合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

もともと法律には興味があったので、行政書士資格の存在自体は知っていました。しかし、こんな難関資格に自分が合格出来るとは思えなかったので、実際に資格を取得しようとはこれまで考えていませんでした。
そんな私が資格の取得を目指す契機となったのは、受験前年に子どもが生まれたことです。子どもが誇れる父親になりたい、そう思い難関資格である行政書士に挑戦することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の受験をするにあたり、私は初めから通信講座を利用し学習しよう、と考えていました。これまで、あまり勉強をしてこなかった私が、独学で難関資格である行政書士に合格出来るとは思えなかったからです。
その為、まず初めに色々な通信講座を調べ、サンプル講義を視聴する等して自分に合った講座を探すことにしました。そんな時、豊村講師の初学者でも分かりやすい講義を視聴し、これなら自分でも合格出来るかもしれないと思い、アガルートアカデミーの講座を受講することに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私はフルタイムで仕事をしていた為、合格に必要な学習時間を捻出するには十分な学習期間を確保する必要があると考えていました。それに折角、通信講座を利用して本気で学習をするのなら、一発での合格を目指したい、そう思い学習期間に余裕が持てる受験前年の10月から学習を開始しました。まずはインプット講義を一通り視聴し、それを終えた2月からは、講座に付いていた過去問での学習を行いました。
過去問の学習法としては、その日にする過去問の範囲のテキスト、条文を読み、その後に過去問を解く(読む)という方法です。3周目からはテキストと条文は読まずに過去問だけを解くようにして時間の短縮を図り、その結果7月には10周以上、全科目の過去問を回すことが出来ました。
過去問を学習する上で工夫した点としては、不正解した問題に×と過去問に直接書き込み、自分が理解していない箇所や苦手な分野を可視化したことです。そのことにより苦手分野が一目で分かり、学習を進める上での指針になったと思います。繰り返し過去問を解くことで、各科目の重要論点への理解を深め、自分が苦手とする分野を確認する、この過去問を主軸に置いての学習、これが私にとって合格への最適解でした。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門総合講義の視聴を始める前は、法律の学習というのは難しい言葉のオンパレードで講義を理解するのに大分苦労することになるだろうと覚悟をしていました。
しかし豊村講師は難解な法律を言い換えや例え話を用いて、分かりやすく簡潔に説明してくれました。最も印象に残っているのは信義則を「そりゃないよ」と一言で表したことです。長く難しい定義を分かりやすく、イメージしやすい言葉に言い換える。こうした言い換えが入門総合講義では随所に見られる為、どういう法律なのか理解がしやすく、法律に対して苦手意識をあまり持たずに学習を進めることが出来ました
実際の講義の視聴方法として、私は全ての講義を1.5倍速~2倍速で受講していました。限られた時間の中で学習を進めていくのに、この機能はとても助けになりました。また、講義音声のダウンロードも出来るので、通勤時間に理解不足と感じる講義を聴いて、スキマ時間の有効活用にも努めていました。フルタイム勤務の社会人であっても、倍速などを使用した講義の視聴、スキマ時間を活用した(講義音声のダウンロードによる)耳からの学習で、十分な学習時間の確保が可能ではないかと、この入門総合講義を受講して感じました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問を主軸に置いた学習を私はしていましたので、この講座は本当に助けになりました。
実際の学習方法として、私はその日にする過去問の範囲のテキスト、条文を読み、その後に過去問を解く(読む)という方法で学習をしていましたが、テキストと過去問は関連性が高い為、とても学習がしやすかったです。この過去問は細かい分類毎に掲載されている為、テキストの該当ページを読めば、その分類の問題を順番に全て解くことが出来るようになっています。(例えば成年後見制度に関する民法のテキストを読めば、民法の過去問の○ページから○ページまで解けるという具合です)
それによりインプット後すぐにアウトプットの学習が出来る為、記憶の定着率がよかったと感じました。また、過去問に記載されている解答だけでは理解が十分に出来ないこともありましたが、解説講座を活用することによりその部分のフォローも万全でした。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

インプット講義がある程度終わった後、記述の過去問を確認しましたが、自分には書けそうにない、はじめはそう思いました。問われている内容すら分からず、このような問題に自分が解答出来るようになるとは思えませんでした。しかし、徐々に過去問学習によって択一に関する知識が蓄積され、並行しこの記述過去問解説講座を進めていくと、問われている内容が分かるようになりました。問われている内容さえ分かれば後はキーワードとなる用語を暗記するだけです。直前期はキーワードとなる用語の暗記に努めて、本試験ではそれが身を結び記述で46点取ることが出来ました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私がこの逐条ローラーインプット講座を視聴し始めたのは夏頃です。それまではテキストと過去問が学習の中心でしたが、市販の問題集を解いた際に条文知識が問われて正答できないことが続き、条文学習の必要性を感じこの講座の視聴を開始しました。
手持ちの六法をそのまま読むのでは、なかなか理解が深まらず、知識も定着しませんが、この講座では各条文の重要度をランク分けし、さらに丸暗記ではなく理屈を説明した上で覚えていくスタイルがとられています。覚えることに苦労する条文知識ですが、この講座を受講することで上手く記憶に定着させることが出来ました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

学生時代、勉強の中では国語は得意な科目でした。その為、改めて学習をしなくても文章理解は解けるのではないか、とはじめ私は思っていました。しかし、実際に過去問等の問題を解いてみると、聞きなれない言葉で日本語なのに日本語ではないように感じる難解な文章に頭を抱えました。きちんとした学習なしではとても太刀打ちできない、そう思い本腰を入れて学習を始めました。
田島講師による文章理解の考え方、解き方はこれまでこうした問題を解く中で自分自身が全く考えたことがない視点であり、とても参考になりました。また、これは一般知識の文章理解だけでなく法令科目の多肢選択においても使えます。本試験の多肢選択でもこの技術が活きたと感じました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

私は過去問とテキストを学習の主軸に置いていた為、この『択一式対策完成への問題』解説講座はあまり使用していませんでした。直前期に自分の知識を確認する意味で一通り読む程度の使用でした。
読んでいて感じたこととして、過去問は問題自体を覚えてしまっている為、容易に正答出来るようになってしまいますが、同じことを聞いている問題でも問題文が変化すると途端に正答出来なくなるということです。
この択一式対策完成への問題はそうしたことに気付かせてくれました。また、そういう正答できない問題は知識が不正確である為、解説講座を視聴する等して知識の定着に努めていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は1回、2回ともに点数が振るわず、択一120点程度でした。記述についても何について問われているのかが分からない、問われている内容は分かっていても答えが分からない、という状態でした。択一、記述ともにテキストに載っているAランクやB+ランクレベルの問題を落としており、完全に学習不足が露呈したカタチです。
このままでは不合格になると危機感を覚え、そこから改めて苦手分野を意識し、そこを重点的に学習しました。
模擬試験を利用したことで、自分の現在のレベルと苦手分野を再確認出来たこと、それが合格に繋がったと思います。

講師へのメッセージ

豊村講師の言う通り、最後の1か月で飛躍的に力が伸びました。初学者で一発合格ができたのは、最後まで諦めなかった結果だと思います。本当にありがとうございました。