司法書士試験に一年で合格できる人の特徴は?最短合格のポイントや平均受験回数も解説!
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受験資格がなく、受験回数にも制限がない司法書士試験。
合格を目指している人は、合格者は一体何回目の受験で合格したのか、どんな人が一発合格できるのか、気になることがあるのではないでしょうか。
このコラムでは、アガルートの司法書士講座受講生を対象としたアンケート結果から、合格者の平均受験回数や平均勉強時間、一発合格できる人の特徴などについてご紹介します。また、短期合格するために知っておきたいことについて講師がQ&Aで回答します。
司法書士試験受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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司法書士試験に一年で合格するポイントは?
司法書士試験には短期で、なるべくなら最短、一年で合格を目指したいですよね。
ここからは、司法書士試験合格を目指す人によくある疑問や合格のポイントなどについて、Q&A方式で講師が解説いたします。

Q.司法書士試験合格するまでの受験回数は何回くらい?
「A.公式データはありませんが、およそ「3回から5回」の受験で合格されている人が多いでしょうか。」
実は、受験回数について法務省や司法書士会から発表されている公式データはありません。
したがって、私が講師を22年やってきた経験則上で申し上げると、およそ「3回から5回」の受験で合格されている人が多いでしょうか。
これはあくまで「資格予備校を利用して」合格されている人なので、独学受験生を含めると、合格までの平均受験回数は、5回を超えるのではないかと推察しています。
Q.司法書士試験に一年で合格(一発合格)できる人の特徴は?
A.次のような人は、一発合格できる可能性が高いです。
- 気分にムラがなく、コツコツ続けられる人
- 素直な人
- 未来の自分をイメージできる人
1.気分にムラがなく、コツコツ続けられる人
司法書士試験は、法律科目11科目で構成されており、学習すべき範囲も分量も多く、一般的には1年から1年半の受験準備期間が必要です。このような長丁場の受験勉強では「継続は力なり」がとても大切になります。
「日曜日はヤル気が出て10時間勉強したけれど、月曜日と火曜日は気分が乗らずにサボってしまった。」という人より、「日、月、火と毎日コンスタントに3時間ずつ勉強できた。」という人の方が遥かに学習効果が高いです。
したがって、目標へ向かって冷静に日々コツコツと勉強を進めることができる人は、一発合格できる可能性が高いです。
2.素直な人
ここでいう「素直」とは、「目的達成のためになすべき作業についてあれこれ言わずにストレートに取り組むことができる」という意味です。
プロ講師を20年以上やっていると、「受験に向かない人」にお目にかかることもあります。司法書士試験に限ったことではありません。
「受験に向かない人」とは、知識量や記憶力がない人ではありません。資格スクールなどから合格への最短ルートを提示されているのに、いろいろと理屈をつけて回り道の勉強を始めてしまう人です。
いくら知識量があっても「制限時間内で設問に答えるために使いこなし答案に落とし込む」ことができないと、試験に合格はできません。
これに対して、教材やスクールから提供される情報やノウハウを素直に受け取ってシンプルに勉強に励むことができる人は、一発合格しているなと感じます。
3.未来の自分をイメージできる人
司法書士試験の受験勉強は、一般的に長丁場です。中だるみするのは普通のことです。途中で一旦ペースダウンしてしまっても「司法書士としての私」がイメージできている人は、リカバリが早いです。
司法書士は従来からの登記業務だけでなく、訴訟関係、後見業務、資産承継業務と、職域を拡大しています。したがって、受験勉強をしながら「この知識は司法書士のこの業務に役立つ」「こんな業務をやってみたいのでこの科目は特に頑張る」など、「受験」と「合格後」を上手に繋げられる人は楽しく勉強できますし、もちろん習得した知識の定着も早いです。
つまり、受験勉強を「やらされている」のでなく、「自分ごと」として捉えることができている人は、一発合格できる可能性が高いといえます。
Q.司法書士試験に最短合格するためのポイントは?。
A.上手に資格スクールを利用するのが短期合格の秘訣であると考えます。
司法書士試験は、その歴史は長く、短期合格のノウハウが確立されています。独学で受験する方が初期コストがかからず一見お得にも感じます。しかし、5年以上かけて合格するよりも、アガルートアカデミーを始めとする資格スクールを利用して、いち早く実務家として活躍できる環境を整えた方が遥かに前向きな人生を送れるのではないでしょうか。
頑張るのは受験生、その頑張りを最大化・最有効化するのが資格スクールです。それぞれの役割分担を意識して、上手に資格スクールを利用するのが短期合格の秘訣であると考えます。
1年合格の具体的勉強法・スケジュール
司法書士試験に一年で合格するためには、限られた時間の中で効率よく学習を進める必要があります。
合格に必要とされる勉強時間は一般的に約3,000時間といわれており、1年で合格を目指す場合、単純計算で1日あたり8時間以上の学習が必要になります。
もちろん、これはあくまで目安です。働きながら受験する方であれば、平日と休日でメリハリをつけたり、スキマ時間を活用したりして総勉強時間を確保していくことになります。
ここでは、1年合格を実現するための具体的な勉強法と、年間スケジュールの組み立て方について解説します。
司法書士試験の具体的勉強法5つ
司法書士試験は11科目という広範囲をカバーする必要がありますが、すべての科目に均等に時間を配分するのは得策ではありません。
短期合格を目指すなら、次のような勉強法を意識しましょう。
1.主要4科目を最優先で固める
司法書士試験は、民法・不動産登記法・会社法(商法)・商業登記法のいわゆる「主要4科目」で午前・午後あわせて出題の大半を占めます。
記述式試験も不動産登記法・商業登記法から出題されるため、この4科目の完成度が合否を大きく左右します。
1年合格を狙うなら、まずはこの主要4科目に学習時間の大部分を投下し、得点源にすることが鉄則です。
2.インプットとアウトプットを並行する
テキストを読み込むインプットだけを続けても、知識は本試験で使える形になりません。
1つの単元を学んだら、すぐに過去問を解くというサイクルを回すことで、知識が定着しやすくなります。
「テキストを全部読み終えてから問題演習に入る」のではなく、早い段階からアウトプットを取り入れることが、短期合格者に共通する勉強法です。
3.過去問を繰り返し解く
司法書士試験では、過去問と同じ論点が形を変えて何度も出題されます。
過去問を1回解いて終わりにするのではなく、最低でも3周以上は繰り返し、選択肢の一つひとつについて「なぜ正しいのか・なぜ誤っているのか」を説明できるレベルまで仕上げることが重要です。
4.記述式対策を早めに始める
択一式に手応えを感じてから記述式に着手する受験生が多いですが、記述式は答案を書く独自のスキルが必要で、習得に時間がかかります。
1年合格を目指すなら、択一の基礎が固まり始めた段階で記述式の演習も並行してスタートし、毎日少しずつでも答案を書く習慣をつけましょう。
5.暗記科目は直前期に集中させる
憲法・刑法・民事訴訟法・供託法・司法書士法などのいわゆるマイナー科目は、配点が比較的少なく、知識が抜けやすい特徴があります。
これらは早い時期にやり込みすぎず、直前期に集中的に詰め込むほうが効率的です。
司法書士試験のスケジュール
司法書士試験(筆記試験)は例年7月上旬に実施されます。
仮に前年の7月頃から学習をスタートして翌年7月の合格を目指す場合、おおまかには次のようなスケジュールが目安となります。
学習開始〜3ヶ月目(基礎インプット期)
民法・不動産登記法を中心に、主要科目のインプットを進めます。
この時期は全体像をつかむことを優先し、細かい暗記にこだわりすぎないことがポイントです。
学んだ範囲から順に過去問演習を始め、インプットとアウトプットを並行させます。
4ヶ月目〜6ヶ月目(全科目インプット完了期)
会社法・商業登記法をはじめ、残りの科目のインプットを一通り終わらせます。
この時期から記述式の基礎演習にも着手し、答案の書き方に慣れていきます。
マイナー科目も一度は目を通し、全11科目の土台をつくります。
7ヶ月目〜9ヶ月目(過去問演習・実力養成期)
各科目の過去問を本格的に繰り返し解き、知識を本試験レベルへ引き上げます。
記述式の演習量も増やし、時間を計って答案を作成する練習を始めます。
模試を受験して、現時点の実力と弱点を客観的に把握するのもこの時期です。
10ヶ月目〜本試験前(直前期・総仕上げ)
弱点科目の補強と、暗記系マイナー科目の最終的な詰め込みを行います。
本試験と同じ時間配分で午前の部・午後の部を解く実戦演習を重ね、特に時間制約が厳しい午後の部の解答ペースを体に覚え込ませます。
直前期は新しい教材に手を広げず、これまで使い込んだテキストと過去問の総復習に徹することが大切です。
このように1年で合格を目指す場合、各時期にやるべきことが明確に決まっており、スケジュール管理が合否を分けます。
独学では学習の優先順位やペース配分を自分で判断しなければならず、ここでつまずく受験生も少なくありません。
資格スクールを活用すれば、無理のない年間カリキュラムに沿って学習を進められるため、1年合格の実現可能性を大きく高められるでしょう。
司法書士試験の一発合格・短期合格について動画で解説
司法書士試験講座担当、三枝講師が動画でも短期合格について解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
司法書士試験の平均受験回数は?アンケート結果
ここでは、アガルートの司法書士講座受講生を対象としたアンケート結果をもとに、合格者の平均受験回数やアガルートの講座受講以降の平均受験回数などについて解説します。
【アンケート結果】合格者の平均受験回数は1.9回
アガルートの司法書士講座受講生を対象としたアンケート結果によると、令和7年度の司法書士試験に合格した人の平均受験回数は1.9回で、最も多かったのは1回目で合格した人でした。

4回受ける人も少なくない
上のグラフを見ると、18.2%の方が4回目で合格しています。
司法書士試験は4回受けても合格できないことも、決して珍しいことではありません。
司法書士試験の合格率は例年4~5%です。令和7年度の合格率は、5.2%でした。
合格率5%程度である司法書士試験は、数ある国家試験の中でもかなりの難関試験であるといえるでしょう。
アガルート受講以降は「1回目で合格」が約5割
なお、「アガルート受講以降で今回の試験は何回目の受験ですか?」という質問に対する回答は、「1回目」が5割、「2回目」が約2割、「3回目」が約0.5割という結果になっています。
ちなみに令和7年度の司法書士試験合格率が5.2%であったのに対して、アガルート受講生の司法書士試験合格率は28.6%(全国平均の約5.5倍)です。アガルートの司法書士講座を受講した方が合格率が上がり、短期で合格できる可能性が高いといえそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このコラムでは、司法書士試験合格者の受験回数について、そして短期・一発合格できる人の特徴などについてご紹介しました。
司法書士試験は非常に難しい試験ですが、何度でもチャレンジできます。
5回以上受験することも珍しくない試験ですが、上手に予備校・通信講座・資格スクールを利用すれば、短期合格も夢ではないかもしれません。
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【令和7年】司法書士試験に合格した人のアンケート調査概要
| アンケート概要 | 司法書士試験合格者のアンケート |
|---|---|
| 調査期間 | 2025年11月4日~2025年11月25日 |
| 調査機関 | 自社調査 |
| 調査方法 | アガルートアカデミー内でのアンケート調査 |
| 調査対象 | アガルートの講座を利用して令和7年度司法書士試験に合格したユーザー |
| 有効回答数(※) | 77 |
| 調査対象地域 | 日本国内 |
アンケート回答者の属性
| 年代 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 割合 | 1.3% | 18.18% | 35.06% | 15.58% | 23.38% | 6.49% |
司法書士試験合格者の受験回数
| 受験回数 | 割合 |
|---|---|
| 1回目 | 54.55% |
| 2回目 | 22.73% |
| 3回目 | 4.55% |
| 4回目 | 18.18% |
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