合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事で契約書など、法令に触れる機会があるものの、基礎知識が足りなかったために資格取得を検討しました。しかしながら、司法試験や司法書士はハードルが高すぎるため、比較的容易に受かりそうな行政書士を選んで、受験しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

過去に、他の予備校のインターネットでの講座を申し込みましたが、講師の方々がなんとなく、テキストを読んでいるだけの感じで、自分にはなかなか響かなかったため、アガルートのサンプル講義をみて、インパクトのある豊村先生の講座に申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

「START UP 判例」解析講座では、やはり、配点の高い行政法を何度も視聴しました。憲法については、内容が面白かったので、こちらも何度も視聴しました。リベンジ組ではありますが、こちらの講座は自分の記憶に残りやすく、更には、かなり新しい発見がありました。全ての講義の中で、一番気に入りました。比較的判例についての出題が多かった令和3年の試験では、非常に役に立ったことを実感しました。基本的に判例講座は、とにかくとっつきやすいので、なかなか勉強する気にならないときや、仕事の後で疲れた時などに、暇を見つけて視聴しました。また、模試などで、関連する箇所を見直すときにも、関連判例を見つけては視聴していました。

全体的な勉強としては、とにかく、択一での行政法の満点を目指して勉強しました。どうしても、会社法や基礎法学や一般知識に時間を費やす癖があったので、行政法の配点の割合が全体の37.3%であることを何度も自分で再確認していました。予備校の先生は勉強時間は最後の1分までが勝負だといいますが、私の経験上、試験当日は本当に最低限の勉強で十分です。事実、令和2年は178点で不合格となり、一番の敗因は、試験当日の朝5時から勉強したため、脳が疲れ切り、普段は問題ないはずの文章理解が1問も正解できなかったことです。私見ですが、他の受験者の方々のご参考になればと思います。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

教材が届いたときの私の第1の感想は、図表まとめ講座は、通常の予備校のテキストとは全く異なり、テキストがかなり簡素なことに驚き、正直少し不安になりました。しかし、上級コースを選択しているため、重要な論点をかなり厳選しており、豊村先生の講義がしっかり重要論点にフォーカスした内容で、単に、テキストを読むような講義では決してありませんでした。

講義の中でも豊村先生の略語JST(譲渡制限特約)など、とっても耳に残りやすく、令和3年の本試験の問45ができたのも、図表まとめ講座の民法のJST講義のおかげだと思います。とにかく、要点がうまくまとまっており、容易に講義を何度か回すことができました。

慣れてくると、再生速度を速めることができて、時間の節約にも非常に役に立ちました。受講当初は、この程度の内容では、全体を網羅していないのではないかなどと、色々不安もありましたが、結局本当に重要な論点にフォーカスした結果であることを模試の結果などで再度認識でき、無駄な知識に時間を費やさず、効率よく、勉強できたのだと思います。

「START UP 判例」解析講座のご感想・ご利用方法

私のなかで、アガルートの行政書士講座といえば、「START UP 判例」解析講座だ! というほど気に入りました。とにかく講義が面白く、豊村先生のユーモアある話などが最高でした。他の受験者に勧めるならば、恐らくこの講座です。

憲法は戦後の民意の移り変わりがわかるような感じであるし、行政法も楽しめました。点数配分などを考えて、民法は他の科目に比べ若干視聴頻度を落としましたが、それでも非常に意味のあるものだと思いました。更には令和2年に比べ令和3年の試験では、特に憲法、行政法で比較的判例に関する問題が出題されたと感じました。本試験時にも、ああこれ、判例集で聞いた話じゃないかなぁ? と思いながら受験でき、安心感がありました。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

お恥ずかしながら、実は今まで、過去問などの勉強は、時間の節約を考えて、問題を終えるごとに答えを解答欄の解説とともに確認するのみで、たとえ不正解でも、きちんと講義を視聴することがありませんでした。
しかし、上級カリキュラムの大半が過去問などにフォーカスしていることに気づき、問題を終えるごとにまじめにレクチャーを視聴する癖がつきました(無論、完全に理解している問題は無視しましたが)。こちらで初めて、私の過去の勉強法が完全に非効率的であったことに気づかされました。
林先生は、かなり重要な問題をユーモアを添えて解説しており、私には非常に役に立ち、理解度や正答率もぐんぐん上がっていくのを実感しながら勉強することができました。

他資格試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

こちらで、まず気に入っていたのは、テキストがA4サイズで大きいことです。やはり、年齢のせいもありますが、大きい方が見やすいし、なぜか気持ちがいい。内容については、司法書士の問題などについては、本当にこんなに難しいのが行政書士で出題されるのか、最初のころは疑問がありましたが、徐々に慣れてきて、やはり行政書士試験の過去問だけでは足りないと思いました。講義のなかでは特に行政法などに力を入れました。

こちらの講座で一番気に入ったのは、単に豊村先生が解答を述べるのではなく、関連判例や条文などについて、かなり深いレベルで言及することでした。そのたびに、私も条文などを確認し、自分のなかで、理論、論理について深く納得しながら授業を受けることができました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

恐らく、こちらについては、全てのアガルートの講座の中で、私が一番時間を費やさなかった、又は費やせなかった講座だと思います。一問一答の解答講義も、それほど印象には残っていません。豊村先生がAWESOMEコンサルティングで述べていたように、最後の数週間は、知識の呼び戻し、特に行政法の択一に力をいれており、こちらの作業については総まくり択一1000肢攻略講座でもいいのでしょうが、私はなんとなく、ある程度見やすいサイズで、色のついた易しそうな択一問題の市販の教材を好んで2冊ほど購入し、全ての問題を潰しました。また、間違えた箇所については、異なる考え方も受け入れるため、他の出版社等の解説も確認し自分に合った解答を探しました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

こちらは、とにかく直前期には、本当に集中して取り組みました。試験会場に向かう途中でも、こちらを何度か見直しておりました。実は、昨年28点だったことを反省し、他校の記述対策のオプション講座も受講して、令和2年に出題された第三者契約のようなマイナーな論点を落とさないように、万全を期して迎えました。結果として、本年度はむしろ直球の問題ばかりでしたが、総まくり記述80問攻略講座も非常に役に立ったと思います。

実際には、解答なしで記述できるように、少なくとも4、5回は回しましたが、残念ながら、本試験の結果は32点でした。個人的には、記述問題は、参考書を買ってひたすらやるよりも、講師のうんちくを聞きながらやる方がかなり楽だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

講義については、全体的にとても満足しております。また、模試の解説講義については、有効に活用することができました。あえて申し上げますと、一般知識の問題又は民法、行政法の記述で、的中があると受講生としては非常にありがたいです。 無論、本試験前には、不正等の箇所および記述の見直し、一般知識問題の見直しは欠かさず行いました。

講師へのメッセージ

豊村先生の講義なしでは、択一のみで184点とれたとは思えません。これからも、素晴らしい講義をお願い致します。