自己紹介

名前：平山 遼太さん
年代：20代前半
属性：大学3年生

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 予備試験1年合格カリキュラム
• 総合講義300

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私が、アガルートの講座を受講したのは、予備試験が初めてではありません。高校3年生の時、行政書士試験を受けており、その際にアガルートの講義を受講しておりました。高校は大学の附属校でしたので、大学で何を勉強するか決定するために、様々な勉強をするための時間が豊富にありました。(私は、高校で文系に進むことを決めたので、高校の講義で数学の専門的な勉強をすることはできませんでしたが、数学に興味を持っていたので、数学関連の本を読んだりしておりました)そこで、行政書士試験が、他の勉強と並行して勉強することができる難易度であること、資格試験が勉強の成果を図るのにふさわしいことから、その受験を決めました。結果的に行政書士試験に合格することができましたが、それは、法学を未習者にもわかりやすく噛み砕いて説明をする、アガルートの講座があったからだと思います。

大学に入学する前の3月に、予備試験受験のために通う予備校を決定する際、予備試験が種々の資格試験の中でも高難易度な試験であること、様々な予備校があることから、その選択に迷いましたが、わかりやすい講義と質問制度等の制度でしっかりと受験生をバックアップしていただけるアガルートが一番信頼できると感じ、アガルートの講義を受講することに決めました。結果的に、大学の3年卒業と、早稲田大学ロースクールの合格、予備試験合格の手助けをしていただきました。

合格体験記・学習上の工夫

予備試験や司法試験というような、一般的に難しいと考えられている試験の合格者や受験者からは、よく、「寝る間も惜しまず」「誘惑を絶って」であるとか、場合によっては「命を削ってでもやる」というような強烈な言葉が飛び出すことがあります。しかし、私は、このような考え方に賛同できかねるものですから、かなりマイペースに勉強をしておりました。結果的には、これが、攻を奏したような気が致します。(ちなみに、どのくらいマイペースかといえば、現在もですが、毎日平均約9時間弱寝て、土日は10時過ぎに起きることが多いというようなものです。)

具体的に、どのように学習をしていたかといえば、大学一年時に、重問を3、4周することで、論文の型を頭に入れ、あとは、試験勉強と並行して自分の気になった文献や論文を読むという生活をしておりました。

特に、最近の予備試験論文試験の憲法は、演習本をこなしていれば良いというものではなくなってきているように感じます。このような状況の中では、演習本を周したり、予備校本を読んだりするだけでは、対策として不十分なのでは無いかと思われます。(当然、予備校本等で、基礎的な知識をつけたり、判例学習をすることは前提ですが)今年の試験問題を例に取ってみますと、設問の事実関係は、政教分離に飛びついて大々的に議論を展開するということを誘発するようなものでしたが、よくよく読んでみると、そのような議論は求められていないことがわかります。ここでは、結論のいかんはさておき、公権力が個人の権利を制約する云々というよりかは、事例のような団体の主張を安易と認めてしまうと、社会的な権力による専制を招いてしまうのでは無いかという問題意識が重要だったのでは無いかと思われるわけです。

深読みをしすぎかもしれませんが、個人的には、最近、メディアや予備試験受験生の中で、人権と憲法が保障する権利の違いが全く意識されずに議論がされてしまっていることに対する問題作成者の一つの問題意識があったのでは無いかと考えています。いずれにせよ、特に憲法の対策については、アガルートを選択するか否かに限らず、予備校本以上の勉強が要求されると思います。したがって、時間にゆとりを持って、自分の気になる事を試験とは無関係に勉強してみるというのが結果的に試験に活きました。

憲法以外の科目ですが、これらは、逆にいえば、基礎的な事項をしっかりと身につけ、予備試験の直前期に模試を受けていれば、それで足りると考えています。そして、この限度では、重問の網羅性、わかりやすい講義というアガルートの強みが生かされておりました。

短答試験については、時期を気にせず、気が向いたときに、無理のない量の過去問を解くという方法で、勉強を進めておりました。口述試験については、あまり勉強する時間がとれなかったのですが、論文試験までの貯金で乗り切りました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

【基本7科目】総合講義300

先ほども書いた通り、アガルートのテキストと講義は、他の講座に比べて、わかりやすさという点で、優れていると思います。分量や図表のバランス、適宜、法制度を図解するなど、基本的な知識をインプットするという点ではおすすめです。