合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

不動産業界に興味があり、宅建やマンション関連の資格の勉強をしているときに不動産登記法という法律があることを知り、この法律を通じて土地家屋調査士を知ったことがきっかけでした。

不動産業界というと宅建が主とばかり思っていましたが、よく調べていくと不動産の基礎となる登記簿を作成することができるのは土地家屋調査士だけであること、つまりすべての不動産の根幹をなす重要な職責を担っているということ、さらに土地家屋調査士の業務である表示の登記は、司法書士や弁護士でもできないということも業務の重要性を際立たせることであり、自分もこのような業務を行うことで、今より多くの人の役に立てると考えたため土地家屋調査士を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士の難易度を知ったことから、独学ではなく予備校を利用することにして、仕事を続けながらも勉強ができる通信制の予備校を探しているときに最初に出会ったのがアガルートでした。

通信制で最も不安なのが、わからないときにすぐに質問できないことですが、フェイスブックで質問でき、回数の制限もないことから、この不安はなくなりました。

その後、資料請求を行い、サンプルテキストとサンプル講義を見ることで続けられそうだと実感したこと、さらに合格すると全額返金とお祝い金までもらえるというのは驚きでした。

きっかけとして、適切ではないかもしれませんが、費用で比較したときにアガルートが最も魅力的であることが一番の決め手となりました。

合格体験記・学習上の工夫

私はどんなに短時間でも、毎日勉強をすることにしました。

目標は中山先生に教えていただいたとおり、一日1.5時間ですが、それに満たない日もありました。

その分は休日に取り返すこととして一週間平均で一日1.5時間以上できればいい、と考えて毎日勉強に取り組みました。

どうしてもやる気がでないときでも頑張ってテキストを開く、そして講義を聞けば意外とやる気は出てくるものです。
そして、勉強を始めると時間が経過するのはとても早く、1時間ぐらいはあっという間に過ぎてしまうものです。

ある程度勉強を進めていくと、他の受験生がどのような勉強をして合格したかを知ることがあると思います。

人によっては難しい記述の問題や他資格の民法まで勉強した、などの体験記を目にすることもありますが、重要なのは基本です。
特に講師の方々がおっしゃる通り、不動産登記法の択一の知識が最も重要です。
その択一の知識を完璧にすることを私は目標としました。

何度も過去問をやっていると答えを覚えてしまいますが、答えを覚えるだけでは合格は難しいと思います。
どうしてその選択肢は正解か、反対にどこが間違っているか、まで考える必要があります。

最も力が付いたと感じたのは、正解と間違いの理由を書いていく勉強法です。
(アガルートのホームページでフォーマットが入手できます。)

もちろん記述の勉強も大切ですが、択一の基本知識が最も重要であると認識して、勉強に取り組みました。

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

勉強中は他の受験生のことが気になると思います。

ある人は一日に自分より多く勉強している、またある人はこんなにも難しい問題を解いているなど、自分を不安にすることは多くあります。

しかし、重要なのは試験に必要な知識、つまり基本を完璧にすることです。

アガルートの先生を信じて勉強を行えば、必ず合格できます。

講師へのメッセージ

学習の進め方から、初歩的な質問まで親身に答えてくださいありがとうございました。

私の人生に土地家屋調査士という新たな選択肢を与えてくださったことに心から感謝しております。
本当にありがとうございました。

何かあれば、そのときはよろしくお願い致します。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

民法、不動産登記法ともに初めはわからない箇所が多くありましたが、最後まで聴くことにしました。
最初は民法、次は不動産登記法の順番で講義の動画を聴きました。

テキストは民法一周、不動産登記法は二周、講義の動画を聴きましたが、不動産登記法の二周目は1.5倍速で聴くことにしました。

これは定期カウンセリングで中山先生からアドバイスいただいた方法です。

私の場合は二周目の不動産登記法の講義を聴くまでに、択一過去問を一通り学習しました。

当然一周テキストを学習しただけでは、ほとんどわかりませんでしたが、テキストで二周目の学習をするときにとても役に立ちます。
実際に問題を解いたうえで二周目の講義を聴くと、一周目ではわからなかった点がわかることがあります。

最後のほうは、択一で間違った箇所の講義を聴きつつ、テキストも読むことの繰り返しです。

何度もテキストを読むとわかったつもりだった箇所が、実はわかっていない、間違った解釈をしていることに気づくことがあります。
そういった発見ができるように、テキストを読むときは注意しつつ、場合によってはインターネットで不動産登記法の条文を調べたりもして、基本的な知識を固めるために活用しました。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

少なくとも五周はこの講座を聴き、択一過去問も五周はしました。

一周目は初めの講義を聴き終わったあと、二周目は1.5倍速の講義(二周目)を聴き終わったあとに問題を解きました。
三周目からは解説の意味を完全に理解するようにし、わからない箇所は不動産登記法のテキストを見返すようにしました。

解説はとてもコンパクトにまとまっています。
初めは解説の理解できないかもしれませんが、決して不十分なわけではなく、簡潔にまとめられており、学習がすすむにつれてその意味が理解できてくると思います。

最後のほうは、各選択肢の正誤だけではなく、間違っている肢はどこが間違っているかを書き出していき、正解にするための修正も加えていきました。
地味であり、やる気が起こりにくいですが私にとってこの勉強法が一番力になったと感じています。

択一はわかったつもりになりがちですが、実はわかっていない箇所が多くあります。
この点を発見するためにも、間違った箇所を書き出していき、不動産登記法のテキストも確認することが基本的であり重要です。

解説のテキストを読むだけでわからない箇所は、講義の動画をみるとわかったりもします。

私は択一過去問解析講座を重点に学習を進めていきました。

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述式の勉強を始めたのは択一、複素数計算、定規の使い方まで一通り終わった後の最後でした。

途中で記述の勉強は全く行っていないが、本当に大丈夫かと不安になったこともありますが、記述は最後でも問題ありませんでした。
というのも講師の方々(特に中山先生)がおっしゃる通り、記述に必要な知識は択一の中の知識であり、記述のための新しい知識が必要となるわけではありません。

私の場合は記述も択一同様に一通り学習し、そのあとで択一に戻りました。

記述の勉強を行うことで択一の知識が深められることはよくありますので、択一の理解をさらに深めるためにも記述の学習を行いました。
特に区分建物については、択一や不動産登記法のテキストだけでは理解できない箇所がありましたが、記述の問題と解説を読み、質問もすることで理解することができました。

記述の問題を解く理想的な方法(先に問いや注記を読む)は記述式の講義動画で丁寧に解説してくれますので、その方法を忠実に守ること、そして問題のキーワードを逃さないように気を付けて学習を進めました。

最後のほうは複素数計算の間違いが多い私は、計算間違いの防止とスピードアップに重点を置いて、記述の問題の学習を進めました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

最初は一通り、テキストを読みながら講義動画を見ました。

中山先生のおっしゃる定規へのテープ貼り付けや三角スケールの加工も行いました。

おすすめのボールペンやシャープペンシルの紹介もありますので、参考にしました。
どのペンでも同じと思っていた私にとって、筆記用具の紹介はとても役に立ちました。

本講義を聴きながら図面を書くことで大体のことはわかりますが、実際に記述過去問を解くことで定規の使い方はなれるようにしました。
そのうえでわからないことや、うまくいかなことがあれば、新・定規の使い方講座のテキストと動画を見ることにしました。

私の場合、建物図面が苦手で記述の過去問を解く、定規の使い方講義を聴くことを何度か繰り返すことで対応できるようになりました。

記述過去問では定規の使い方までは解説がありませんので、記述過去問とセットで使うことが多かったです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

他のテキスト同様にまずは一通りテキストを読みながら、講義を聴きました。

正直に言って最初はなぜ複素数計算を行うことで土地の面積が出せるかはわかりませんでしたが、そこは深く考えず学習は進めました。(後々少し理解できました)

このテキストも新・定規の使い方のテキストと同様に記述過去問とセットで使うことが多かったです。
特に計算が苦手な私は記述過去問を解いた後、このテキストに戻ってくることが多かったです。

記述過去問を解けばわかりますが、本テキストの内容が理解できていれば、記述には十分に対応できます。

後日、複素数を使わずに座標や地積を算出する方法を知りましたが、その計算を限られた時間内で行うことは無理だと私は感じました。
この複素数計算がなければ合格はできなかったと思います。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

学習の進め方についてアドバイスをもらうことに重点を置いて利用しました。