合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

前職において労働条件で疑問に思うところがあり、労働基準法について興味を持ったことがきっかけで、社労士という資格を知りました。ゆくゆくは、中小企業診断士とのダブルライセンスで、企業の成長を外側・内側の両側面からサポートしていきたいと思っています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーの講座受講生の試験合格率の高さをネット広告で目にしたことがきっかけでした。そして何より受講の1番の決め手になったのは、圧倒的試験カバー率の高さです。”このカリキュラムで勉強し倒せば確実に合格に近づけるはず!”という安心感がありました。

合格体験記・学習上の工夫

今回の試験は、妊娠9か月弱になる大きなお腹を抱えながら臨みました。試験勉強中は、体調の良不良の波が激しく、まとまった時間を取って勉強することにとても苦労しました。
そんな時に心強かったのが、総合講義動画です。1つ1つの動画が短く区切られており、隙間時間を有効活用することができました。勉強しない日を作りたくなかったので、”せめて講義動画だけでも”という思いで取り組んでいました。”少しずつだけど頑張っているぞ”と思うことができ、自身のモチベーション維持にも繋がりました。

そして、体調の良い時を見計らって総合講義テキストの精読をしました。複数度目の受験ということもあり、過去問演習はすでに数周ずつ取り組んでいたため、今回は、どちらかと言うと過去問演習よりもテキスト精読に力を入れて取り組みました。テキストは、すっきりと読みやすいフルカラーで、自分好みに書き込みしてアレンジすることが可能です。今後社労士として働く上でも重宝するであろう唯一無二のバイブルができました。

今回、限られた時間の中で効率的に勉強を進めることができたのは、アガルートアカデミー演習総合カリキュラムのサポートがあったからこそです。おかげさまで、試験に合格することもでき、目標に向けてまた新しい1歩を踏み出すことができます。本当にありがとうございました。

総合講義のご感想・ご利用方法

私の総合講義の活用方法について、それぞれのツールごとに分けてご紹介します。

★総合講義動画
日々の隙間時間を活用して勉強しました。特に、通勤電車の中では必ず視聴するようにしていました。体調が優れない日でも、”せめて講義動画1コマは視聴しよう”と自分の中でノルマを決めて取り組みました。継続は力なりです。講義動画視聴を通して、理解があやふやになっている箇所を洗い出すことができました。当該箇所をメモに控えておくことで、次のテキスト精読に繋げます。

★総合講義テキスト
体調が良い日の仕事終わりの夜はテキストの精読タイムです。先述のメモに控えていた箇所については、特に入念に読み込みを行いました。書き込みやマーキングについて、精読中には行わず、問題演習の中で誤答した論点についてのみ行うようにしたことは、テキストを活用していく上での自分なりの工夫です。後に復習する際、自分の弱点がすぐに分かって良かったです。

★過去問集
過去問については、過年度の試験勉強中にも数周ずつ取り組んでいたため、過去問集は、主に苦手単元の復習用として活用しました。アガルートアカデミーの過去問集は、問題がテキストの単元別に並び替えられているのが特徴で、その特徴を活かして勉強ができました。そして、試験当日2週間前頃から10日間程時間をかけて、最後の追い込みと称し、過去問集をすべて解き直しました。結果的に、この取り組みが良い総復習になったと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は、試験範囲の法律が多く、類似点も多くあるため、勉強をすればするほど、それらを混同してしまい、選択式問題において悩んでしまう。受験者あるあるだと思います。科目横断整理講座では、全体の総復習も兼ねつつ、先述のような受験者がよく混同してしまうポイントをピックアップして、丁寧に解説していただけました。“なぜこの法律にはこの語句が使われているのか”という理由から説明してくださったので、記憶にも残りやすく、それらが論点の問題が出題された時は、自信を持って解答できるようになりました。
また、横断整理からは少し外れますが、”直前期の時間の使い方はとても大切。自分にとって必要なことを取捨選択して勉強しなければいけない。”という竹田講師のお言葉は、直前期をより有意義な時間にするための良いきっかけになりました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座の特徴は、各法改正について重要度が併記されており、重要な法改正から順番に勉強できるというところです。法改正の中には、総合講義ですでに解説いただいているものもあったため、適宜割愛しながら勉強しました。例年のことながら、社労士試験の試験範囲は頻繁に法改正が行われるため、そのすべてをきちんと頭の中に入れようとするのはとても大変ですし、非効率的です。そこで、それほど重要度が高くないとされる法改正については、いったん読み飛ばし、問題演習や模擬試験で出題された論点だけ押さえるようにしました。やはり、繰り返し出題されるのは重要度の高い法改正がほとんどで、このやり方でも十分得点に繋げることができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

選択式問題の一般常識科目は、毎年その対策に悩まされます。そして、基準点を割ってしまうのはいつも一般常識科目でした。それにもかかわらず、今回も例年同様、白書対策を直前期までやらずにいて、あまり勉強に時間を割くことはできませんでした。しかし、白書対策講座では、その要点を掻い摘んで勉強することができ、効率良くその概要を整理することができました。
勉強方法としては、講義動画を一通り視聴し、後は問題演習や模擬試験で出題された論点について、テキストへ書き込みやマーキングを行いました。この方法で勉強を進めることにより、今回特に狙われやすそうな論点を浮き彫りにすることができました。仕上げとして、試験前日にテキストをさらっと復習し、細かな数値等を頭に入れ直した上で本番に臨みました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの模擬試験は、試験本番前の最終リハーサルとして、試験当日の1週間ほど前に取り組みました。難易度としては、個人的な感触ではありますが、本試験と同程度に感じられました。実は、この模擬試験の選択式問題で基準点を割ってしまった科目があり、とても不安になったことを鮮明に覚えています。今年は他社も合わせて4回模擬試験に申し込みましたが、そのうち2回は受験日当日に体調が振るわず、試験本番まで1か月を切った超直前期に取り組みました。その復習に比較的時間を要し勉強のペースを少々乱してしまったこと、結果の如何でどうしても一喜一憂してしまったことを鑑みると、もう少し受験回数を抑えた方が良かったかもしれません。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

過年度の受験で、選択式問題の基準点割れに悔しい思いをしたため、選択式集中特訓講座は一層気合いを入れて臨みました。特に勉強になったのは、推測型の問題の解法です。推測型で分からない問題に直面した際、今までは勘で解答してしまっていたのですが、前後の文脈から論理的に選択肢を消去していく解法を教わり、目から鱗でした。
また、選択式集中特訓講座を通して、条文暗記の大切さを再認識しました。テキスト等で何度も目にしているはずの条文にもかかわらず、いざ問題として穴埋めになると適切な語句が分からない。”これではいけない”と思いました。講座受講後、各法律について、第1条のみではありますが、オリジナルの穴埋め問題集を作成し、重要箇所の暗記に取り組みました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練は、自分で独自に下記のような基準を設けて、各科目別の模擬試験のつもりで取り組みました。

・選択式問題:大問1問につき制限時間10分、基準点3点
・択一式問題:小問10問につき制限時間30分、基準点7点

アガルートアカデミーのカリキュラムのみで勉強していたため、過去問以外の問題を解くことができる機会は貴重で、実力確認答練はとても力が入りました。基準点を割ってしまうとやはり少し落ち込みましたが、その時点での自分の実力をきちんと把握することができて良かったです。実施後は、その他の問題演習や模擬試験の復習の時と同様、誤答した論点について総合講義テキストに書き込みやマーキングを行うことで、ミスの再発防止に努めました。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

選択式問題の基準点割れ。社労士試験のもっとも油断できないところだと思います。私も、その1点に悔し涙を流した経験があります。しかし、努力の歩みを止めなければ、必ず自分の合格する番はやってきます。身をもって体験しました。止まない雨はありません。

講師へのメッセージ等

アガルートアカデミーの演習総合カリキュラムをご担当いただいた講師陣の皆様、私を合格まで導いてくださってありがとうございました。妊娠生活の中で仕事と試験勉強を両立させることができたのも、先生方のおかげです。とても自信になりました。