合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

国内MBA入学試験｜【2027年4月入学】秋入試対策カリキュラム

MBAを目指したきっかけ

元々新規事業に興味があり、これまでビジネスアイデアの創出やマーケティング活動に関わってきた。将来的には自らの手で事業を創出してスケールさせていきたいと考えた際に、ビジネスを俯瞰的に捉えることができるようになりたいと考え、MBAの取得を考えるようになった。

数年前から興味をもっていたがキッカケをつかめず、30代に突入したことを機に自らの決意を固めたと共に、上司からも熱い応援を受けることができたため、受験を決意した。

アガルートアカデミーを選んだ理由

当初は自身で情報収集を行って受験対策を試みたが、業務と並行してこれらを行うことは難しいとすぐに気が付いた。受験をするなら一度きりと考えていたため、予備校を活用することを決めた。

アガルートはYouTubeにも多数の動画が上がっており、サンプルテキストも含めて、最も受験までのイメージがついた。また、紙の教材とデジタル教材のどちらも用意されているために、スキマ時間でも学習を進めやすいと考え、申し込みを行った。実際に学習は進めやすく、また講師の皆様が親身になって支援して下さり、アガルートに決断してよかったと考えている。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

当初は基礎講座をスキマ時間に進めて、休日は研究計画書の検討にあてようと考えていた。しかし、基礎講座の内容は聞いているだけ/読んでいるだけではなかなか知識として身に付かなかったため、途中でスキマ時間の活用ではなく、極力まとまった時間を確保するように方針を転換した。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

元々自身の興味があった、観光産業や地域活性化に関するキーワードに基づいて文献を調査した。週末に国会図書館へ通い詰めて、既往研究や業界誌を読むことで、自身が何に興味を持っているかを突き詰めた。その後は、アガルートの研究計画書の添削講座を用いて、何度もフィードバックを頂くことで、テーマを具体的に言語化することができた。

③勉強のスケジュール

４月　雰囲気を掴むために、志望校が開催しているセミナーに参加

　　　アガルートの受講相談を受ける

５月　自身では学習が進まないことに気が付き、アガルートの受講を決める

６月　上旬：資格の勉強を優先し、受験対策は進めることができなかった

　　　下旬：国会図書館に通い始め、既に募集要項が出ていた大学院の出願書類の作成を進める

７月　説明会に参加

　　　出願書類作成

８月　説明会に参加

　　　出願書類作成、研究計画書作成・添削依頼

　　　（添削を待つ時間が無駄にならないよう、出願校ごとに交互に作成）

　　　余った時間で「基礎講座」の学習

９月　出願書類作成、研究計画書作成・添削依頼

　　　「基礎講座」の学習

10月　小論文の添削講座を受講（基礎編→大学院別）

　　　「面接対策講座」を視聴し、模擬面接実施

11月　HUBの秋入試に不合格となり、ABSへの進学を決断

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法（使い方）

国内MBAの入試攻略講座のご感想・ご利用方法

各大学院の特長を分かりやすく整理して説明して下さり、どの大学院も説明会が受験日程の直前にしか用意されていない中、非常に受験校選択の参考になった。また自分では考えていなかった大学院を知ることも出来たので、結果として受験しなかったが、選択の納得感を増すことができた。

経営学の基礎講座のご感想・ご利用方法

多岐に渡る分野を説明しており、MBA受験対策でなかったとしても非常に学びになる内容であった。また1つの動画が10分程度にまとまっているので、比較的短い時間しか確保できなくても学習が進めやすく非常にありがたかった。

出願書類・研究計画書の書き方講座のご感想・ご利用方法

納得がいくまで何度も添削をお願いした。また、添削が返ってくるまでの時間を有効活用するために、設問ごとに依頼を行った。その結果、研究計画書以外の書類を早いタイミングでまとめあげることができたので、最後は研究計画書に集中して取り組むことができた。

研究計画書の研究テーマライブラリーのご感想・ご利用方法

自身がMBAを取得したいと考えるに至った背景や、取得後のキャリアなど、一貫性のあるテーマでないと良い計画書を書き上げることが難しいと考え、研究テーマライブラリーは活用しませんでした。その結果、当初は抽象的な計画書になってしまいましたが、添削講座でしっかり方向性を固めることができました。

面接対策講座のご感想・ご利用方法

安心感をもって受験することができましたので、安心保険として受験することは良いかと思います。ただ、事前に想定していたよりも深ぼった質問がなかった為、やや拍子抜けをしてしまった側面はありました。

私は面接日の1週間前に対策を依頼し、最後の一週間は家族にお願いして対策を行いました。

各種フォロー制度のご感想・ご利用方法

初回添削フィードバックの講座は、時間を延長して細部に渡るまで相談に乗って下さり、非常にありがたかったです。アガルートを受講して最も良かった講座の1つです。マンスリーゼミはオンタイムで参加することはできませんでしたが、些細な質問の場として活用させていただきました。YouTubeアーカイブを配信して下さることで、回答を知ることができただけでなく、他の受験生の質問から気付きを得ることもできました。

スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫

スランプや挫折は特にありませんでしたが、出願書類の提出後に小論文対策を始めた際、思っていたよりも受験当日までの日数がなかったことに気付き、焦りを感じました。計画性がなかったとしか言えませんが、毎日1問小論文を解いてから寝ることを日課として、とにかく課題と向き合いました。

結果、添削ではいい判定をいただくことができましたので、その後は焦ることなく準備を行うことができましたが、もう少し余裕をもって計画的に進めることができれば良かったと考えます。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

当初研究テーマを考えるタイミングでは、平日は関連する書物の読書を行って視野を広げて、土日は国会図書館で既往文献をするなどして考えを深める時間と、それぞれ切り分けて時間を使いました。基礎講座の学習は自身が学んだことのない分野の学習を先に進めましたが、初めて学ぶ分野なので理解を深めるのに想定していたよりも時間を要してしまいました。直前期は業務が立て込むことがないように、上司にも相談をして調整を行いました。

直前期の過ごし方（どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

ABSの面接直前は家族に面接官役をお願いして、何回か模擬面接を行ってもらいました。特に事前に出願書類を見せない状況でお願いをしたので、初めて聞いたら分かりにくい点を指摘してもらい、説明の順序や内容の修正を行いました。また、HUBの試験直前は同僚とご飯に行って息抜きをしながら、お願いをして研究計画書にコメントをもらうなどして、自身の視野を広げることを試みました。指摘を受けたことは翌日しっかり考えるなどして対策を行いました。

試験期間中の過ごし方

それぞれのタイミングで、次の試験対策をしっかり行って過ごしました。

振り返ると、十分な計画を立てずに学習を進めてしまっており、前の試験が終わってから、ようやく次の対策ができるという状況でしたので、最初の試験が始まってから最後が終わるまで何か特別なことをしていたかと言われると何もありません。

先述のように、なるべく学習を確保できるように業務を調整して対策を進めていたというのが、試験期間中の過ごし方です。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

ABSは面接で問われている質問で何を推し量られているのか分からなかったので、特別な手ごたえを感じることはありませんでした。

HUBの試験はできることはしっかりやった感覚がありましたが、研究計画書の内容がやや現職の職務と一致していない内容でしたので、自信は全くありませんでした。

②合格した時の気持ち

ABSの合格を得た時は安堵を感じました。また、説明会や面接を重ねるに連れて魅力を感じておりましたので、進学ができる喜びを感じました。一方でまだ受験校が残っておりましたので、納得できるように最後までしっかりやり遂げようという想いを感じました。

振り返ってみて合格の決め手は？また当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

合格の決め手はわかりません。しかし、MBAの受験を通じて、自分がやりたいことや、興味をもっていること、キャリアビジョンと真摯に向き合うことができたと感じます。また向き合うことができたからこそ、納得して進学を決断することができたと振り返ります。

②講座の影響度

特に研究計画書の添削講座は、自身と向き合って、やりたいことや興味、キャリアビジョンと向き合うのに非常に役に立ちました。また基礎講座の学習を通じて、自身が苦手とする分野（興味が薄い分野）を理解することもできました。進学後の科目選択でも参考にしたいと考えています。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

知識を備えるだけでなく、ABSの特徴である実践的な学びを通じて、卒業後に活用できる実践知をしっかり備えていきたいと考えています。また、自身と同じように何かを求めて進学を決めた、ここでしか出会えない仲間と出会うことを期待します。

②今後のキャリアビジョン

知識があるだけでなく、やりたいことを自身の手で成し遂げることができるように、キャリアを切り開いていきたいと考えています。30代の2年間は、まだ長い人生において通過点でしかないと考えますので、MBA修了後も学びを続けていけるヒトでありたいと考えます。

受験生に対するメッセージ

今回MBA受験を決断して、本当に多くの方に応援していただくことができました。周囲の先輩や知人に話をすると、実は数多くのMBAホルダーの先輩が身の回りにいらっしゃり、また一方で、一度は進学を希望したものの、家庭や会社の事情で受験を諦めてしまった方もいることを知りました。

ぜひこれを読んでいる皆さまには、いつか後悔をする日がこないように、いま、思い立った時にMBAの受験を決断することをお勧めいたします。