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【社労士試験】短期合格者の共通点と勉強時間

これから 社労士試験の勉強を始めるにあたって、受験生の皆さんが最も気になることが「結局、どのくらい勉強すれば合格できるのか?」という勉強時間に関することでしょう。

合格に必要となる勉強時間のおおよその目安がわからなければ、勉強の計画を立てることが難しくなります。特に社会人受験生の方の場合、毎日・毎週の勉強時間を確保することから始めなければなりませんから、勉強時間のおおよその目安を知ることはとても重要なことです。

また、勉強の計画がきちんと立てられなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまい、社労士試験で出題される10科目の勉強をバランスよく進めることもできなくなります。社労士試験は全科目でバランスよく点数を取れるようにする必要がありますから、行き当たりばったりの勉強は避けたいところです。

そこで、社労士試験の勉強を始めるにあたり、社労士試験の合格に必要となる勉強時間について解説していきたいと思います。

社労士試験の勉強期間

まず、社労士試験の勉強時間を知るにあたり、一般的な合格者の勉強期間を知ることから始めましょう。

社労士試験の勉強の開始時期は、一般的に、「試験実施年の前年8月から10月頃」とされています。例えば、2019年の社労士試験に合格することを目標に勉強を始めるのであれば、その前の年にあたる2018年の8月から10月までの間に始めるのが一般的ということです。そして、社労士試験の合格者が勉強を開始した時期を確認してみると、多くの方が「試験実施年の前年8月から10月頃」とお答えになります。「試験実施年の前年8月から10月頃」から勉強を始めると、試験までの期間が、「10~12か月」となります。

以上から、一般的な合格者の勉強期間は、「10~12か月」です。

社労士試験の勉強時間

次に、一般的な合格者の勉強期間と勉強時間を照らし合わせてみましょう。社労士試験の合格者に「勉強時間はどのくらい設けましたか?」とお話を伺ってみると、「800時間程度」という答えが多いです。すなわち、社労士試験の合格者の方たちは、「試験実施年の前年8月から10月頃」から勉強を始め、8月の本試験までの間、合計「800時間」程度の勉強時間を設け、その年の試験に合格したということです。

もう少し詳しく検討してみましょう。

合格に必要な「800時間」を、一般的な合格者の勉強期間である「10~12か月」で割ってみると、1か月あたり「67~80時間」という数値が出てきます。

次に1か月4週だとして1週間ごとの勉強時間を算出してみると、1週間あたり「16.8~20時間」という数値が出てきます。

最後に1日ごとの勉強時間を検討してみましょう。フルタイムの仕事をしている方が社労士試験を受験するとして、仕事のある平日は1日2時間だとすれば、平日5日合計10時間で、残りは休みの土日で勉強するということになります。1週間あたり「20時間」程度勉強するという場合、土日はそれぞれ5時間ずつ勉強すればよいことになります。

なお、以上の勉強時間の数値は、実は一般的な合格者の「1日ごと」「1週間ごと」の勉強時間の平均とほぼ一致します。ここでお示しした1日ごと・1週間ごと・1か月ごとの勉強時間に沿って、日々の勉強時間を管理していただければ幸いです。

短期間・最短で合格するには

以上は、「試験実施年の前年8月から10月頃」を始めた一般的な合格者の方をモデルとした社労士試験の勉強時間の話です。もっとも、社労士試験の合格者の方のなかには、もっと短い期間の勉強期間で合格したという方もいらっしゃいます。最短ですと、半年程度の勉強期間で合格したという方もいらっしゃいます。

比較的短期間(最短)で合格したという方にお話を伺ってみると、その勉強の仕方は、おおよそ次の2点に集約されます。

1つが「1日あたり・1週間あたりの勉強時間を多く設けていた」です。「勉強時間はどのくらい設けましたか?」とお話を伺ってみると、「800時間程度」と答える方がいらっしゃいます。勉強の期間が短く、費やした勉強の時間が一般的な合格者の方と同じということは、「1日あたり・1週間あたりの勉強時間」が多いということです。実際にお話を詳しく伺ってみると、1日の勉強時間が4~5時間とか、休日は10時間以上とかいうように、一般的な合格者の方よりも多く勉強時間を確保していらっしゃいます。社労士試験は社会人受験生の多い試験ですから、「1日あたり・1週間あたりの勉強時間」を増やして取り組むというのは、なかなか難しいことです。

もう1つが「勉強する項目を極力絞る」です。「勉強時間はどのくらい設けましたか?」とお話を伺ってみると、「500時間程度」と答える方もいらっしゃいます。一般的な合格者の方のものと比べると、ずいぶん少ない勉強時間です。そこで詳しくお話を伺ってみると、勉強する項目を初めから絞っている方が多いです。例えば、テキスト(基本書)に掲載されている項目のうち、試験に頻出の項目に絞って勉強を進めるやり方がありました。他にも、テキストの項目は絞らず、問題演習・過去問の検討は極力やらないというやり方がありました。つまり、勉強時間が一般的な合格者の方よりも少ない方の場合、勉強時間を減らす代わりに、勉強する項目・内容を最初から捨ててしまっているのです。しかし、社労士試験の場合、全10科目及び択一式・選択式すべてに合格基準が設定されているため、どれも外すわけにはいかないシビアな試験です。何らかの項目を勉強しない(=何らかの項目を捨てる)やり方は、その年の試験の出題傾向に合致すればよいですが、合致しなければ合格可能性が一気に下がることになります。つまり、何らかの項目を勉強しないやり方は、極めてギャンブル性の高いやり方なのです。そのため、何らかの項目を勉強しないやり方というのは、一般的には推奨されていません。

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