合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

年齢:23
在卒高校名:神奈川県私立聖光学院高校
在卒大学名・学部名:東京大学法学部卒
在卒法科大学院名・コース:東京大学法科大学院在学
受験回数と短答、論文の通過経験:R3論文不合格
学習期間:大学3年6月から受講、学習期間2年半
論文式:74位

法曹を目指すきっかけ

小学生の頃、本やドラマで知った弁護士の姿に憧れたのがきっかけです。そのまま大学に入学したものの、法学の難解さにひるみ、国家公務員や民間企業への就職など法曹以外の様々な進路を検討しました。しかし、どの進路を選んでみても、自分が面白いと感じる点は結局全部法曹にも含まれていると感じ、それなら自分が興味を持って学んできた法学を将来の役に立てたいと予備試験、司法試験合格を目指す決心をしました。

アガルートアカデミーを知ったきっかけや選んだ理由

予備試験を受験することを決めたため、対策として予備校の講座の購入を検討する過程でアガルートを知りました。アガルートに決めたのは、講座の価格が良心的であったことと、工藤講師の解説が比較的学問的であるとの噂を耳にしていたからです。私が受講を決めた頃は、周りにアガルートの講座を受講している知人がおらず、インターネットで目にする程度の評価しか知らなかっため、今後数年の勉強を丸ごと託すことに正直不安がないわけではありませんでした。が、いざ受講するととてもクオリティが高く、全くの杞憂でした。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

文章を書くのは比較的得意だったので、最初はインプットを重視して勉強する方針でいました。しかし、総合講義を聴くのにもなかなか時間がかかること、一般的な文章と予備試験の答案は質が異なることから、一向にうまく答案が書けるようになりませんでした。そこで、重要問題習得講座等の解答例をじっくり分析する時間をとり、書き方の型を覚えていきました。それをすることで初めて、漠然としていた知識のインプットと答案へのアウトプットがつながり、答案が形を成すようになりました。一度やり方がわかればこっちのものですので、それ以降は、知識をインプットすること、それをアウトプット用に整理することを繰り返していました。

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

総合講義300

試験対策として意識すべき点、判例の理解、学説がバランスよく解説されている点が非常に魅力的でした。私は、ゼロからの暗記が得意ではなく、その背後にある理屈を理解して初めて覚えられるタイプなのですが、工藤講師がなぜそのような結論を導くべきなのかという点まで含めて丁寧に解説してくださるため、スムーズに要点を頭に入れることができました。
使い方としては、やや特殊かと思いますが、大学の法学部の授業を受講し終わった科目から順に受講していくというやり方をとっていました。要点の復習になることはもちろん、どのような点が予備試験で重要になるかを示していただくことで、授業で得た知識と予備試験の橋渡しにも非常に役立ちました。

論証集の「使い方」

合格したのはこの講座のお陰と言っても過言ではありません。論証集の中では、クオリティが群を抜いていると思います。分量は多く、全てに目を通すのはオーバーワークに思えるところもなくはないと思います。しかし、これを一通り頭に入れておくことで、初見の論点が出てきてもおそらく周りの受験生も分からないはずだと思えるため、自信になりました。
あらゆる学習で得た知識は論証集に書き込んで一元化していました。それを一周見ることで、論証の暗記にとどまらず自分の弱い知識も含めて総復習できたことが、長期的な記憶に役立ちました。論証集は通学時間に読んでいました。音声を倍速にして聴くことで、集中力も維持しながら読むことができました。

重要問題習得講座

インプットを完成させるとともに、アウトプットの出発点となる講座です。解説、解答の量が適切で、最短時間で必要十分の知識、書き方を吸収できるところに魅力を感じていました。
論証を使う場面を理解するという目的を持って使っていました。論証の文言自体は覚えたけどどのような場面で使うか分からないという場合に、問題を解いてみて使い方を理解し、それを逆に論証集に書き足していくという作業をしていました。
総合講義を聴き終わった後に通しで1周解きましたが、毎日淡々と解き進める方針が肌に合わず、2周目以降は、過去問演習等と並行し、分からなかった分野や不安が残る分野の問題を摘んで解くという形で取り組んでいました。

予備試験 論文過去問解析講座

過去問演習はこの講座のみを使用していました。必要十分な解説に加えて出題趣旨への言及もあり、司法試験委員の先生方がどのような点を重視しているのか具体的なイメージを持って問題を解くことができるようになりました。
唯一の注意点は、工藤講師の解説、模範解答はかなりレベルが高く、受験生の平均的な答案とはやや乖離があると感じることです。講座を受講し始めた頃は、自分の答案と模範解答の差に絶望していましたが、今振り返るとそんなに悲観する必要はなかっと思います。この講座とは別に、受験生の答案レベルははこれくらいなんだとイメージが持てる機会を得るといいかもしれません。

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

学部時代は、部活に所属していたため、学習時間の確保には苦労しました。一方、部活の関係で基本大学には足を運ぶため、一緒に勉強する友人を作り、疲れていても大学の図書館によって滞在するという習慣をつけました。生活の中心に部活があり、部活がない時間を狙って勉強するような感じでした。
今年の4月から法科大学院に進学し、平日はもっぱら授業とその準備に追われていました。授業内容は非常に高度な学問的なもので、個人的にはとても興味深かったのですが、司法試験の答案の書き方が意識された内容ではなかったため、どうやって答案に修得した知識を落とし込むかを考えていました。土日に授業がない科目の過去問演習等をしていました。ただ、答案を通しで書く時間はなかなか確保できず、答案構成にとどめていました。

直前期の過ごし方

短答の前1ヶ月ほどは、ローの授業以外の勉強時間は全て短答の過去問演習に当てました。膨大な量があるため、試験日直前までそれを繰り返していました。
論文前は、書き方がかっちり決まっていて、かつその場での思考が重要になる憲法、行政法の演習を集中的に行なっていました。残りの科目は、今更焦ってもしょうがないと妙な開き直りがあり、論証集や重要問題修得講座の見直しをしていました。
一番辛かったのが口述前です。論文を通過したことを喜ぶ間も無く、刑法各論と民事用件事実の知識を徹底的に入れ込みました。2週間という時間的余裕のなさが、精神的にかなりの負担でした。試験当日一番緊張したのも口述で、もう2度とやりたくないと思っています。

試験期間中の過ごし方

短答、論文、口述全てに共通して言えることですが、コンディションを整えて試験に臨むことが一番大切だと思います。論文、口述は複数日にまたがって試験がありますが、1日目終了後に焦って詰め込んでもどうせ翌日の試験では出題されないだろうと思い、体を休めることに全力を注いでいました。
その前提になりますが、何もすることがないと試験のことが頭に浮かんできてしまうので、意識を逸らすものを用意して試験に臨むことが大切だと思います。小説を読んだりネット動画を見たり、気づいたら時間がすぎているようなもので気を紛らわすことで、頭の休息にもなりました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

論文は昨年よりは手応えがあったのですが、合格ラインまで到達したとは思えず、五分五分だなと感じていました。ですので、合格発表で自分の番号を見つけた時はとても嬉しく、一緒に発表をみた友人と抱き合って互いの健闘を讃えていました。
口述試験は不合格になる人数が少ないこともあって、合格を知った時は歓喜というよりも安心感の方が大きかったような気がします。また、とりあえず来年の司法試験までは試験の重圧にさらされることはないんだという解放感を味わえたことが幸せでした。

振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか

インプットをしっかりして思考の基礎を作ったことにあると思います。総合講義や論証集の使い方で知識のインプットを、重要問題習得講座で答案への橋渡しとして解き方、書き方のインプットをしたことにより、問題を解くときのとっかかりを作ることができました。
一度基礎を作ってしまえば、過去問など初見の問題にも最大限対応できますし、対応できなかったとしてもなぜできなかったのか、足りない知識はなんなのかを理解し効率的に吸収することができます。その意味で、初期に上で述べた講座を受講して本当に良かったと感じています。

アガルートアカデミーを一言で表すと

バランス

受験生に対するメッセージ

長い戦いになることは否定できませんが、決して不可能な戦いではありません。頑張ってください。