受講されていたカリキュラム

行政書士試験を目指した理由・契機

何か資格を取りたいな。と思い、書店で資格の本を探していた所、昔父から手渡された本「だからあなたも生き抜いて」に極道の妻から、宅建士→行政書士→司法書士→弁護士になった方の話を思い出し、行政書士くらいだったら私でも取れるかな?と安易に思い、目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

独学での勉強に限界を感じたからです。模擬試験で10回中8回は合格ラインに乗っていましたが、本番では思うように点数が伸びず(特に記述)このまま独学で来年受けても受かる自信が無くなり、やり方を変えなければ…と思い、アガルートの上級コースを見つけ、自分に合っている講座だと思い受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

インプット、アウトプットの繰り返しが基本だと思います。完璧主義の私はインプットにかなり時間を割いていました。ただ、時間が経つと忘れてしまい、またインプットし直しての繰り返しで、全科目を網羅するのに大変時間がかかってしまいました。
とにかく量が膨大にあるので全てを完璧にするのは難しいです。インプットがまだ完璧じゃないから、アウトプット(過去問・演習問題)はまだ自分には無理だと思い、アウトプットをするまでにかなり時間を今思えば無駄にしたと思います。インプットはそこそこに、問題を解いて、間違えて、間違えたところをしっかり頭に入れ直して、その繰り返しをして、肢別過去問、科目別答練、模擬試験をやってからは頭に入ってきて、点数も伸びてきました。ABランクは完璧に、CランクはABランクが完璧になった後に、という感じに優先順位をきちんとつけて勉強する事が大事です。でないと、時間がいくらあっても足りません。
完璧主義の方、間違えるのが怖いって思う方にこそ、なるべく早い段階で、アウトプットして欲しいです。間違えることは悪くないです。間違えることに慣れて、試験の本番で、間違えなければ大丈夫なのですから。もし、昔の自分に声を掛ける事が出来るのであれば、そう言ってあげたいです。
そして、この試験で特に力を入れて欲しい科目は、行政法です。行政法の、手続法・不服審査法・事件訴訟法は、問題を見た瞬間に正誤がつくレベルに持っていく事が大事だと思います。行政法と親友になるくらいの気持ちで取り組めば、合格に近づくと思います。もちろん、憲法、民法、商法、会社法のAランクもしっかりやっての上ですが。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

春過ぎに、webで一度さらっと受講し、先生が言っていた大事な事をメモし、大事な箇所をマーカーで引きました。その後は暫く使わないでいましたが、夏頃から、持ち運びやすいサイズ感でしたので、出掛ける際は必ずバッグに忍ばせ、電車に乗っている時や、美容室に持って行き、パラパラと読んでいました。テキストのデザインもシンプルで、スタイリッシュな見た目だったので、人に見られてもあまり恥ずかしくない所も良かった点です。こちらのテキストは、要点が表になっているので、基礎がないと、見ても何のことかわからないので、ある程度、「この論点は、こう!」ってわかっている人向けです。逆を言うと、パラパラ見て、「この論点だ!」ってわかるようになれば、合格に近づいている証だと思うので、もうひと頑張りです。空いた時間にパラパラと見て、記憶力をキープ出来ます。
例えば、行政事件訴訟法の、処分性、原告適格、訴えの利益等、瞬時に正誤をつけないといけないような単純暗記が、寝る前にパッと見て確認できます。お守り代わりに試験当日にも持って行き、ギリギリまで確認出来たので良かったです。おかげで、一般知識の問題で、核軍縮の問題がちょうど載っていたので一問取ることが出来ました!

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

申し訳ないのですが、この講座は時間が足りなかったので受けていません。判例はとても大事です。五肢択一もそうですが、多肢選択の問題も判例から出題されることが多いです。なので、問題を解く上でも判例の言い回しに慣れていないと、とっつきにくくアレルギーを起こしてしまって、問題が解きにくくなるので、慣れることが大事です。
【結論】も、もちろん大事ですが、判例の流れ、理由も大事です。1つでも多くの判例を知っていた方が有利です。それと、【キーワード】もちゃんと覚えおく事が大事で、いまいちわからなかったとしても、「憲法のこの判例は、積極的目的だ!」「この判例は、蓋然性だ!」くらいは正確に覚えておき、わからなくても読み続けていくうちに、まるでお経のような判例も、ある日突然、目が開いたようにわかる時が来ます。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

私は、複数回受験生なので、行政書士試験の過去問は、やりつくしました。やりつくして、問題の答えを覚えてしまう程でした。それだと、あまりタメにならないと言う方もいらっしゃいますが、私はそんな事無いと思っています。何故なら、過去問の解説は(民法・行政法の五肢択一)ちょうど記述式にぴったりくらいの文字数のものが多いので、解答解説のキーワード部分はしっかり書けるようにして、出そうなものをピックアップしノートにしました。
初学者の方は、どんな感じで問題が出題されるのか、しっかり噛み締めて、条文、テキストと行ったり来たりを繰り返されると良いと思います。

他資格試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験の過去問をやりつくしてしまった私は、過去問以外の問題を解くことに飢えていました。アガルートの上級講座に入って一番良かったなと思った点は、やはりこちらの【他資格試験過去問ベストセレクション講座】があった点です。
公務員試験、司法試験等の幅広くレベルの高い問題が解けて嬉しかったです。各試験により、行政書士試験と違う問われ方をされている問題もあり、新鮮でした。また、今回の試験では商法・会社法も捨てたくなかったのですが、そちらも充実したボリュームで沢山問題を解く事が出来ました。なんと本試験では、4/5取ることが出来ました。これは、この講座を受けなければ成しえなかったものだったと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

去年、記述待ちで苦い採点に不合格に終わり、自分に何が足りて無いのか考えました。出題者側の求めているワードが何か考えてクリーンに解答する事が出来るようになりました。
市販の記述の本も購入しましたが、アガルートの記述は行政法の問題にちょっと変化球な問題も入っていて面白かったです。民法の記述で、所有権に基妨害排除請求権を代位行使~の部分をマーカーで引いたのを覚えていて、本試験で出た時は驚いて、心の中でガッツポーズをしていました。独学していた前回の記述の点数よりも、しっかり得点を積み上げる事が出来て本当に嬉しいです。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

先生方と一緒に条文を読み、マーカーを引いていく作業が楽しくて、一度webを見ただけですが、しっかり理解し記憶に残りました。マーカーの色を変え、視覚からも脳内に記憶されたのだと思います。大事な箇所、分かりにくい箇所には先生が補足してくださるので、メモに書き、復習した際もスッと入ってきます。
地方自治法は条文数が多いので気が滅入ってしまいそうになるのですが、出そうな部分だけを先生がピックアップしてマーカーを引き、解説してくださるのでそんなに負担にならず、かつ効率的に条文をインプット出来たと思います。受けて良かったです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

田島先生に教わりましたが、冒頭、「諦めない!」とパワーワードを真顔でかましていたのに驚き、ちょっと笑ってしまいましたが、「文章理解は諦めなければ、必ず3/3取れる!」というのが田島先生の教えです。文章理解をこんなにも細かく丁寧にテクニックを余すことなく教えてくださる先生は他には居ないのではないでしょうか。
一つ一つの長い文章も田島先生のテクニックにかかればバラバラと難解な文章は崩れていき、見事キレイに答えに辿り着くのです。元々文章を読むのが苦手で全部正解するのはムリ!と思っていましたが、諦めず、食らいつき、でも、本試験では、緊張もあり、2/3という結果に終わりました。それでも、「諦めない!」その気持ちで挑む事はとても大事です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、試験当日の1か月前の日曜日、試験当日と同じ時間で自宅にて受けました。印象は、エキセントリックな問題は無く、特別難しい問題も無く、至ってストレートな感じでした。もしかしたら、あまりにも難しかったり、奇問が出ると、直前期に模擬試験を解く受験生も不安になると思うので、そういったことを配慮してくださったのかと思いました。間違えた箇所をしっかり復習して、自分の弱い所を試験当日までしっかり補強することが出来ました
一度だと不安もあったので、市販の他校のものも合わせて解きました。模擬試験は、絶対試験当日をイメージして受けた方が良いと思います。

講師へのメッセージ

豊村先生、田島先生、本当にありがとうございました!感謝の気持ちでしたいっぱいです。
アガルートの講座を選んで本当に良かったです。ありがとうございました!