自己紹介

氏名: 奈良嘉則(ならよしのり)

年齢:36歳

所属企業・役職:安田法律事務所弁護士

最終学歴:金沢大学法科大学院

合格した研究科:早稲田大学経営管理研究科

MBAを目指すきっかけ

私は,これまで弁護士として,顧問先の会社や相談を受けた会社が抱える大小様々な問題に対し,法律的な面からサポートしてきた。 その中で,法律だけでは解決できない問題に直面することが多々あり,そのほとんどが,会社の「経営面」に問題の真因があるような事案であった。具体例を挙げれば,組織や人材の管理の問題,ガバナンスの問題などである。

会社の抱える問題を根本的に解決するためには,広く経営の知識を身につけるとともに,人材・組織マネジメントやガバナンスに関する専門的な知識を深掘りする必要があると考えるようになり,その結果,MBAを目指すこととなった。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

アガルートアカデミーを選んだ理由は,「合格するためのツールとして信頼できたから」という一言でまとめることができるが,「信頼できた理由」は,主に以下の点である。

①ネット上で公開されているMBA情報が詳細で,かつ分かりやすいものだったから。

②様々な合格者の合格体験談などに触れることができたから。

③研究計画書や志望理由書の「添削指導」が充実しているという評価だったから。

④経営学の基礎講座の無料体験がとても分かりやすかったから。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

論理的に考えて思考過程を書面で表現することについては,不安に思っていなかったため,小論文対策にはほとんど時間をかけなかった(志望校の過去問を頭の中で解く程度)。時間配分の感覚(問題文を読んで理解する時間,メモを作成する時間,書き始める時間など)を体得するという意味では,一度くらいは答案練習をしておいた方が良いかもしれないと思った。

課題のエッセイの作成については,だいぶ時間をかけないと良いものができないと思い,早い時期から取り組むことにした。特に時間をかけた項目としては,ア)キャリアプランを見つめ直すこと,イ)そのキャリアプランに繋がる研究の先行研究を調査することである。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

大まかな流れとしては,ア)仕事で不都合(不満)が生じていることを発見し,理想の自分と現実の自分とにどのようなギャップがあるのかを分析する→イ)そのギャップを解消するためにはどのような研究がもっとも効率かつ効果的か考える,というサイクルを何回も行った。

③勉強のスケジュール(実際に行ったことや心がけたことを記載してください)

(令和3年)12月 アガルートMBA講座申込み

(令和4年)1月 MBAに関する情報収集

2月 基礎講座など徐々に視聴し始める。

3月 受験校相談。(早稲田)課題エッセイに取り組み始める。

4月 添削指導(1回目)

5月 添削指導(2回目)

6月 添削指導(3回目)

7月 研究計画の内容を検討するため,国会図書館に行った

8月 添削指導(4~5回目)

9月 添削指導(6回目)※完成

10月 入試(1次試験)

11月 入試(2次試験)

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

MBAに関する全体的な情報や各大学院の特徴などが分かりやすく説明されていて良いと思った。また,この情報を早い時期に取得できるかどうかで,キャリアプラン実現に向けたルートを色々熟考できる時間に差が出てくると思った。

▼経営学の基礎講座

経営の知識が全くない方でも,「なぜ」が分かるような内容になっていると思った。少なくとも,私自身は良く理解することが出来たので,とても良かったと思った。1回の視聴ではなく,隙間時間に何度か繰り返し視聴した。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:6回(何度も繰り返し提出し,最終的に満足なものに仕上がった)

▼研究テーマの探し方講座

研究テーマに関する情報収集はもちろんのこと,基礎講座で学んだことの復習にもなったと思う。

▼面接対策講座

志望校の面接がどのような感じで行われているのか,雰囲気を掴むことができるので,良かったと思う。

▼各種フォロー制度について(Facebookの質問制度、受験校相談、ホームルーム)

受験校相談は,約30分間行われた。MBA受験に関連する素朴な質問に対しても丁寧に回答していただいた。
ホームルームも視聴した。そこで,受験情報や受験生の状況(どういう点に不安を感じているのかなど)を把握することができた。

スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫

研究テーマがなかなか決まらなかったことが,もっとも大変なことだった。時には,「研究が目的で,それに合わせるような形でキャリアプランを形成する」という悪循環に陥ったときもあった。しかしながら,あくまで研究は,「キャリアプランを実現するための手段」にすぎないことを良く思い返し,もう一度キャリアプランを熟考し,それに合わせて研究テーマを再考した。

研究テーマの再考にあたっては,関連する文献を読み,その文献で引用されている文献(原文)を求めて国会図書館に行ったりもした。

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

通勤時間が片道1時間半以上あるので,電車の中で参考文献を読んだり,課題エッセイを作成するなどした。仕事量を減らすことは難しかったので,朝かなり早く起きて時間を作ったり,隙間時間をうまく見つけるようにしながら,学習を進めた。時間がない中でも,自分が納得できる程度の時間は確保できたと思う。

仕事をしない日については,それなりに学習時間を確保できたと思う。また,体を休めることも大事なので,休息日にした日もあった。

直前期の過ごし方

試験直前期だからといって,特に勉強方法を変えたり,生活リズムを変えたりしたことはなかった(しいて言えば,近時問題になっているような世界・日本の経済(経営)の問題点に関して,必要最低限の知識を身につけるために,ネットや文献に目をとおしたりした)。小論文については,早稲田の過去問を読み,自分ならどのような論理過程で書面を作成するか頭の中でイメージするという練習を行った。実際に答案を作成するというところまでは,なかなかできなかったが,良い練習になったと思う。

試験期間中の過ごし方

とにかく体調管理に気を付けて,仕事の時間を減らしてでも食事や睡眠の時間を確保した。学習時間については,無理のない範囲で小論文対策や面接対策を進めた。

また,新型コロナウイルスなどの感染症対策として,人が集まりそうな場所には極力いかず,電車もなるべく混雑する時間帯をずらして乗るように心掛けた。

あとは,なるべくストレスをためないように,ジムに通って運動したりサウナに入ったりするなどして,精神的にリラックスできる環境を整えるように工夫した。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

1次試験の課題エッセイについては,自分にとって満足できるものに仕上がったと思った。課題エッセイは1~3まであったが,これら3つのエッセイがつながるように意識して,一つの「作品」として仕上がれば,読み手の印象は良いと思った。

また,小論文については,時間ぎりぎりまでかかったが,最後まで文章を書ききることが出来た。私が思うに,「途中答案」は印象がかなり良くないと思うので,限られた時間内で書ききることができて良かった。内容としても,「問い」に対して無難に論理的に回答できたと思うので,まずまずだったと思う。

2次試験の面接も,全体を通じて良い雰囲気だったと思う。研究の内容に関する質問(ご指摘)やガバナンスに関する質問(社外取締役が株を持つことについての意義など)を問われたことは,少し驚いたが,頭の中で整理しながら返答することが出来たと思う。

②合格した時の気持ち

合格してホッとしたという気持ちももちろんあったが,ここからまた自分のキャリアプランに向けてステップアップできることに楽しみを感じた。新しいことを学べる楽しみに加え,新しい環境に身を置けること,切磋琢磨できる友人と出会えることに嬉しさを感じた。

振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

私の直感としては,やはり「課題エッセイ」が大きかったと思う。3つの課題エッセイの「繋がり」を意識し,これまでの職務経験とMBAの志望理由(興味ある研究)の結びつきを,限られた字数の中でどれだけ効率よくかつ分かりやすくまとめて表現できるか,という点が大事だと思った。面接のステージに進む前は,試験官とは,文章を通じたコミュニケーションしかできないため(小論文も同様),「聞かれていることについて伝達効率よく回答できるか」という能力が最低限ないと,合格は難しいと感じた。

②講座の影響度

上記「合格の決め手」からすると,「出願書類・研究計画書の書き方講座」と「研究テーマの探し方講座」は,特に役に立ったと思う。指導経験豊かな講師に課題エッセイを添削していただくことが,どの方法よりも一番の近道であると思う。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

私は,飯野講師が良く述べている「人生をよりハッピーにする方法」の一つとして,MBAを選択した。MBAには,「お金・時間・労力」をわざわざかけてまで進学する価値のあるもの(経営に関する知識の体得や人との出会いなど)が埋まっていると思う。ただ,あくまで埋まっているだけで,それを掘り起こして発見できるかどうかは,進学してからの自分の努力次第だと思う。なので,「進学してからも自助努力を怠らなければ,今よりもハッピーな状態に近づける」という意味で,期待している。

②今後のキャリアビジョン

これまでは,弁護士として顧問先を始めとする企業からの相談に対し,法的な面からのサポートのみであった。今後は,MBAで取得できた経験を活かし,幅広い視点をもって企業をサポートしていきたいと思っている。また,MBAでの人との出会いを活かして,弁護士として企業の社外取締役に就任し,広く企業の経営面に関与していけるようになれればと思っている。

受験生に対するメッセージ

MBAは,あくまで自らのキャリアプランを実現するための「手段」であって,「目的(ゴール)ではない」と思います。だからこそ,自分と向き合う時間,見つめ直す時間をしっかりと確保し,将来自分がどうありたいかを良く考えることがとても大切です。大学院によっては,専門的な経営の知識を身につけておく必要がある学校もあるので,「学習時間」になりがちだと思いますが,それ以上に私は大切な時間だと思います。①自分が将来どのようになりたいか,②それに向けた最善の方法がMBAに行くことなのか,という点を意識し考え続けることは,受験期間中はもちろん,今後MBAに進学した後も必要なことだと思います。頑張ってください!