自己紹介

名前：S.Hさん
合格した法科大学院名：京都大学（既修）

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 重要問題習得講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

私がアガルートを受講しようと思ったのは、①価格面、②定評の高さです。

①については、他の予備校さんと比較しても受講料が安いことは自明だと思います。私もアルバイトをして生活をする一般的な学生ですので、十数万円程度で教材を利用できることは有難いです。私は司法試験の年度切り替えの安くなるタイミングで講座を利用させていただきましたので１０％ほどの割引が受けられました。加えて、定期的にクーポンが発行されており、いつでも安く購入できます。また、②にもつながるのですが、安かろう悪かろうというわけではない、すなわち低下価格なのに高品質でコスパがとても良いです。

②については、SNSやネット記事で多くの利用者がおり、おすすめしているのをよくみかけます。実際、今年度のロースクール入試でも多くの受験生がアガルートの教材を片手に勉強しており、その人気は明らかであると思われます。また、私の先輩もアガルートを用いて私と同様のロースクールに合格しており、その質の高さは本物であると考えます。

合格体験記

私が合格を勝ち取れたのは、①重要問題習得講座の周回、②過去問演習を通じたアウトプット、③各大学院個別の対策を欠かさなかったことだと思います。

①については、他年度の合格者の方も仰っているようにひたすらにやりつづけることが肝要です。私は１・2周目をフル起案で、3周目以降は問題の所在、規範、あてはめを簡潔に書くという形で利用し、最終的には5周ほど7科目を回しました。それに加え、復習管理アプリを使い、復習日を決め、過去に解いた問題を理解しているか説明するように声に出していました。実際に5周目に至ったときには、問題に対峙した時に素早く論点を抽出できるようになり、解答できるようになっていました。また、この方法は、確実に重要な問題につき、アウトプットを通してインプットでき、3周目以降はある程度覚えているため時間の効率化を図ることができます。そしてこれを可能にしてくれたのは、網羅的に論点を押さえ、解答が分かりやすく、記憶に定着しやすい「重問」でなければできなかったと思います。

②について、過去問はよく傾向と対策を知るために利用すると言われ、実際に解くことを軽視する人がいます。確かに後述する③のようにそれはそれで重要であることは明らかです。しかしながら、各大学の過去問は各科目のエキスパートにより作成された良問に間違いがないのですから、実際の時間で数年分、起案することをおすすめします。実際、今年度受験した大学院でも他大学で出題された過去問と似たような問題が出題されていましたから、解かないよりは解くべきであると考えます。加えて、①の重問で培った力を、過去問演習を通じて発揮し、より記憶に定着することができると考えます。

③について、これは当たり前のことかもしれませんが、私と同様の失敗を防止するために挙げます。すなわち各大学院で出題される特殊形式の問題、阪大では刑訴の語句説明、京大では会社法以外の分野がこれにあたります。阪大刑訴は事例問題と語句説明問題が出題され、後者の方の配点が大きいという特徴があります。私は、事例問題は解けると高をくくっており、語句説明問題の対策をしていませんでした。しかし、入試では事例問題が解けないというイレギュラーが生じ、何とかひねり出した語句説明で最低限得点を稼いだと認識しております。結果的に合格をいただけたためよかったものの、受験後は後悔、不安が押し寄せ、受験生にとって良くないストレスがかかっていました。こうした経験から③を挙げました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

【基本7科目】重要問題習得講座

問題数の多さ、網羅性から大概の問題に対応できるため、やり遂げたときの自信、安心感は計り知れないです。

工藤先生の問題解説は、短時間にまとめられているうえに、教材本では理解しきれなかった部分の補足、イメージ化につながる解説で効率的な理解へとつながると思いました。

本講座は他の講座である総合講義や論証集の使い方等の講座とリンクしており、そちらの利用もしていれば、より深く、効果的な学習ができたのではないかと思っています。