一橋大学MBA合格者の声|小論文の過去問を入手できたこと、合格者の研究計画書を読めたことが合格に繋がった 濱屋 理沙さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
MBAを目指したきっかけ
私の経歴ですが、大学卒業後に数年間会社員として勤め、その後個人事業主となりました。
現在はSNSでの発信を主な事業として行っています。その後、上場会社の社外取締役に就任しました。
社外取締役をしていく中で経営知識の不足を感じ、最初はグロービス経営大学院の単科講座を受講しました。大人になってからの勉強は大変ではあるものの非常に楽しく、そのままグロービスに入学することも考えましたが、ケース中心の授業だけではなく、論文を執筆できるアカデミックと実践が両立している大学院で学びたいと思い受験することにしました。
アガルートアカデミーを選んだ理由
実は予備校に通わずに受験することを考えていました。ただ複数の学校の過去問題の入手が困難なこと、研究計画書の書き方やテーマの設定など、独学でやるにはハードルが高いと感じ、受講することにしました。アガルートにしたのはSNSでの口コミが良かったことと、合格特典で受講費が無料になるというのが決め手になりました。無料サンプルを申し込んで、実際に教材や合格体験記を見て、多くの情報を入手できると確信できたので申し込みをしました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
経営の知識は単科で通学していたグロービス経営大学院の授業が役立ちました。逆に日本的経営についてなど、グロービスで学ばない部分についてはアガルートの基礎講座を読み込みました。
志望動機書は比較的苦労せず書けたのですが、将来計画書がなかなか完成できず、添削を受けるにもギリギリのスケジュールになってしまいました。もう少し早くから取り掛かれたらよかったと思っています。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
自分が得意な分野をテーマとするか、あるいは社外取締役だからこそのテーマにするかで非常に悩みました。グーグルスカラーで興味ある単語で検索し、論文を読むことでテーマを設定していきました。自分の経験からの気づきや悩みを解決できること、そしてその解決策が自社だけでなく社会の役に立つかなどの視点を大切にしました。
③勉強のスケジュール
1月 グロービス経営大学院の単科を受講
2月 グロービス経営大学院の単科を受講
3月 グロービス経営大学院の単科を受講
4月 他大学院の情報収集。予備校を検討。
5月 アガルートに申し込む。
6月 「経営学の基礎講座」「小論文対策講座」「研究計画書の書き方講座」「研究テーマの探し方」など教材をまずはざっと読む。
7月 「研究計画書の書き方講座」や合格体験記を読む。
8月 グーグルスカラーなどで先行研究を読む。
9月 研究計画書作成・添削依頼。
添削を待つ間に小論文練習。
「経営学の基礎講座」教材の読み込み、視聴。
10月 一次試験(小論文)前は小論文の過去問を実践練習。
「面接対策講座」を視聴。
11月 二次試験に向けて面接対策。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
国内MBAの入試攻略講座のご感想・ご利用方法
各大学院の情報が非常によくまとまっており、個人でこの情報量をカバーするのはとても無理なので、短期間で効率よく受験対策ができたと感じています。紙教材以外に、動画視聴もできるので、モチベーションが上がらない時は動画を観るようにしていました。
経営学の基礎講座のご感想・ご利用方法
経営学の知識がわかりやすくまとまっており、短期間で効率よく学習することができました。常に持ち歩き、電車での移動中などに目を通すようにしていました。どうしても読む気が起きないときは動画視聴をするようにしていました。
出願書類・研究計画書の書き方講座のご感想・ご利用方法
非常に参考になりました。教材の最初の30ページに重要なことがまとめられており、自分で書いた文章がそのポイントに従って述べられているのか、志望動機書や研究計画書を読みながら何度も確認して見直すようにしていました。
面接対策講座のご感想・ご利用方法
多数リアルな面接の様子が掲載されており、大変役に立ちました。どんなことが聞かれるのか、どのくらい自分の考えを深めておけばいいのかなど、面接に備えてイメージトレーニングに使いました。模擬面接は使用しませんでした。
各種フォロー制度のご感想・ご利用方法
初回添削を出したのが出願締め切りの間近だったため、初回添削フィードバックは受けたかったのですが、残念ながら予約を取ることができませんでした。受けたい方は時間に余裕をもって添削を提出するといいと思いいます。受験校も決まっていたので相談は利用しませんでした。
スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫
小論文に関して、最初過去問題に取り組んだ際には解答できる気がしませんでした。そこで、最初は解答を写経(模範解答を自筆でノートに書く)することから始めました。解答を見て感覚を養い、その後は過去問題集に記載されている年度分を全て解答することで自信を付けていきました。
研究計画書も出願締め切りギリギリになってしまい、さらに添削を見て大いに落ち込みました。できるだけ指摘された点を修正し、出願までによりよいものにしていくことができました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
個人事業主なので仕事時間は融通が利くので、できるだけ同じ仕事をまとめたり、外出する仕事をまとめるなど、効率化することで時間を作るようにしました。自宅だとつい家事をしてしまったり、子供に声を掛けられてしまうため、できるだけカフェなどで時間を決めて集中的に学習できる環境にしました。出願直前の書類を作成する時期は、育児や家事などを夫に任せ、まとまった時間を作ってもらえるように協力してもらいました。家族の協力は必須かなと思います。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
過去問題を読み込み、わかりにくいテーマの場合は「経営学の基礎講座」を読むことで知識を身に付けるようにしました。一次試験までに教材に記載されている志望校の過去問題はすべて解答することを目標にしました。小論文対策は約1か月と短い方かもしれませんが、1日の時間は2時間くらいとまとめて取るようにしていました。
あとは合格された方の出願書類や面接を読んだり、SNSで合格された方のブログを読んでモチベーションを上げるなどしていました。
試験期間中の過ごし方
一次試験が終わった時点で、二次に進めるか少し不安ではありましたがすぐに面接対策をしました。あとは体調面に気を付けたり、食あたりにならないように生ものを避けたりといったこともしていました。実は一次、二次試験の合格が出るまで不安になり、もし落ちたらどの大学院を冬に受けるべきかなど考えてひたすら他大学院のホームページを見ていた時期もありました。2つ受験して1つは落ちてしまいましたが、「ここは私に合わなかった」とあまり悲観的にならないようにもしていました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
一次試験の小論文は、残り15分見直しする時間が持てる余裕があったのである程度できたという手ごたえがありました。二次試験の面接は、堂々と話せたとは思いましたが、内容的にああ言えばよかったかも・・・など考えてしまい、合格は五分五分かなと感じていました。
②合格した時の気持ち
「やった!」という気持ちでいっぱいで思わず涙が出てしまいました。受験するにあたり、出願書類を書いたり、経営の基礎知識の習得、小論文対策、面接対策と、かなり時間と労力をかけてきたので本当に自分の受験番号が合格者として掲載されていた時は嬉しかったです。
振り返ってみて合格の決め手は?また当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
合格の決め手は、私の場合はかなり特殊なケースで過去のビジネス実績によるものが大きいと感じています。私の実績というのは、消費者自らが商品開発に携わるというユーザーイノベーションなのですが、ビジネス書や新聞メディアなどで取り上げて頂いていました。またYouTuberから上場会社の社外取締役になったという特殊な経歴などを考慮してもらえたのではないかと思います。
②講座の影響度
今までのビジネス実績だけで合格できるほど甘くはないと考えていたので私はアガルートを受講しました。特に小論文の過去問が数年分入手できたことと、様々な合格者の研究計画書を読めたことが合格に繋がりました。また独学では難しい添削も有難かったです。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
MBAを取得したから何者かになれるとは考えていません。学校での学びを、今のビジネスに即実践し、試すことが大事であると考えています。独学ではなくせっかく通学するので、教授や生徒の皆さんとコミュニケーションを大切にし、お互い成長できる関係性を築いていきたいと思っています。
②今後のキャリアビジョン
経営の知識を体系的に学ぶことで、社外取締役としてのガバナンスや経営助言に活かしていきたいです。また個人事業においては、事業拡大や新たなビジネスチャンスをつかみ、最終的には日本を元気にしていく一助になっていきたいと思っています。
受験生に対するメッセージ
最初は志望動機書や研究計画書を書こうとしても、なかなかうまく書けなかったり、志望大学の小論文過去問を見て「自分にできるだろうか・・・」と不安になることもあるかと思います。まずいきなり書いたり解いたりする前に、合格者の研究計画書や面接をとにかく読んでみてください。たくさんインプットすることが不安を解消することに繋がります。そのための情報はうまくアガルートを活用すべきです。また大学院はたくさんありますし、学力だけで受かるものではなくどちらかというと就職試験のような相性によるものもあるかと思います。一つだけでなくいくつか受験し、その中でご縁がある学校に決めるというのも大切かと思います。私は受験は大変でしたが、大きく成長できました。皆さんも諦めず、夢に向かってチャレンジしてほしいと思います!
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