自己紹介

名前:H.Kさん
年代:20代
属性:社会人

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。

■ 司法試験型答練

合格体験記

1回目は短答に自信がなく,一度も模試や答練で足きりラインを超えたことがなかったので,短答の勉強を直前期までずっとしていました。

もっとも,過去問を解くのではなく,短答用のインプット教材を読み込む勉強方法だったため,演習不足ということもあり,本番では足切りライン+1点しかとれない結果でした。

また,対策不足の論文も惨敗の状態でした。

2回目は,1回目に短答に合格していたことから,自分は短答ができるんだと勘違いして論文偏重型の勉強をしていました。

まず,短答に関しては,過去問を1周,短答用インプット教材を1周読み込むぐらいで,4月以降はほとんど短答の勉強はしていませんでした。

その結果,短答合格はしたものの,合格者平均点には遠く及ばない結果となりました。

論文に関しては,毎日過去問1問以上の答案構成又は答案作成を行っていました。

もっとも,この頃,私は,論文で合格するためには応用問題や未知の問題を解けないといけない,という考えをもっていたために,過去問等を検討する際には,基本問題は放置して,応用問題の解き方ばかりに集中していました。

その結果,本番では基本問題で書き負けてしまい,残念な結果になってしまいました。

また,基本をおろそかにしたために,応用問題についても誤った記述,不十分な記述になってしまいました。

3回目は,まず,短答で合格者平均点をとる,又は超えないと論文で勝負できないと思い,短答の勉強を合格者にアドバイスしてもらった勉強法に変えました。

具体的には,過去問のみを用いて,正答率60パーセント以上の問題だけを毎日繰り返し解いて,完璧にするというものでした(正誤の理由を理解して解答する)。

また,配点の高い民法にウエイトをおくというものでした。

その結果,短答では,合格者平均点+10点をとることができました。

他方,論文については,応用よりも基本で得点するという意識にはなったのですが,新司過去問の答案構成や答練というスタイルを変えていなかったため,基本問題の体系的知識が不十分で,各論点の書き方をしっかりマスターできていませんでした。

その結果,本番では,この書き方でいいのだろうか,という悩み・不安を抱えつつ書いてしまったため,合格点に達することができませんでした。

4回目については,短答は3回目同様の方法で,同様の成績を収めることができました。

他方,論文に関しては,これまで十分な敗因分析をしていなかったことに気づき,不合格確定後から,1か月かけて徹底的に敗因分析をしました。

そして,自分の弱点や悪い癖を洗い出すことができ,答練などでその弱点や癖の解消に努めました。

また,新司よりも旧司・予備の過去問を中心に演習を繰り返すことで,基本問題の正確な書き方を身に付けました。

その結果,論文にも合格することができました。