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社会保険労務士(社労士)試験|社会保険に関する一般常識(社一)の勉強法・学習法について

1 社会保険に関する一般常識とは

「社会保険に関する一般常識」は,単独科目となっていない,国民健康保険法,介護保険法,船員保険法,高齢者の医療の確保に関する法律,児童手当法,確定給付企業年金法,確定拠出年金法などの法律から主に出題されます。ただし,単独科目としての健康保険法,国民年金法,厚生年金保険法から出題されることもあります。なお,社会保険労務士試験(社労士試験)では,「社会保険に関する一般常識」は短縮して「社一」と呼ぶのが一般的です。

 

2 出題数・補正(救済)

⑴択一式

「社会保険に関する一般常識」は,例年5問出題されます。
救済:「労働に関する一般常識」で記載した通りです。

 

⑵選択式

「社会保険に関する一般常識」は,例年1問出題されます。
救済(社一):H18(2点),H22(2点),H23(2点),H25(1点),H27(2点)

 

3 対策

⑴ 「社会保険に関する一般常識」における択一式

「社会保険に関する一般常識」の択一式は,ほとんどが法令問題で占められていますから,法令問題に重点を置いて学習していれば,基準点割れを免れることはできます。ただ,最近は出題内容が細かくなってきていますから,法令問題にかける学習時間をしっかり取ることが大切です。科目の順番からすると,最後に学習するのが「社会保険に関する一般常識」ですから,本試験の日程との兼ね合いから,遅くとも本試験の2か月くらい前までには「社会保険に関する一般常識」を学習し終えておきたいところです。

 

⑵ 「社会保険に関する一般常識」における選択式

「労働に関する一般常識」で『労働経済白書』から出題される以上に,「社会保険に関する一般常識」では『厚生労働白書』から出題されることが多いです。これも,予備校で実施されている白書対策講座などを利用するのが効率的です。
また,「社会保険に関する一般常識」では,社会保険の仕組み,社会保障の沿革などが出題されることがあります。特に選択式の内容は,厚生労働省が公表しているような文章からの抜粋が中心になります。ですから,医療,年金,介護,子育てなどの分野で,厚生労働省がどのような施策に力を入れているかを把握しておくことが必要でしょう。
そして,「労働に関する一般常識」と同じように,ときとして,受験生の誰もが目にしたことがないような問題が出題されることもあります。しかし,そのような問題が出題されても,ほとんどの受験生が正解できないのですから,設問文をよく読み文脈をしっかり把握して,最低基準点の3点が取れればよいと割り切りましょう。「社会保険に関する一般常識」は,救済措置(補正)が講じられることが多い科目ですから,たとえ2点しか取れなかったとしても,気持ちを切り替えて,午後の択一式に臨んでください。

 

⑶ 昼休みの過ごし方

「社会保険に関する一般常識」に限らず,選択式は,毎年2問から3問は救済措置(補正)が実施されますので,昼休みは,午前の選択式の復習などしないで,午後の択一式の準備をすることに集中してください。
また,午前の選択式で頭が疲れているようなときは,15分から20分程度,睡眠をとることをおススメします。頭が疲れた状態で,3時間30分という長丁場の択一式を受けることは危険です。ただし,目覚まし用に電源を入れたスマホなどは,必ず電源を切ってください。午後の択一式の試験最中にスマホが鳴ってしまい,失格になってしまったら,取り返しのつかないことになってしまいますから…。