民事訴訟法おすすめ基本書・入門書・演習書・判例集18冊!【2025年最新】予備試験・司法試験対策
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民事訴訟法は、司法試験や予備試験において必須の科目であり、民法や要件事実の理解と深く結びついています。
その特性から、単なる条文の知識だけでは不十分で、具体的な事例に照らして制度や概念を運用できる力が求められます。
したがって、どの参考書を選ぶかによって学習の効率や成果が大きく変わるといっても過言ではありません。
本記事では、学習の進度に合わせて選びやすい民事訴訟法の入門書・基本書・演習書・判例集を紹介し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
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初心者におすすめ!民事訴訟法の入門書3選
民事訴訟法に初めて触れる方にとっては、複雑な制度を体系的に捉える前に、まず全体像と基本的な概念を正確に把握することが重要です。
以下では、分かりやすい表現や図解を用い、学習のハードルを下げてくれる入門書を4冊取り上げます。
基礎からわかる民事訴訟法 第2版

和田吉弘氏による『基礎からわかる民事訴訟法』(商事法務)は、法律の抽象的な理論を実務に結び付けて解説している点が大きな特徴です。
従来、難解で全体像を把握しづらいとされてきた民事訴訟法を、平易な言葉と豊富な図表を使って整理しており、学生から実務家まで幅広い読者に評価されています。
2022年に出版された第2版は民法改正や判例動向を反映し、アップデートされた内容となっています。
特に、細かい補足や括弧書きによる解説が多く、初学者がつまずきやすい点をカバーしてくれるのも魅力です。
この一冊を通読することで、単なる基礎知識の習得にとどまらず、応用の利く法的思考力を育てることができます。
ベーシックスタディ民事訴訟法 第2版

越山和広氏による『ベーシックスタディ民事訴訟法』(法律文化社)は、初学者にとって学びやすい分量と内容のバランスを重視した一冊です。
2023年に刊行された第2版では、訴訟手続のIT化など令和4年の重要な改正に対応しています。
この書籍は、必要な部分に焦点を当て、簡潔で理解しやすい言葉で解説しているため、「分厚い本は苦手」という方にも安心して取り組めます。
また、民法と民事訴訟法の関係や要件事実論を意識した構成になっており、基本的な仕組みを事例を通じて確認できる点が魅力です。
著者の『ロジカル演習 民事訴訟法』と組み合わせることで、知識の定着と答案作成力の向上を同時に図ることができます。
民事訴訟法への招待

伊藤眞氏の『民事訴訟法への招待』(有斐閣)は、代表的な基本書『民事訴訟法』の「入口」となる一冊です。
条文を軸に基本的な考え方や概念を解説し、民事訴訟法全体の枠組みを掴むことを目的としています。
文章主体で、図やカラーを多用せずに思考を促す構成が取られているため、読解力や論理的思考力を磨きたい初学者に向いています。
学説や概念の違いを明確に説明しているため、基礎を段階的に深めながら読める入門書といえるでしょう。
法律家としての土台を築くための第一歩としておすすめです。
中級者におすすめ!民事訴訟法の基本書4選
入門書で全体像を掴んだ後は、さらに詳しく、かつ網羅的に理解を深める必要があります。ここでは、体系的な学習に最適な基本書を4冊紹介します。
民事訴訟法 第4版(LEGAL QUEST)

三木浩一氏、笠井正俊氏、垣内秀介氏、菱田雄郷氏による共著『民事訴訟法(LEGAL QUEST)』(有斐閣)は、司法試験対策用として高い人気を誇る標準的テキストです。
判例や通説を丹念に取り上げ、著者らの見解も明示されており、バランスのとれた内容となっています。
2023年刊行の第4版は、令和4年のIT化関連改正を反映。
相互参照や補足欄を活用し、立体的に学べる構成になっています。
独自の用語使いに戸惑う部分もありますが、全体的に定評のある基本書として多くの受験生に支持されています。
民事訴訟法 第4版(有斐閣アルマ)

山本弘氏らによる『民事訴訟法(有斐閣アルマ)』は、長年多くの学生に利用されてきた定番テキストです。
第4版(2023年)では、最新の判例や令和4年改正を取り込み、より実践的な内容に進化しました。
訴訟の進行に沿った構成で原告・被告・裁判所の行動を整理して説明しているため、学習者が実際の手続を想像しやすいのが特徴です。
コンパクトな分量ながら重要論点を網羅しており、効率的に知識を定着させたい中級者に適しています。
民事訴訟法 第2版

瀬木比呂志氏の『民事訴訟法』(日本評論社)は、著者の裁判官としての豊富な経験を反映させた実務的な視点が大きな特徴です。
2022年第2版では、IT化を中心とした改正点が補論として盛り込まれています。
文章は平易で読みやすく、学生が理解しにくいテーマも具体例を通して説明されています。
他の基本書に触れながら議論を展開しているため、広い視野を養いたい読者にも向いています。
理論と実務が自然に結びついた解説は、受験勉強にも実務理解にも役立つ一冊です。
民事訴訟第一審手続の解説-事件記録に基づいて

司法研修所が監修する『民事訴訟第一審手続の解説-事件記録に基づいて』(法曹会)は、実際の事件記録を素材に第一審手続の流れを詳しく説明している書籍です。
債権法改正や近年の実務状況に対応した内容が加筆されており、手続きの流れを体系的に学ぶ上で非常に有用です。
予備試験の口述試験対策にも効果的で、単なる入門にとどまらず、応用的な理解にも繋がります。
上級者におすすめ!民事訴訟法の基本書4選
高度な理論や学説の対立に踏み込む段階では、上級者向けの体系書が必要となります。
以下では、司法試験で高得点を狙う受験生や研究者向けにおすすめの4冊を紹介します。
民事訴訟法(有斐閣Sシリーズ)

有斐閣Sシリーズの『民事訴訟法』は、必要最小限の範囲を簡潔にまとめたコンパクトなテキストです。
2025年刊行予定の第8版では、令和4年改正や最新統計が盛り込まれています。
学説の対立には深入りせず、要点を短く整理しているため、知識整理や総復習に便利です。
上級者が全体像を素早く再確認するのに適した位置づけの書籍です。
新民事訴訟法 第6版

新堂幸司著の『新民事訴訟法』(弘文堂)は、民事訴訟法学の最高峰とされる体系書であり、数多くの論文で引用される名著です。
1000頁を超える大部でありながら、文章は柔らかく明快で、著者の問題意識が随所に表れています。
第6版(2019年)では横書きに刷新され、記述の見直しによって格段に読みやすくなりました。
新訴訟物理論に立脚しつつ、柔軟に結論を導く姿勢が特徴で、概念的な形式主義を好まない方に適しています。
司法試験を本格的に目指す受験生なら、必ず一度は手に取るべき一冊です。
民事訴訟法概論

高橋宏志氏の『民事訴訟法概論』(有斐閣)は、法学教室の人気連載を基にした体系書です。
講義口調で書かれており、読者に語りかけるように記述されているため、読み物としても楽しめます。
訴訟物論争を「過去の議論」と位置づけつつ柔軟な視点から解説しており、自説と判例・通説の違いも明確に提示。
コンパクトな分量でありながら、試験に出る主要論点をほぼ網羅しているため、上級者が知識を整理する際に有効です。
民事訴訟法(伊藤 眞)

伊藤眞氏による『民事訴訟法』(有斐閣)は、民事訴訟法学を代表する体系書です。
単なる判例解説にとどまらず、その根底にある緻密な理論や学説の対立点を深く掘り下げて解説しています。
初学者には難解ですが、民事訴訟法を体系的に究めたい上級者や、司法試験で高得点を目指す受験生に必読の書といえるでしょう。
手引きとして『民事訴訟法への招待』があります。
民事訴訟法におすすめの演習書5選
民事訴訟法の学習は、知識をインプットするだけでは不十分であり、実際の事例に当てはめながら答案を書き上げるアウトプットの練習が不可欠です。
論文試験では、条文や理論を正確に理解しているだけでなく、事案に応じて的確に論点を拾い、説得力のある答案を組み立てる力が求められます。
そのため、演習書を用いて繰り返し訓練することが極めて重要です。
ここでは、司法試験や予備試験対策に直結する代表的な演習書を5冊紹介します。
Law Practice 民事訴訟法〔第5版〕

山本和彦氏らが編著を務める『Law Practice 民事訴訟法』(商事法務)は、判例を素材にした実践的な演習書として定評があります。
2024年3月に刊行された第5版では、令和4年改正を反映し、判例や文献も最新の情報にアップデートされました。
内容は総論から控訴・上告・再審まで幅広くカバーしており、民事訴訟法全体の学習に対応しています。
各問題は判例をベースに設定されており、判例の理解を深めながら答案作成力を養えるのが大きな特徴です。
判例を中心に演習を積みたい方や、実践的な応用力を鍛えたい方には非常に有用な教材といえるでしょう。
実戦演習民事訴訟法

小林学氏による『実戦演習民事訴訟法―予備試験問題を素材にして』(弘文堂)は、平成23年度から令和2年度までの予備試験論文式試験問題を題材とした演習書です。
2023年に刊行された比較的新しい書籍で、基礎知識を確認する「基礎編」と、実際に答案作成を行う「応用編」とに分かれているのが大きな特徴です。
ビジュアル的な解説を重視しており、図表を用いて複雑な概念や制度のつながりをわかりやすく説明しています。
さらに、答案例や解説を通じて、条文の趣旨や制度の目的、判例や学説の位置づけを体系的に確認できるため、基本書の読み方まで効率的に変わるという副次的効果も期待できます。
レビューでは「予備試験の過去問集として整理が良く、解説も平易で使いやすい」と評価されており、答案練習を通じて自信をつけたい方に適した一冊です。
ロジカル演習 民事訴訟法

越山和広氏による『ロジカル演習 民事訴訟法』(弘文堂)は、「論理的に筋道を立てて考える力」と「答案にまとめる力」を同時に鍛えることを目的とした演習書です。
30の事例問題を収録し、それぞれについて参考判例、詳細な解説、答案例、参考文献といった流れで整理されています。
特徴的なのは、各問題に入る前に「出題の意図」や「答案作成のポイント」が明示されている点です。
これにより、解説を読む前に自分の思考を整理しやすく、答案構成を作るトレーニングが自然に身につきます。
さらに、答案例が複数掲載されているため、正解は一つではないという試験の現実に対応しやすく、柔軟な思考を養うことができます。
レビューでは「解説が明快で読みやすく、必要な情報がコンパクトにまとまっている」と評価されており、論文式試験で安定した答案を書くための「道しるべ」として受験生から高い支持を集めています。
事例で考える民事訴訟法(法学教室LIBRARY)

名津井吉裕氏、鶴田滋氏、八田卓也氏、青木哲氏による『事例で考える民事訴訟法』(有斐閣)は、知識のインプットと答案作成というアウトプットの間をつなぐことを意識して作られた演習書です。
主要なテーマについて具体的な事例を設定し、それに基づいて答案をどのように構築していくかを丁寧に解説しています。
答案作成において「どの視点で論じるか」「どの知識を使うべきか」といったヒントが随所に示されており、特に事例問題に苦手意識を持つ初学者にとって取り組みやすい内容となっています。
問題数も多すぎず適度な分量に収められているため、学習初期から安心して使える教材です。
ただし、一部のレビューでは、設問と解説との間に齟齬がある、記述が不正確な箇所があるといった指摘もあり、利用にあたっては複数の参考書と併用するのが望ましいでしょう。
それでも、答案作成力を基礎から養いたい人には有力な選択肢となる一冊です。
司法試験論文過去問演習 民事訴訟法―実務家の事案分析と答案作成法

川﨑直人氏による『司法試験論文過去問演習 民事訴訟法』(法学書院)は、司法試験で出題された過去問を題材に、実務家の視点から事案を分析し、答案作成方法を解説した演習書です。
収録範囲はサンプル問題から平成29年度までで、要件事実との関連も意識した構成になっています。
解答例は、実際の試験で書くのに適した分量で示されており、実践的な対応力を養うのに役立ちます。
一方で、2018年刊行のため最新の改正民法には完全には対応していません。
また、解説が回りくどく感じられるというレビューも見られますが、それを補って余りある実務的な分析は他の演習書にはない強みです。
過去問を通じて実践的な応用力を養いたい方には、非常に価値のある教材といえるでしょう。
民事訴訟法におすすめの判例集2選
民事訴訟法は、条文に明記されていない重要な法原則が多く、それらが判例法理によって明らかにされているため、判例の理解は実務や学習において不可欠です。
ここでは、民事訴訟法の判例学習に役立つ2冊の判例集をご紹介します。
民事訴訟法判例百選

高田裕成氏、畑瑞穂氏、垣内秀介氏が編集する『民事訴訟法判例百選〔第6版〕: 別冊ジュリスト 第265号』(有斐閣)は、民事訴訟法の最重要判例を精選し、簡潔かつ的確に解説した判例教材の決定版です。
競合する良い判例集が少ないこともあり、多くの学習者が利用しています。
2023年9月に刊行された第6版は、旧版(2015年)刊行以降の動きを踏まえ、収載判例が見直され、内容がアップデートされました。
本編に113件、Appendixに42件の判例を収載し、新たに14件の判例が追加。
レビューでは「評釈の質も高く、解説までしっかり読むのがおすすめですが、詳細な解説に振り回されないように基本的な教科書を事前に読み込んでおくことが望ましい」とされています。
最新重要判例250 民事訴訟法

山本和彦氏が単独で執筆する『最新重要判例250 民事訴訟法』(弘文堂)は、民事訴訟法を真に理解するための強力な判例集です。
最新かつ重要な判例を厳選し、一貫した視点から統一的かつコンパクトに解説している点が大きな特徴です。
1判例を1頁に整理することで、正確性と一覧性を重視し、判例法理の全体像が鮮やかに浮かび上がるように工夫されています。
民事訴訟法において重要な法原則の多くが判例法理によって明らかにされているため、判例を理解することは実務や学習において必須とされています。
本書では、クロス・レファレンスによって判例の相互理解が可能となり、民事訴訟法上の重要な法原則を理解するために不可欠な「判例の思考法」を学ぶことができます。
司法試験受験生や法科大学院生だけでなく、実務家にも最適とされており、常に手元に置いておきたい一冊となるでしょう。
レビューでは、判例百選に掲載されていない重要判例の解説がある点や、百選と異なる視点からの解説が立体的な理解に役立つ点が評価されています。
まとめ:あなたに最適な民事訴訟法基本書を選ぼう
民事訴訟法の学習は、まず入門書で基礎と全体像を把握し、次に基本書で体系的な知識と論点を深め、そして演習書で実践的な問題解決能力を養い、判例集で判例法理の理解を固めるという段階的なアプローチが効果的です。
民法や要件事実の知識も民事訴訟法の理解には不可欠であるため、これらの関連科目も並行して学習を進めることが重要です。
今回ご紹介した書籍は、それぞれの学習段階や目的に応じて最適な選択肢となるでしょう。
自分自身の学習スタイルや現在のレベルに合わせて、最適な一冊(あるいは複数冊)を選び、根気強く学習を続けることが、司法試験や予備試験合格への道を開きます。
どの書籍を選ぶにしても、一冊を徹底的に読み込み、何度も繰り返し問題を解くことで、民事訴訟法の複雑な概念を自分のものにすることができるはずです。
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