合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在、社会保険労務士をしています。仕事をするうえで、労働基準法だけでなく、憲法や民法の知識が必要であり、基礎からしっかり学び直そうと思ったためです。

また、行政機関への許認可業務で、社会保険労務士の隣接手続きであるにもかかわらず、提出代行には行政書士資格が必要であることがあり、お客様の利便性を考慮したためです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年は1年間、別の通信講座で勉強しましたが20点ほど足りずに不合格でした。勉強不足なのはもちろんですが、少ない勉強量で高効率を目指したのが原因だと思いました。通学が難しい状況で、通信で、通学なみのしっかりしたボリュームある内容で、基礎から学べる講座を探していたところ、アガルートが最適と考え受講を申し込みました。また、合格率の高さにも惹かれました。

合格体験記・学習上の工夫

昨年の不合格であった経験から、特に、民法や行政法はポイントを端折ることなく、体系的にきっちり覚えようとの意識で臨みました。勉強方法としては、豊村先生が動画で話されていたジグザグ勉強法を実践しました。具体的には、①講座動画を単元ごとに倍速で視聴、②他資格セレクト問題集の該当問題を解答、③該当問題の解説動画を倍速で視聴です。この一連の流れを3回繰り返しました。

次に、逐条ローラーインプット講座の動画を倍速で視聴しながら、解説で話されていた内容を、六法の条文横の余白にメモと蛍光ペンでマークしました。

これは、試験前1か月間の総まとめ時に非常に役に立ちました。なぜなら、模擬試験を受験して、特に民法は、テキストの内容だけでは全然足りない、条文の文言をしっかり覚える必要がある、と痛感したためです。

次に、一問一答1000肢問題集を行いました。できなかったところを中心に、4回繰り返しました。

直前1か月間は、総まとめとして、再度他資格セレクト問題集で、何度も間違えた問題を中心に、前述した六法と突き合わせながら、条文理解と暗記を意識して最終確認しました。

記述問題80問と文章理解対策問題集は、特にまとまった時間ではなく、細切れの時間や他の科目の勉強の合間にちょこちょこと行いました。それでも3回繰り返すことができました。

最後に、仕事をしながらの勉強は結構大変でした。通勤前に1~1.5時間、帰宅後に1~1.5時間、週末は5~6時間の勉強でなんとか合格することができました。

動画ではありますが、先生方の講義や勇気づけられたコメントを信じて勉強してきたことがよかったと感じています。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

テキストの内容や解説動画はとても分かりやすくて理解しやすかったです。私は実質2年目の勉強に貴社の講座を受講したので中級コースなのですが、実際は基本コースの内容だと思いました。

基礎からしっかり学ぼうと考えていたため、その点はとても理解しやすくスムーズに勉強を開始できたと思います。また、テキストで基本を理解、他資格セレクト問題集で知識定着、逐条ローラーでテキスト内容と条文との紐付け、最後に一問一答1000肢で過去問での基本知識定着のカリキュラム構成は、合理的に体系化されておりよかったです。

文章理解対策講座も、今まで勘で解答していたので、論理的な解答方法を学ぶことができて、非常に役に立ちました。先生の話し方もとてもおもしろく、ボリュームもちょうどよかったです。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

前述したとおり、これまでテキストと他資格セレクト問題集を3回繰り返した後にとりかかったため、動画は見ずに、細切れ時間で早くすすめることを意識して行っていました。自信をもって○である問題かどうかをチェックし、そうでない問題は、○になるまで何回も繰り返しました。

このころになるとテキストを見返すことはほとんどなく、逐条ローラーインプット講座で、条文横にメモや蛍光ペンで結構書き込んでいたため、問題に関連する条文を、六法で確認および記述を意識して暗記していました。結構簡単な問題が多かったように思います。

直前1週間前に、3回くらい解けなかった問題を再度見直す、直前総まとめとして、記述問題80問とあわせて活用することもできました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

全体のボリュームが多く、この講座のためにまとまった時間をとることが難しかったので、細切れ時間を利用して暗記に努めました。動画を見ることはありませんでした。

具体的には、①まず自分で問題を解く(記述する)、②解答を見て、かつ、六法で条文を読み直して理解、暗記をする、この繰り返しを3回ほど行いました。実際、この80問では不安なので、六法で見直す際は、該当条文の前後も条文もあわせて読むこととし、また、行政書士六法を使用していたことから、過去問や判例もできる限り読んで理解するように努めました。

また、試験直前1週間は、さらっと一通りの見直し、および当日試験開始前まで、この問題集を見直しておりました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

非常に役立ちました。これまで六法をしっかり読む習慣がなかったので、どうしても避けていました。特に、民法は、条文を理解することに慣れていなくていまいち理解することができなかったためです。

この講座の動画(2倍速ですが)を見て、先生の解説が非常に分かりやすく、かつ、おもしろくて、これ以後の勉強方法に大きな影響がありました。

具体的には、これまで何度も前述していますが、問題集を再度行う際、その理解のために、テキストを見ることはほとんどなくなり、六法を見るようになったことです。

おかげで、六法にはメモなどが結構びっちり書き込まれており、試験前に見返すことで、結構頑張って勉強してきたなと感じることができ、試験に臨むにあたり、自信につながったと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

前述しましたが、まとまった時間がとれなかったので、電車の中や、他の科目の勉強の合間を見て、1問ずつ解いていきました。

内容合致、要旨把握 、文章並べ替えとありますが、私は、文章並べ替えがとても苦手で、今まで勘というかなんとなく解答していました。

実際、動画解説を見る前での解答は全問不正解でした。解説を視聴してコツというか解き方を教えていただき大変役に立ちました。今年の本試験では出題されませんでしたが、文章理解への苦手意識が少なくなったことが自信につながりました。

利用方法としては、①まず自分で解く、②動画解説を視聴する、③再度自分で解く、です。この流れを3回繰り返しました。試験の2か月前には終わらせて、それ以後は法令科目の勉強に集中しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

試験結果は思ったより点数が伸びず、少し落ち込みました。また、回数が1回ということもあり、時間配分や集中力がもつかどうかに不安があったこと、1問でも多くの記述問題を経験したかったので、市販で2回分の模擬試験を購入し、あわせて3回自宅受験しました。

利用方法は、①自宅受験、②自己採点、③正解問題も含めて六法の条文と解説文を付き合わせて理解を深めるというやり方です。動画は、時間がなかったこと、本番までのスケジュールを検討し、結局視聴はしませんでした。六法で条文を読み込むことに時間をかけました。

また、試験前1か月間は、総仕上げの意味で、間違えた問題をあらためて解き直し、知識を確実に定着させることに集中しました。

講師へのメッセージ

テキスト解説動画は、話し方がおもしろくて飽きることなく視聴することができました。また、3回のAWESOMEコンサルティングでは、他の方からの質問への回答も非常に参考になり、勇気づけられました。本当にありがとうございました。