司法書士試験の受験を終えた皆さん、お疲れさまでした!手ごたえは人それぞれだと思いますが、まずは頑張った自分を労いましょう。今年は受験していない人も、今年の試験の状況については気になりますよね。

さて、後は気になる合格発表です。

この記事では、2023年度(令和5年度)の司法書士試験の合格発表はいつどのように行われるのか、合格後に必要な手続きや、残念な結果だった場合に検討することなどについて解説します。

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2023年度・令和5年度 司法書士試験 合格発表はいつ・どのように発表?

筆記試験の合格発表、最終合格発表はそれぞれ下記のように発表されます。

なお、筆記試験の正解と基準点の発表は2023年8月14日(月)です。

筆記試験の合格発表

令和5年度司法書士試験 筆記試験合格発表日は2023年10月10日(火)午後4時です。

発表は以下の3つの方法で行われます。

1.法務局・地方法務局での掲示

2023年10月10日午後4時に、筆記試験を実施した法務局・地方法務局で合格者の受験番号が掲示されます。

2.法務省のWebサイトに掲載

2023年10月10日午後4時に、法務省の公式Webサイトに合格者の受験番号が掲載されます。

法務省:令和5年度司法書士試験

3.合格者への通知

2023年10月18日頃までに、合格者に口述試験受験票が郵送で届きます。

最終合格発表

令和5年度司法書士試験 最終合格発表日は2023年11月10日(金)午後4時です。

発表は以下の3つの方法で行われます。

1.法務局・地方法務局での掲示

2023年11月10日午後4時に、筆記試験を実施した法務局・地方法務局で合格者の受験番号が掲示されます。

2.法務省のWebサイト

2023年11月10日午後4時に法務省のWebサイトに合格者の受験番号が掲載されます。

法務省:令和5年度司法書士試験

3.官報の公告

2023年11月29日(水)の官報に合格者の受験番号と氏名が掲載されます。

関連コラム:司法書士試験の日程は?試験概要とスケジュールを解説

司法書士試験の難易度は高い

司法書士試験は、国家資格の中でも難易度が高い試験です。

合格率がとても低く、直近令和5年度の合格率は5.19%でした。近年の合格率を見ても、令和4年度が5.18%、令和3年度が5.14%、令和2年度が5.17%です。

以前よりはやや上昇傾向はあるものの、5%程度とまだまだ合格率はとても低いと言えます。

合格基準点(合格最低点)も高めで、令和2年度が205.5点、令和3年度が208.5点、令和4年度が216.5点で、約7割5分以上の得点を取る必要があります。

さらに、午前の部、午後の部でそれぞれに基準点(最低点)があり、それを超えなければ総合点を採点してもらえず、バランスよく得点できなければなりません。

これらのデータからもわかるとおり、決して簡単に合格できる試験ではありません。

合格したら、これまで努力を続けて結果を出すことができた自分を誇りに思いましょう!

関連コラム:司法書士の難易度とは?合格率・偏差値・試験内容を他資格と比べてわかる司法書士試験の難しさ

司法書士試験に合格したらすること

試験に合格した方は、おめでとうございます!

合格したらやるべきことについて、簡単に紹介します。

予備校を使った方は合格特典の申請をお忘れなく

予備校や通信講座を利用した人は、合格者に特典がある場合があります。

合格特典の申請を忘れずに行いましょう。

なお、アガルートの場合、お祝い金または受講料全額返金を選ぶことができます

詳しくは、以下のページをご覧ください。

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司法書士になるまで

司法書士として働く場合の流れは、以下のようになります。

1.新人研修を受講する

新人研修は、中央研修、ブロック研修、単位会研修があり大体4ヶ月程度かかります。

また、新人研修とは別に、裁判業務を行う認定司法書士になるための特別研修もあります。

関連コラム:司法書士の「研修」とは?司法書士試験合格後の流れも解説

2.勤務先を見つけるor開業準備をする

通常は、独立開業する人であっても実務経験を積むためにまずは就職します。

就職先の見つけ方は、士業専門の就職エージェントを使ったり、求人情報を自分で探すなどとなります。

まだ研修が終わる前に就職先を見つける人も多く、早めに就職活動を始めるのがおすすめです。

すでに実務経験がある人などですぐに独立する人は、独立するための準備を始めます。

関連コラム:司法書士の就職事情!司法書士は就職できる?就職先は?

3.登録する

司法書士として働くためには、司法書士会、司法書士会連合会への登録手続きが必須です。

登録手続きには、合格証書や戸籍等の書類が必要です。また、登録時には入会金などで数十万円の費用がかかります。

関連コラム:司法書士の登録にかかる費用は?入会金や年会費を解説

4.司法書士として働く

登録が完了すれば、晴れて司法書士として働くことができます。

司法書士として働かない場合

司法書士として働かない場合には、特別必要な手続きはありません。

この場合、あくまでも「司法書士試験に合格した人」というだけで、司法書士と名乗ることはできません

ただ、合格後にいつまでに登録しなければならない、といった期限はないため、司法書士として働きたくなったときは、研修を受講すればいつでも登録して司法書士として働くことができます。

残念な結果になってしまった場合

残念な結果だった方は、お疲れさまでした。

司法書士試験は合格率がとても低い難関試験なので、わずかなミスで残念な結果になってしまうことも多いです。

今後も受験を続けるか、悩んでいる方もいると思います。

受験を続けるかどうかは、自分自身の気持ちが何よりも大切です。

司法書士になりたい、という強い意志があるのであれば、ぜひ勉強を続けることをおすすめします。

もうそこまでの気持ちはない、燃え尽きてしまって気力がわかない、という方は、ひとまず勉強から離れてみるのもひとつの手です。惰性で勉強を続けても、よい結果は期待できません。また再開したくなったら、いつでも何歳になっても再開は可能です。

そのまま勉強を止めたとしても、法律の知識は誰にとっても役に立つものなので、これまで学んだことが無駄になることは決してありません。

頑張ってきた自分自身をいたわってあげましょう。

あとは、自分のライフプランや置かれている状況を冷静に見つめなおしたうえで判断することをおすすめします。

今までは勉強に専念していたけど、今後は働きながら勉強を続ける、という選択肢も状況やライフプランによってはあるでしょう。

関連コラム:司法書士試験に受からない…次こそ合格する為にやるべきこと4つ

まとめ

司法書士試験 合格発表まとめ

  • 最終合格発表は11月10日(令和5年度)
  • 筆記試験の合格発表は10月10日(令和5年度)
  • 司法書士試験は合格率5%程度で難易度が高い
  • 再受験するかは自分の気持ちとライフプランで判断する

今年受験をした皆さん、本当にお疲れさまでした。

まずは頑張ってきた自分自身をいたわってあげましょう。

合格発表までは気が気でないと思いますが、結果が出るまでは待つことしかできないのでできるだけリラックスして過ごしましょう。

司法書士は何歳まででも挑戦できて、活躍ができる資格です。

今回の結果にとらわれる必要はありません。

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