受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名:T.Hさん

年齢:25歳  

合格した研究科:青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科

MBAを目指すきっかけ

2021年に新卒で入社して以来、事業企画の業務に携わってきたが、振り返ってみると、OJTで学んだ知識や先輩社員の過去実績に依存しており、社内の考え方に固執しているのではないか、前例主義的になっているのではないかと不安に感じた。
さらに、将来は海外でマネジメントとして働きたいと考えており、この20代のタイミングでマーケティングや戦略思考などを体系的に学びたいと考えたため。
直属の上司も某ビジネススクールに通っており、後押ししてくれたこともMBAを目指した大きな要因であった。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

Youtubeチャンネルでも検索上位に挙がっていたため、最初に興味を抱いた。
飯野先生の話や合格者インタビューなどを見て、難関校に合格されている方々も多いことが分かったことで、他校の選択肢は捨てて選んだ。
また、無料の受講相談の際に親身に話を聞いてくださったことも、アガルートを選んだ大きな要因である。

志望校相談の際にも、こちらの希望や所来についてなど細かく相談に乗って頂き、入校前にも関わらずかなり具体的なアドバイスを頂いたことで、信頼できると感じ、入校を決めた。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

第一に、「経営学の基礎講座」も受講し、自分の学びたいこと、疑問に思うこと、興味があることを明確化して言語化することに取り組んだ。
講座を受けることで、自社のこと、自分の悩み、学びたいこと、がある程度経営学の言葉を用いて言語化できるようになり、そのことが志望理由書や研究計画書、面接での発言に具体性を持たせられたことに繋がった。

また、上記がある程度身についたあとは、講座の中で学んだ分野や興味のあることについて、国会図書館で調べてみるようにした。
“論文”というものを読み込むのは初めてで、なかなか苦労したが「経営学の基礎講座」でおおよその概略が掴めていたこともあり、今自分が調べたいこと、わかっていないことが、どの分野の話なのかが分かるようになり、調べものをする能力も上がった。
その後は、志望理由書の添削を2回行って頂き、ポイントを修正して提出した。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

  1. 今の仕事で“おかしい”と思っていること、“もっといいやり方があるのでは?”と思っていることを書き出す。
  2. 「経営学の基礎講座」を受けて、「1」で考えたことが経営学のどの分野のことなのか把握する。
  3. 分野が特定できたら、そのことをネットで調べ、さらに詳しく知るために国会図書館で論文を読む。
  4. 先行研究を見つけたら、自分のテーマに落とし込んで書き上げた。

③勉強のスケジュール

6月 経営学の基礎講座を受講
   (まずは自分の興味関心を明確化するようにした)

7月 経営学の基礎講座
   (興味関心の特定を継続。また、講義内容が面白いこともありより深く学ぶようにした。)

8月 志望理由書(青学)の作成・添削
   (なぜMBAか、なぜ青学か、キャリアゴールは何か、についてより具体的に書いた。
   また、自身の経験やそこから感じたことを書くことで、志望理由書に臨場感と個性を出して
   他志願者と差別化できるようにした。)
   早稲田研究計画作成のため国会図書館で調査
   (自分が研究したいこと、興味があることの先行研究を探すようにした。講義で飯野先生が
   仰っていたように、先行研究を自分の領域に落とし込んで研究計画を書くことを意識した。)

9月 青学出願完了→面接対策開始
   早稲田志望理由書・研究計画書の作成→提出

10月 青学面接→合格

11月 早稲田一次試験→不合格

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

MBA入試の全体像を掴むために有効であった。
各大学の特徴の解説もあり、志望校を選定することにも役立った。

▼経営学の基礎講座

経営学を学ぶことは初めてであったが、参考書・講義ともに非常にわかりやすく、よりMBAで学びたいという意欲の向上にも繋がった。
また前述の通り、「自分の学びたいことの領域は何か」ということの特定にも役立った。
この講座が最も重要であると感じた。

▼小論文対策講座(基本編) 

提出した回数:なし

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:なし

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:2

オンラインで講師の方から直接添削指導もして頂き、アドバイスがもらえた。
お褒めの言葉を頂き、その後の入試の自信に繋がった。

また、添削だけでなく、面接についてもアドバイスを頂き、とても親身に対応頂いた。
添削内容もかなり具体的、かつ明確で非常にわかりやすく、提出前最後のブラッシュアップに役立った。

▼面接対策講座

過去の面接内容について、とても具体的に解説があり、どういった質問への対策を行うべきかが明確になった。
実際の面接でも同じような内容の質問や雰囲気があり、想定質問に加えて、心の準備としても非常に有効であった。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

受講なし

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

初回添削フィードバックを利用した。
前述の通り、かなり親身に相談に乗って頂き、その後の自信にも繋がった。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

青学提出用の志望理由書作成の際に、上手く伝えたいことをまとめられずに苦労した。
また、他志願者との差別化が出来ているかも不安に思うことがあり、作成が中断することもあった。
飯野先生の講義を見返して、「自分らしさ」を出すことが重要ということを改めて学んだ。

その言葉を意識することで、変に格好をつけず自分の言葉で伝えたいことを書き出すことを意識すると、一気に執筆が進み、講師の方のFBのおかげもあり、納得できる内容で志望理由書を作成することができた。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は、就業後必ず1時間は時間を確保するようにした。
休日は、講義の受講に加えて、市販の本や国会図書館に行くことを心がけて、できるだけMBA入試にかかわる情報に触れる機会を確保していた。

1日でもサボると昨日までの自分の思考を忘れてしまったり、不安に感じるので、どれだけ残業がある日でも、15分は必ず毎日欠かさず講義や本などの情報に触れるようにし、感じたことをメモにするようにした。
正直、仕事終わりに勉強することは、体力的にも精神的にもきついかと想像していたが、講義がおもしろく、あまりストレスを感じることはなかった。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は何度も作成した志望理由書を読み直し、自分の伝えたことが漏れなく記述できているかを確認した。
最も確認したことは「自分の言葉で書くことができているか」という点である。

青学の場合、面接で志望理由書に沿った質問も考えられたため、下手に格好つけた経営学の言葉を用いたりすることは避け、自分で理解のできる言葉をチョイスして、口頭でも伝えることができる内容で書けているかを確認し、修正した。
青学入試前の心がけ(特に面接前)は、講師の方にお褒め頂いたことを自信にして、「これで落ちたら若すぎたせいだ」と思い込むようにした。
結果的に面接では、少し圧迫的な雰囲気を感じたが、自信をもって話すことができた。

試験期間中の過ごし方

青学の場合、1次試験と2次試験との間に1か月程期間があった。
その間も上述した通り、どれだけ忙しくても毎日15分でも経営学に関することやMBAに関する情報に触れるようにした。
また、面接対策も兼ねて自分が提出した書類の読み直し、もし面接で深堀されたときの対策のための定量的なデータの収集などを行った。

さらに、改めて自社のデータを分析してみるなども行った。
結果的に、面接では自社に関することも質問されたので、この期間の過ごし方は適切であったと考える。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

(青学の場合)
書類提出の際は、かなり自分でも納得のいく内容で書き上げることができたため自信があった。
しかし、面接の際は「絶対に落ちた」と感じた。

面接では笑いなどは一切なく、終始淡々と質問をされるのみであった。
特に厳しい質問はなかったが、終始淡々とした雰囲気であったため、書類の時点ですでに不合格にするつもりだったのではないかと想像した。

②合格した時の気持ち

不合格を確信し、推薦書を書いてくれた課長にもおそらく不合格になった旨を伝えていたため、合格通知を見た時は意外性が大きく驚いた。
サプライズの感覚だったため、すぐに合格の旨を課長に連絡した。
また来年受験するつもりだったので、合格の嬉しさとともに、本当にMBAに入学するんだという期待と不安を同時に感じた。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

(青学の場合)
出願書類の時点で、合否は決まっていたのではないかと思う。
志望理由書に関しては、書き方講座と講師の方の添削が大きく影響し、かなり自信があった。

独自性を自分の言葉で語ることが出来たことが、合格の決め手になったのでは、と考える。

②講座の影響度

講座なしでは絶対に合格できなかったと考える。
講座を受けたことで、MBA入試の全体像、書類の書き方のコツを学ぶことが出来た。
また、経営学の基礎講座も大きく影響した。

シンプルに講義が分かりやすく、よりMBAで深く学びたい気持ちになるとともに、自分が学びたい分野の特定にも繋がった。
このことが、出願書類の具体性にも繋がったと感じる。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

これまで社内の情報、社内の思考法・やり方に依存していた。
現在の希望に新卒入社して以来、転職経験もないため、初めて社外の方と交わることになる。
こうした点で、先生から教わることだけでなく、同じ学友(おそらくほとんどが年上)から刺激を受けることも期待している。

また、経営学に関して初学者のため、マーケティングや競争戦略、人材マネジメントなどOJTでは体系的に身に着けることが出来ない知識を身に着けたい。

②今後のキャリアビジョン

MBAは必ず2年で卒業し、それと同時に海外赴任に行きたいと考える。
30代はほとんどの期間を海外のマネジメント層として過ごし、それ以降は事業戦略だけでなく、全社戦略に携わることが出来るような人材を目指したいと考える。

推薦書について

①提出されましたか?

はい

②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

直属の課長

受験生に対するメッセージ

MBAに入学して学びたいという気持ちさがあれば、必ずアガルートの講義を受けてほしい。
どう勉強して、どのポイントを押さえればよいかが明確かつ具体的にわかる。
受験を通して感じたMBA入試のポイントは、自分の考えや感じていることを、いかに自分の言葉で文章にして話すことが出来るかという点である。

属性など変えられない点もある、この点を押さえておけば志望校へ合格できる可能性は高まると思う。このポイントを押さえつつ背中を押してくれるのが、アガルートの講義や講師の添削であるのでぜひ受講をお勧めする。