合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名:戸田 翔太(とだ しょうた)

年齢:34歳

最終学歴:明治大学

合格した研究科:
早稲田大学大学院 経営管理研究科 夜間主総合
明治大学大学院 グローバル・ビジネス研究科

MBAを目指すきっかけ

新卒で現在の所属企業に入社し、主に営業経験を積んできましたが、年次と職位があがってくるにつれて、自分が動くのではなく周囲のメンバーに動いてもらわなければいけない仕事が増えてきました。
自分では未経験の業務に関して、企画を立案してプレゼンする機会が増えていく中で、経験に基づいた感覚だけでなく、論理的な根拠を示して説明しなければ人には動いていただけないということ、自分自身にはまだその力が不足しているということを痛感し、MBAを目指したい気持ちが芽生えました。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

1度目は全くの独学で早稲田の冬入試に出願し、書類で不合格となりました(コロナ影響で小論文試験は無し)。今の自分のやり方では合格できないと思い、1年間予備校に通ったうえでの再挑戦を決めました。

他の予備校と深く比較したわけではないのですが、下記の点がアガルートを選んだ決め手でした。

  1. 検索した際の口コミの数が多く、内容も良かったこと
  2. 受講費用が比較的リーズナブルであったこと
  3. 研究計画書の添削が無制限であったこと
  4. 飯野先生の授業を拝見し、とても分かりやすかったこと
  5. 完全オンライン受講で、通勤時間や隙間時間が有効活用できること

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

<インプット>

  • 通勤時間が長め(片道60分程)だったので、電車移動中に動画視聴
  • お風呂の中や就寝前の隙間時間で動画視聴

<研究計画書作成>

  • 出願の2か月前くらいに国会図書館にて先行研究探索を実施
  • 1.5か月前くらいから研究計画書の添削を開始。4回ほど添削いただき提出。

<小論文対策>

  • 4か月前くらいから基本編の練習をはじめ、添削を開始。
  • 試験本番の約1週間前にすべての練習を終了し、本番に臨んだ。

<面接対策>

  • 書類提出後は面接対策をはじめ、面接本番の前日に模擬面接実施。
  • 冬入試は秋入試の内容を1か月前くらいから復習して本番に臨んだ。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

もともと人材育成や組織文化醸成に関するテーマに関心があったため、人材・マネジメントに関する飯野先生の講義内で紹介されていた書籍を何冊か読み、その中で興味を持った書籍の参考文献を国会図書館で探し、テーマを絞っていきました。
私の場合は“幸福度”ד日本的経営”を軸にテーマを考えたのですが、結果的に抽象度が高いまま出願時期となってしまい、添削の中でもその点をご指摘いただいておりました。
その点が、その後の面接などでも課題となったと認識しております。

③勉強のスケジュール

1月 前年の冬募集に向けて研究計画書作成。

2月 前年の冬募集一次で不合格となり凹む。
   翌年の再挑戦を決め、予備校を調べ始める。

3月 アガルートの受講相談を受け、受講を決める。

4月 「経営学の基礎講座」動画視聴開始。

5月 「経営学の基礎講座」を通勤、隙間時間で視聴。

6月 「経営学の基礎講座」「小論文対策講座」「研究計画書の書き方講座」「研究テーマの探し方」
   などを視聴。

7月 「経営学の基礎講座」「小論文対策講座」「研究計画書の書き方講座」「研究テーマの探し方」  
   などを視聴。

8月 国会図書館にて先行研究研探し。計画書作成。
   小論文練習。
   隙間時間などで動画視聴は継続。

9月 研究計画書作成・添削依頼。
   添削を待つ間に小論文練習。
   隙間時間などで動画視聴は継続。

10月 一次試験(小論文)前は過去問を実践練習。
   「面接対策講座」を視聴。

11月 二次試験に向けてアガルートのテキストに沿って準備をしつつ、模擬面接実施。

12月 秋入試に不合格となり、一時期WBSは十分に合っていないのではと意気消沈。
   他校の情報収集などをしていました。

1月 秋入試時の出願書類の内容を微修正。
   読書により情報インプットすることを意識しました。

2月 一次試験(小論文)前にアガルートの基本編とWBS過去問の内容をおさらい。
   二次試験(面接)前は出願書類の内容確認と、アガルートのテキスト内容をおさらい。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

受講当初に視聴しました。入試合格に向けてやるべきことがイメージでき、取り組みの計画を立てることができました。

▼経営学の基礎講座

繰り返し視聴しました。講義の中で紹介してくださった書籍も参考になりました。
飯野先生のストーリー仕立て、かつ事例の豊富なご説明がとても理解しやすかったです。

▼小論文対策講座(基本編) 

テキストの問題に取り組んでから、視聴しました。
テキストに書いてある内容ではありますが、個人的には、文字で読んだだけよりも飯野先生の解説を改めて聞くことで理解が深まったと感じます。

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

学習方法は基本編と同様です。一通り基本編を完了したのちに実施しました。
小論文の練習としては基本編の方が網羅的であったと感じましたが、受験校の雰囲気を感じるうえでは、とても有意義な練習になったと思います。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:5回

経営学の基礎知識講座の後に視聴しました。
前年の受験時で提出した出願書類を再確認することができ、とても勉強になりました。
実際に合格された方々の研究計画書を見ることができ、飯野先生のコメントが聞けたのはとても参考になりました。

▼研究テーマの探し方講座

出願書類・研究計画書の書き方講座と同時期に視聴しました。
国会図書館での先行研究探索や、何度も添削を繰り返すことの重要性を学ぶことができ、とても重要なアドバイスであったと思います。

▼面接対策講座

WBSの場合は深い経営学の知識は不要ということでしたので、面接の雰囲気を知る意味で活用しました。
こちらについては、テキストを中心に対策した感覚ですが、移動中や隙間時間での復習に動画視聴をして臨みました。

▼各種フォロー制度について(Facebookの質問制度、受験校相談、ホームルーム)

ホームルームのおススメ大学院紹介は、受験の志望動機を改めて振り返る良い機会になりました。
また、受講生からの質問に対する飯野先生のご回答を拝見し、理解が深まるとともに、同じ環境で頑張っている方々がいることが感じられたのは励みになりました。

Facebookの質問は、個人的な事を質問することに若干の精神的躊躇がありましたが、タイムリーにご回答をいただくことができ、安心感につながりました。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

秋入試に不合格となった際は、WBSと自分の相性が合っていないのではないかという不安が膨らみ、とても凹みました。
他の受験先を検討するなどする中で、Facebookにて相談をさせていただき、WBSの秋入試に不合格となっても、冬入試でのチャンスは大いにある旨を飯野先生からホームルームでご回答いただき、とても気持ちが前向きになったことを覚えています。
一人で取り組んでいたら、このようなきっかけはなかったと思うので、アガルートを受講させていただいたおかげであったと感謝しております。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

<インプット>

  • 通勤時間が長め(片道60分程)だったので、電車移動中に動画視聴
  • お風呂の中や就寝前の隙間時間で動画視聴

<研究計画書作成>

  • 出願の2か月前くらいに国会図書館にて先行研究探索を実施
    ⇒会社の夏季休暇を使って終日図書館にいる時間を確保しました。
  • 1.5か月前くらいから研究計画書の添削を開始。4回ほど添削いただき提出。
    ⇒じっくりPCに向き合う時間が必要であったため、早朝や就寝前に時間を捻出しました。

<小論文対策>

  • 4か月前くらいから基本編の練習をはじめ、添削を開始。
  • 試験本番の約1週間前にすべての練習を終了し、本番に臨んだ。
    ⇒実際の試験時間同様の時間確保が必要であったため、早朝や就寝前に時間を捻出しました。

<面接対策>

  • 書類提出後は面接対策をはじめ、面接本番の前日に模擬面接実施。
  • 冬入試は秋入試の内容を1か月前くらいから復習して本番に臨んだ。
    ⇒移動中や隙間時間での動画視聴をし、入試直前は就寝前にテキストを読み返しました。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

一次試験(小論文)直前は、添削いただいた内容の確認と基本編のテキストおよび動画を視聴することでおさらいしました。
当日の問題はジャンルも含めて予想ができないため、論述の組み立て方を中心に繰り返し確認しました。
心持としては、アガルートの練習問題をすべて実施していたため、練習量はそれなりに積んだということを自分に言い聞かせ、「これでだめなら仕方ない」と思い臨みました。

二次試験(面接)直前は動画視聴とテキストのおさらい、基本的な質問事項に対する一問一答の作成を実施しました。
心持としては、答える内容を意識するよりも、どのような質問が来てもあきらめずに食らいつくことを強く意識して臨みました。
結果的には、事前にそのような心持を持てていたことが、良い結果につながったのだと思います。

試験期間中の過ごし方

直前までに一通りの準備は完了していたので、あとは繰り返し動画視聴などをしていました。
業務も多忙な時期に重なっていたため、可能な限り体調管理に留意した規則正しい生活を心がけるとともに、濃厚接触者にならないことも意識して過ごしていました。

また、過去に二度の不合格を経験していたため、マイナスのイメージが湧いてきそうになることもあったため、できる限りの善行を心がけ、後悔が残らないような日々の生活を送ることを意識して過ごしました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

一次試験(小論文)はある程度手ごたえがありました。
出題テーマが比較的自分の興味関心の高い分野であったため、内容よりも書き方に注意を向けながら回答することができました。
二次試験(面接)に関しては、不合格だと感じました。
アガルートの添削でも抽象度が高いとご指摘を受けていた中、まさにその点を面接でも指摘され、面接の順番も午前中最後の一人ということもあり、望みは薄いと半分あきらめかけていました。

②合格した時の気持ち

合格発表を確認したときは驚きましたが、受験期間中に応援してくださった方々の顔がたくさん浮かんできて、正直涙が出るほど嬉しかったです。
こんな自分でも、自分なりに精一杯頑張ってきてよかった、と心から安心しました。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

  • 研究計画書の添削を繰り返すことで、一定の完成度に仕上げられたこと。
  • 経営学の基礎講座で、網羅的な知識が得られていたこと。
  • 小論文の練習を積むことができていたこと。
  • 圧迫気味の面接があり得ることを事前に知れていたこと。

②講座の影響度

全ての講座が、私にとってはとても重要だったと思います。
これまでの人生で受験を経験したことが無かったので、基本的な事から丁寧にわかりやすく理解できるカリキュラムはとても自分に合っていたと思います。
自分の時間で動画を繰り返し視聴できることも、私の生活リズムに合っていました。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

期待するものは下記の3点です。

  1. 体系的かつ実践的な知識・スキルを身に付けられることです。
    研修や書籍などを通じて、表面的な内容には触れていましたが、実際のビジネスで活用できるレベルで定着させたいと思っています。
  2. 組織・人材マネジメントの分野を自分の専門分野として深めることです。
    これまでも漠然と興味関心は強く持っていましたが、周囲の人に対してロジカルに伝えられるものが乏しい感覚を持っていたため、確固たる自信を持てるように学びを深めたいです。
  3. 多様な人とのネットワークを構築し、卒業後も生涯にわたって高めあえる仲間を作りたいです。
    2年間の通学中だけが学びではなく、生涯にわたって学びを深めていけるよう、通学期間中に出会った意識の高い仲間との生涯にわたってのつながりを大切にしたいと思います。

②今後のキャリアビジョン

通学期間中は、WBSで学んだことや気づいたことをすぐに自職場で実践し、インプットとアウトプットの両方を意識することで学びの成果を最大化していきたいです。
卒業後は、人と組織のプロフェッショナルになるべく、営業職場でのマネジメント経験を積み、将来的には人事部で、会社全体の人材育成や組織文化づくりに携わっていきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

私は2度不合格となり、3度目に合格をすることができました。
MBAで学びたいと本気で思うなら、是非合格できるまであきらめずにチャレンジしていただければと思います。

入学後はもちろんですが、私の場合は合格に向けて準備するプロセスも、自分の成長につながる貴重な時間になりました。
そのチャレンジをするうえで、アガルートのカリキュラムを活用することは、有力な選択肢の一つになると思います。
多少の費用は掛かりますが、自力で準備することに比べて、かなりの効率化(時短)になったと個人的には満足しています。
皆さんのMBA受験が、素敵な成長の機会になることを願っております。