社労士試験の申し込みはどのようにすれば良いのでしょうか。
社労士試験は受験資格があったり、免除科目があったりするので、受験案内をよく見て確認する必要があります。
このコラムでは社労士試験の申し込み方法・手順について詳しく紹介します。

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【2025年第57回】社会保険労務士試験の試験日

社会保険労務士試験は、毎年8月の第4日曜日に実施されます。

2025年(令和7)年第57回社会保険労務士試験の試験日は8月24日(日)に実施され、合格発表日は10月1日(水)となります。

詳しい日程は以下の通りです。

内容令和7年度 第57回社会保険労務士試験の概要
インターネット申込令和7年4月14日(月)10:00~令和7年5月31日(土)23:59
郵送申し込み令和7年4月14日(月)~令和7年5月31日(土) 最終日消印有効
試験日令和7年8月24日(日)
合格発表令和7年10月1日(水)
試験の方法マークシート式(択一式 70問/選択式 8問)
受験手数料15,000円(非課税)

※インターネット申込の場合:払込み手数料418円
※郵送申し込みの場合:払込み手数料203円。
※別途簡易書留料金(350円)と郵便料金がかかります。

※「試験センター及び都道府県社会保険労務士会窓口」での試験案内の配布・申込受付は行っていません。
※郵送で請求を行いましょう

社労士試験の申込方法

次に、受験の申込手順を見ていきましょう。
社労士試験の申込方法は「郵送」と「インターネット」の2つになります。
以前は窓口での申し込みも可能でしたが窓口での試験案内の配布、申込受付は行っていませんのでご注意ください。

1.「郵送」での申込方法

社労士試験を郵送で申込む方法をすべてご紹介いたします。

郵送で受験案内(受験申込書)を請求する

郵送による受験案内(受験申込書)の請求は例年3月上旬から受け付けています。
締切日ギリギリですと郵送の都合上申込書を受け取るまで時間差が生じてしまいます。
ぜひ早めの請求を心掛けましょう。

以前は受験案内(受験申込書)は各センターの窓口でも配布していましたが、令和4年以降はこの配布を行っていないため注意しましょう。

では、具体的に申込書を請求する方法をお伝えします。
以下のものを準備してください。

ア.往信用封筒(長形3号:縦 235 ㎜×横 120 ㎜)
返信用封筒(角型2号:縦 332 ㎜×横 240 ㎜ ※A4サイズの書類がそのまま入る大きさ
切手(往信用:110円、返信用:180円 それぞれ1枚)

まず、「ア往信用封筒」に110円切手を貼付して、以下の宛先を記入します。

〒103-8347
東京都中央区日本橋本石町3-2-12
社会保険労務士会館5階 全国社会労務士会連合会試験センター 行

そして、宛名の下に赤い字で「受験案内請求」と記入してください。
さらに、その下にあなたの郵便番号、住所、氏名を記入してください。

また「イ返信用封筒」に180円切手を貼付して、表面にあなたの郵便番号、住所、氏名を記入してください。
そして「イ返信用封筒」を折りたたみ、「ア往信用封筒」に入れてポストに投函してください。

以前は試験センターまたは各都道府県の社会保険労務士会窓口で受験案内の配布を行っていましたが、今年は行っていません。
また、電話やFAXによる受験案内の請求はできませんのでご注意ください。

提出する必要書類を準備し、受験料を支払う

受験案内が届きましたら書類5点そろっているか確認しましょう。

  • 受験案内
  • 受験申込書
  • 受験手数料払い込み用紙
  • 実務経験証明書
  • 受験申込用封筒

上記のものが揃っていることを確認したら、提出に必要な書類の準備をしましょう。
社労士試験の必要書類は以下の4点です。

  • 受験申込書
  • 顔写真(受験申込書に貼付する顔写真)
  • 受験手数料の納付を証明する書類(「振替払込受付証明書(お客さま用))
  • 受験資格証明書

※「免除申請をする受験者」や「特別措置を申請する受験者」は上記以外に別途必要書類があるため、事前に確認しましょう。

まずは受験申込書に貼る写真を準備しましょう。
写真は縦4.5cm×横3.5cm(パスポート申請用サイズ)でカラー写真かつ申し込み前6ヶ月以内に撮影したものを用意してください。
眼鏡をかけて受験する方は眼鏡を着用してください。
デジタルカメラなどを使って撮影、印刷する場合は写真専用紙を使用しましょう。

次に受験手数料払い込み用紙をもって、郵便局又はゆうちょ銀行で受験料を支払いましょう。
受験料15,000円と払い込み手数料203円が必要です。

なお、郵便局かゆうちょ銀行を利用する場合は有人窓口にて支払いましょう。
ATMで支払うと出願の際に必要な「振替払込受付証明書」が発行されず、試験センターも返金対応を受け付けていないため注意しましょう。
窓口で支払うと「振替払込請求書兼受領証」と「振替払込受付証明書(お客さま用)」が渡されます。

「振替払込請求書兼受領証」は個人で大切に保管してください。
「振替払込受付証明書(お客さま用)」は受験申込書と一緒に提出してください。

最後に、受験資格を証明する書類を用意しましょう。
受験資格と受験資格を証明する書類は「【タイプ別】社労士試験の受験資格一覧」をご参考ください。

受験申込書を記入し、提出する

受験案内に記載された「2.受験申込書の記入要領」を参考に受験申込書の必要な事項を記載します。
申込用紙は破いたり、汚したりしないように注意しましょう。

受験申込書にある「希望試験地」は指定された試験地から希望する場所を選びましょう。

必要書類の準備ができましたら提出します。
受験申込書、払込受領証又は振替払込受付証明書、受験資格を証明する書類を受験申込封筒に同封し、封を閉じます。

これであとは提出するだけです。
郵送での提出の場合は「簡易書留郵便」を使用します。
5月31日(土)の消印があるものまで申し込みを受け付けますが、書類に不足・不備がある場合は申込を受け付けないため早めに申し込みを行いましょう。

「簡易書留郵便」は郵便の基本料金に+350円かかります。

受験申し込みが完了

以上で申し込みは終了です。
あとは8月に受験票が来るのを待つのみです。

2.「インターネット」での申込方法

令和4年から始まったインターネットを使った申込方法を解説します。
郵送との違いは24時間いつでも申し込むことが可能で、受験申込受付最終日の23時59分59秒まで設けられています。
インターネットでの申込にはメールアドレスが必要になりますので、事前に確認をしましょう。

申込む時に必要なデータファイルを準備する

試験に申込む時に必要なデータファイルを準備します。
必要データは申込者の区分によって変わるため事前に確認をしましょう。
ここでは「通常受験(試験科目の一部免除申請を行わない者)」を例にご紹介します。

通常受験者に必要なデータファイルは以下の2点です。

  • 顔写真
  • 受験資格証明書

試験科目の一部免除や特別措置を申請する受験者は上記のデータと「免除資格証明書」「特別措置申請書、添付書類」「戸籍個人事項証明書、添付書類」「外字届」などが必要になります。

まずは顔写真を用意します。
顔写真は5つの要件があるため注意しましょう。

  • 受験申込前から6ヶ月以内で撮影したカラー写真(白黒写真は不可)
  • 受験者本人のみが写っているもの
  • 無背景(無地の壁は可)、無帽、正面向き
  • 受験時に眼鏡をかける場合は、眼鏡を着用して撮影
  • 明るさやコントラストが適切で鮮明なもの

デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真も使用できます。
ただし、上記の要件から外れている写真や、本人確認が難しい写真などは再提出となる可能性があるため注意しましょう。

次に、受験資格証明書を用意しましょう。
受験資格と受験資格を証明する書類は「【タイプ別】社労士試験の受験資格一覧」をご参考ください。

受験資格を証明する書類はスキャン、またはデジタルカメラ・スマートフォンで撮影をしましょう。
撮影時、書類全体を写し、文字が読めるようにピントを合わせて撮影を行いましょう。

アップロードするデータの詳細に関しては社会保険労務士試験オフィシャルサイトの「アップロード用データファイルの用意」ページをご参考ください。

マイページの登録

書類の準備ができたらマイページの登録を行います。
マイページは専用のページから登録を行います。「社会保険労務士試験 My Page」から登録しましょう。

メールアドレスの登録後、登録したメールアドレス宛に「マイページ登録用のURL」が届きます。
URLにアクセスし、ログインIDやパスワードの設定、受験者の基本情報(氏名、生年月日など)を入力しマイページ登録を行います。

登録が終了したら「試験の申込み」を行います。
「マイページの登録」は「受験の申込」と別なので注意しましょう。

受験の申込み手続き

試験の受験申込を行います。
登録したマイページにログインし、必要事項を入力します。
最初に準備した顔写真と受験資格証明書、その他必要な書類のデータをアップロードします。
入力した内容、アップロードしたデータに間違いがないか確認し、申込をしましょう。

受験の申込はログインしてからすぐに行います。
ログイン後、30分間何も操作しなかった場合は自動的にログアウトされます。
再度ログインする必要があるため、事前準備を行ってからログインし、受験の申込手続きを行いましょう。

受験料の支払い

支払方法を選択し、受験料(受験手数料)を支払います。
受験料は15,000円で、別に払込手数料が418円必要になります。

支払方法は、クレジットカードまたはコンビニ、銀行ATM(Pay-easy)のいずれかを選択しましょう。
コンビニ、銀行ATM(Pay-easy)を選択した場合、メールに届いた支払期限日までに支払いを済ませましょう。
支払いが完了しない場合申し込みが取り消しになります。
取り消しになった場合は、再度受験の申込手続きが必要になります。

受験申し込みが完了

申込が完了すると「申し込み完了メール」が届きますので確認します。
支払方法がクレジットカード支払い場合は申込完了メール確認で、すべての手続きが終了です。
コンビニ、銀行ATM(Pay-easy)の場合は届いたメールに支払期限日が記載されているため、期限日までに支払いを済ませましょう。

申込完了メールは受験票到着まで削除せずに保存してください。

受験案内(受験申込書)を急いで欲しい場合はどうする?

受験案内(受験申込書)の請求が遅くなってしまった場合「返信封筒を速達で送ってもらう」ことで受験案内が早く届きます。

速達を希望する場合は、返信用の郵便料金180円に速達料金の300円切手が必要になります。
また、返信用封筒に「速達」と赤文字で書き、封筒の端に赤い線を書きます。
赤い線は、縦長の封筒・ゆうメールの場合は表面の右上部に、横長の封筒の場合は右側部に書きます。
詳細は日本郵便株式会社の「速達」ページをご参考ください。

申し込みの際の注意点

申し込みの際に注意すること、気を付けておくべきことがあります。

①科目免除は申し込みと一緒に申請が必要

社労士試験では、特定の方を対象に試験科目が免除されます。
対象となる方は、労働基準法などの法律作成者として15年以上勤務した方や司法試験合格者で労働法選択者、労働基準監督官採用試験合格者等です。

これらの方は受験申込書記入欄に免除申請を行い、受験申込書等必要書類とともに実務経歴証明書などの書類を先ほどの受験申込封筒に封入してください。

②申し込み期限が短いので早めに準備する

受験申込書を取得できるのは、公示後の毎年4月中旬となっています。そして、締切日は毎年5月末に設定されています。
そのため、1ヶ月半という短い期間で請求から提出を行う必要があります。

受験資格を証明する書類などは4月中旬までに用意しておき、受験申込書を受け取ったらスムーズに受験手数料を払い、受験申込書を書ける状態にしておきたいですね。

③氏名や住所変更した場合、手続を行う必要がある

受験申込後、結婚や引っ越しにより氏名や住所が変更することもあるでしょう。
この場合、受験票や合格証書が届けられない恐れがあるので、試験センターに変更を届け出る必要があります。

社会保険労務士試験オフィシャルサイト『受験申込内容の変更』から、必要な様式の書類をダウンロードし、必要な提出方法にて提出しなければなりません。

【タイプ別】社労士試験の受験資格一覧

社労士試験は受験資格が必要な試験です。

そのため、まずは自分に受験資格があるか確認しましょう。
社労士の受験資格は、主に

  • 短大卒と同等以上の学歴がある方
  • 概ね3年以上の実務経験がある方
  • 厚生労働大臣の認めた国家試験に合格している方

の3つに分けられ、いずれかを満たすことで受験できます。
代表的なものをいくつか以下の表にまとめました。

これ以外にも条件を満たせば受験資格として認められるケースがあります。詳しくは社会保険労務士オフィシャルサイトも参考にしてみてください。
また、受験資格を証明する書類を受験申込書とともに提出する必要があります。

そのため、書類は早めに用意しましょう。
受験資格の証明に必要な書類は以下の表を参照して下さい。

※受験資格証明書の氏名と今の氏名が異なる場合には戸籍沙本が必要
※写しを提出する場合には、A4サイズでの提出が必要
※提出された書類の返却はされないので基本的には写しを提出しましょう。

まとめ

以上が社労士試験の申し込みの流れです。
年に1回しかない大切な試験なので、早めの準備を心がけていきたいですね。
これを参考に早速準備に取り掛かりましょう。

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※2025年合格目標

この記事の監修者 池田 光兵講師

池田 光兵講師

広告代理店で、自らデザインやコピーも考えるマルチな営業を経験後、大手人材紹介会社で長年キャリアアドバイザーを経験、転職サポートを行う。

面接対策のノウハウや数々の自作資料は現在でも使用されている。

その後、研修講師や社外セミナーの講師などを数多く経験。

相手が何に困って何を聞きたがっているのかをすばやく察知し、ユニークに分かりやすく講義をすることが得意。

社会保険労務士試験は、ほぼ独学で就業しながらも毎日コツコツと勉強し、三度目の挑戦で合格した苦労談も面白く、また、三度やったからこそ教えられる「やっていいことと駄目なこと」も熟知している。

合格のノウハウをより多くの受講生に提供するため,株式会社アガルートへ入社。

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