受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

MBAを目指すきっかけ

大学で経済学を学んでいた時から経営管理に興味があり、経営分析のゼミに入ったり、経営学部の授業を履修したりしました。また、一時、フリーランスとして働いていたのですが、取引上、法人化する必要があり、会社を立ち上げた経験もあります。

ただし、当時は、本格的に経営したわけではありませんでした。2023年の9月、現職の任期更新時期をきっかけに、キャリアについて真剣に考えた結果、経営管理を本格的に学ぼうとMBAへの進学を検討し始めました。

  

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

合格実績、講義・テキストのクオリティ、合格特典の3点でアガルートの受講を決めました。私は9月にMBAを検討し始めたので、通常の受験者より準備期間がかなり短く、短期間で効果がある講座を受ける必要がありました。

合格実績を見た時に、信頼できるところだと確信し、サンプル講義とテキスト、および受講相談を申し込みました。MBAに関するすべてを網羅しており、講師の説明がとても分かりやすかった点に加え、全額返金の合格特典にも魅力を感じ、5日間体験した後、受講を即決しました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

まずは、募集要項などを参考に一次試験、二次試験を合格するために必要なものは何なのかを洗い出しました。次に、自分の現在の出来栄えと自分が目指す完成度を考え、アガルートの講座で具体的なプランを立てて、優先度の高い順から取り組みました。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

KBSの2024年4月入試は、研究計画書の提出はありませんでした。

③勉強のスケジュール

10月 進学決意、フルカリキュラムを契約、受講開始

11月 入試攻略講座、出願書類研究計画書講座

12月 入試攻略講座、出願書類研究計画書講座、一次試験(ネット+郵送)

1月 一次合格発表、基礎講座、小論文対策講座(大学院別)、面接対策講座

2月 小論文対策講座(大学院別)、面接対策講座、2次試験(筆記+面接)

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

MBAの全体像と受験対策のコツが詰まっているので、何度も繰り返して聞きました。10月、対策最初は全体像の理解に大変役立ちました。しばらく時間をおいてから、願書提出前、面接試験の前も聞き直し、重要なポイントを再度、頭の中にたたき込みながら、講座内容に沿って自分が準備した内容を再確認しました。

▼経営学の基礎講座

大学時代に経営学に触れたことがあったので、この講座は、小論文対策の補講講座として使いました。 対策時間が短かったので、全部受講する余裕はありませんでした。一次合格発表までは開いたことがありませんでした。

二次試験に向け、小論文の過去問を解く中、確認したい章だけを選んで観ました。動画講座だったので、自分が必要な個所だけを好きなタイミングで確認ができ、大変よかったです。基礎講座のテキストは時間さえあれば、いつも読んでいましまた。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:0

初心者にも分かりやすい小論文の書き方が詳しく書かれていたので、大変役に立ちました。作文スキルは受験に必要だけでなく、修学中や卒業論文にも大事だと思い、自分で何度も書いてみて、参考例と照らし合わせながら、改善点を見つけました。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

提出した回数:0

一次合格発表をもらってから、受験校の部分だけを過去問解説用に使いました。まずは、受講する前、テキストで過去問を解きました。本番だと思い、制限時間内に、全力で解答し終わってから、テキストの参考例と比較して、自分で違いを確認した後、最後に動画で先生の解説を聴きました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:0

講座で教えてもらった具体的なポイントで進めました。

▼面接対策講座

面接はどんなところが見られるのかポイントを理解することができ、本番の前もそのポイントを再確認しました。共通部分と、受験校の講座のみで対策を行いました。模擬面接でのアドバイスも非常に役に立ち、少しでも不安が減った状態で試験を迎えることができました。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

利用しませんでした。

▼各種フォロー制度について

利用しませんでした。

スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫

やる気が湧かない時は、思い切って休むようにしました。私は願書を提出してから一次合否の結果が出るまでがスランプ期間でした。働きながらMBA入試対策をしていたのと、進学決意の時期が遅かったことで一次の対策期間が非常に限られていました。

このほか、願書提出締切日まで資格取得と剣道の2つの試験も控えていたので、毎日、心身ともにハードな2か月でした。一次合否が出るまでの間、二次対策をしなきゃ、と思いつつ行動しない自分に焦りも感じましたが、身体が休みを求めるサインだ、と思い切って休むようにしました。

約一か月リフレッシュできたおかげで、二次試験対策時も集中して効率よく進めることができ、合格にこぎつけたと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

まずは、一次試験と二次試験、それぞれにやるべきことをリストアップし、それらを机が必要なことと不要なことに分けました。机が必要なこと、特に小論文は、平日の夜と土日、不要なことは隙間時間を利用しました。 

次に、時間配分を考えた結果、机に向かう勉強時間は毎日最低3時間、ながら時間、隙間時間は毎日およそ6時間でした。土日は平日と同じ量で行うのと、完成できなかった部分を補う時間にあてました。

平日は仕事と習い事を終え帰宅するのが20時半ごろで、そこから毎日、最低2時間は机に向かって勉強してから寝るようにしました。朝も少し早起きして、出勤までに1時間ほど勉強しました。

隙間時間は、料理など家事をする時間、移動時間、化粧する時間、お風呂やトイレに入っている時間などに毎日6時間以上ありました。この時間ではいつもアガルートの講座を聴いていました。

直前期の過ごし方:どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか

再確認を大切にしました。願書提出の直前期は、募集要項と自分が作成した文書を再確認し、書類の不備がないか、伝わる文書なのか、誤字脱字がないのか、何度も何度も再確認を行いました。

筆記試験対策では、新しい内容を少な目に、これまで覚えた知識とポイントをまとめたノートで復習中心に行いました。面接は周りの友人に頼んで模擬練習を繰り返しました。

また、飯野先生の講座の中で、それぞれの試験の全体像、合格ポイントを紹介する部分を、再度聴き直しました。

試験期間中の過ごし方

これまで準備したことに対しては悔いを残さないように、自信を持って対応し、準備していない内容に関してはビックリせずに落ち着いて対応するように心がけました。

私の場合は、面接時間が遅めだったので、筆記試験との間に4時間ほど余裕がありました。午前中は面接のことを全部忘れ、筆記試験のみに集中しました。

筆記試験が終わってからは、時短でランチを済ませ、今度は筆記のことは全部忘れ、午後の面接準備に専念しました。全期を通して言えることでもありますが、集中できる力がカギだと理解しています。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

筆記試験では、開始直前に「もしかしたら」とサラッと検索した計算問題が本番に出て、とても嬉しかったです。面接試験では、準備した想定質問よりかなり優しい質問ばかりだったので回答に困ることなく、全部答えられ、手ごたえはよかったです。

精を出して準備を行い、本番ではスケートで例えると「滑り切った感じ」でできることはすべてやったので、面接会場を出た瞬間は、どんな結果でも受け入れられる気持ちでした。

②合格した時の気持ち

嬉しさのあまり、涙を流しました。14年ぶりのリベンジ受験でもあり、短期間で念願のMBAに合格でき、まずは2時間ほどひとり静かに喜びを味わいました。やはり合否が出てからでなく、受験決意の時点で一校に絞り、全力で対策した判断が何よりよかったと思います。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

一番は、心の奥から合格したい強い願望だと思います。次は、キャリアビジョンを、自分自身をよく理解していること。最後は、アガルートの講座など周囲の助けを借りながら、願いを計画と行動に変えられるかだと思います。

②講座の影響度

大変役に立ちました。日本国内MBAの誕生歴史から大学院別の違い、具体的な受験対策、合格ポイントなど入試から卒業後のキャリアまで、MBAに関するあらゆる情報をアガルートの講座、一か所で取得でき、なにより良かったです。また、事前撮影済みの動画形式だったので、受講者にとっては自由度が高く、ほしい情報をほしいタイミングで入手でき、短期勝負に繋がったと思います。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

経営管理に関する幅広い知識に加え、切磋琢磨できる環境で自分の学習力、理解力、作文力、コミュニケーション能力などを向上させたいと考えています。様々なバックグラウンドの教授らやクラスメイトと2年間過ごすことで、異なる価値観に触れ、考えの幅を更に広げたいと思います。

②今後のキャリアビジョン

卒業後10年ぐらいで、日中韓3か国のトップレベル国際会議の通訳を行えるようになっていたい、と考えています。MBAで学んだビジネスに対する理解、企業関係者と同じ土俵で物事を考えられることなどを強みに通訳のプロフェッショナル人材として活躍し、私たち通訳者を介することで深い交流が実現し、誤解に起因する相互不信が少しでも減じることを願います。

受験生に対するメッセージ

受験は、自分のキャリアについて真剣に考える大事なきっかけです。まずは、自分の送りたい人生、将来のビジョンなどを考え抜くことが何より大事です。次に、それを実現するためにMBAが必須なのか、他の実現方法と比べた時の優劣はなんなのかも一緒に考えてみましょう。

どう考えてもこのタイミングで自分にはMBAが絶対に必要だ、という結論に至ったら、難関校でもぜひチャレンジしてほしいです。願書でも面接でもその心の奥の思いは伝わるし、合格率アップにもつながります。