォーマットを参考にしながら、自分の内容に置き換えて完成させました。

このフォーマット習得こそが、完成度の高いまとまりのあるエッセイに繋がったと思います。

▼面接対策講座

模擬面接を1回申し込みました。
テキストに注意すべきことのサマリーがあったので、それらの回答を準備しました。
「まずは結論を簡潔に言う。そしてその結論に肉付けをしていく」というとても基本的で大事な部分は、いざ話し出すとすっぽり抜けてしまうことを痛感し、強く意識していないとスムーズに構成できないことを学んだので、本番までに実生活でも癖づけるようにしました。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

使用せず

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

使用せず

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

出願書類・研究計画書は、書き出すための骨子組み立てまでにかなりの時間を要しました。
最初から文章に起こそうとすると、ダラダラと発散してしまうため、課題感/現状分析/強みと弱み/今後の展望など、とにかくパーツとなる項目を書き出し、それらを箇条書きで書き出し、点と点を繋げるように文面を整えていきました。

また、大学院のパンフレットを隅々まで読破し、理解を深めることは必須でしたし、理解することでどうしても合格したい、というモチベーションアップにも繋がりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は仕事が忙しく全く時間を取れなかったので、家族に協力してもらって、休日を丸一日使わせてもらい、そこで集中して資料集めや出願書類の文章作成に充てました。
それでも時間が足りなくなり、何回かは週末に(ほぼ)徹夜して進めることもありました。
経営学の基礎知識については、テキストを持ち歩いて移動時間を活用しましたが、分量が多く入試までにすべてを読み込むことは難しいと判断し、面接対策として必要と思われる項目の優先順位をつけてできるところまで読み進めました。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

希望大学院が書類と面接のみだったので、最後の最後まで出願書類のブラッシュアップに努めました。
ギリギリまで業界研究や(生成AIのような)テクノロジー開発の情報収集を行い、より深い考察を基にした内容になるよう推敲を重ねました。

締め切り間近は、仕事を少しセーブして考える時間を捻出し、エッセイのどの部分を突っ込まれても自分の言葉で明朗に説明できるように、きちんと考えを整理して咀嚼しきった状態に持っていきました。

試験期間中の過ごし方

出願書類作成で燃え尽きてしまった部分があり…、一次結果発表および面接までの間は、特にこれといった勉強や準備は行いませんでした。
逆に、エッセイを書ききったことで自分の目的が明瞭になっていたので、記載したエッセイを読み返し、自分の考えを端的に分かりやすく伝えるためにシミュレーションを頭の中で繰り返していました。
また、出願書類作成で睡眠時間が削られ体調を崩しがちだったため、健康第一で規則正しい生活を心がけました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

面接官から否定的な反応はなく、ユーモアが必要なところはユーモアで返して、緊張でガチガチになることもなかったので、悪くなかったのでは、と思いました。
優しい面接官の方だったので、私もにこやかな表情で対応するシーンが多く、良い印象を残せた、とも思いました。

②合格した時の気持ち

いけるかな?と期待する気持ちが大きかったので、番号を見つけて嬉しかったです。
睡眠時間を削って苦労してエッセイを書き上げたので、その努力が報われた、という気持ちになりましたし、自分の課題認識や将来のビジョンが、百戦錬磨の教授陣からも学びに値すると認められたことが自信にも繋がりました。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

出願書類の精度と、面接官との相性だと思います。
短期集中で考え抜いてエッセイを仕上げたので、その過程で自分の考えを整理でき、結果として自分の言葉で自分らしく、ゆとりを持って面接に挑むことが出来ました。

②講座の影響度

出願書類・研究計画書の書き方のテキストが無かったら、合格することは難しかったと思います。
エッセイ・論文は独特のフォーマットがあり、それに沿って合格実績のある多くのケースを読み込めたことは非常に参考になりました。
また、講師の方に的確な添削を頂いて、重要な部分の整理と軌道修正を行えたことも大きかったです。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

キャリアゴール達成にむけて、体系化された経営理論をはじめとする幅広い知識と視座の広い実践知の獲得が一番の期待値です。
現場でのキャリアアップやマネジメントレイヤーとしての業務推進はもちろん、将来的に経営側に立ち、ビジネス全体を牽引していく素地を身に着けたいと思います。

同時に、国籍・年齢・経験に囚われない、意欲と多様性を持ったビジネスプレーヤーとの人脈形成を実現し、新規事業創出に向けた貴重なビジネスネットワークを構築できる点も期待しています。

②今後のキャリアビジョン

MBA取得によって得られた実践知および人脈を活用して、提供プロダクトの高度化(顧客満足度向上)の達成、もしくは新規事業の立ち上げを実現したいです。
現場での実績を積んだあとは、経営に携わる部門でビジネス全体を牽引していける人材となるべく精進したいと思っています。

受験生に対するメッセージ

仕事が忙しい中での準備は(そもそも受験のモチベーション継続も含めて)非常に大変だと思います。
その中で、アガルートの教材は、短い準備期間でも合格できるだけの有意義な内容になっており、かつ簡単には手に入れることのできない合格者の方のノウハウが詰め込まれたものでした。

私自身、実質2カ月ほどの準備期間で合格の切符を手にしたので、時間がない、今年は諦めよう、と思わず、是非チャレンジすることをお勧めします。