受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

土地はあらゆる不動産事業の基盤であると考えています。私は、日本とは土地所有制度が異なる環境で育ったこともあり、日本で不動産業に携わるようになってから、土地や不動産開発に強い関心を持つようになりました。将来は開発関連の業務に携わるとともに、土地家屋調査士の資格取得にも挑戦したいと考えています。その前段階として測量の基礎知識を身につけ、土地家屋調査士試験の学習負担を軽減するため、まずは測量士補試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事が忙しく、通学講座を継続して受講することが難しかったため、オンラインで学習できる講座を探していました。その中でも、アガルートアカデミーはインターネット上で目にする機会が多く、「最短ルート」というコンセプトが、限られた時間で国家資格に合格したい私に合っていると感じました。また、無料体験講義やサンプル教材が充実しており、受講前に講義の進め方や教材の内容を確認できた点も安心材料になりました。さらに、各資格の学習時間、取得する意義、業界での評価やキャリアへの影響などを解説する記事も豊富で、資格取得の費用対効果を比較したうえで、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私が学習を進めるうえで特に重視したのは、学習時間の総量を確保することと、できるだけ多くの問題を繰り返し解くことです。仕事上の会食や残業があるほか、週末には趣味でコンサートへ行くことも多いため、毎日決まった時間に勉強できるタイプではありませんでした。しかし、どの国家資格にも合格に必要とされる一定の学習時間があると考え、日によって学習時間に差があっても、勉強できなかった分は別の日に補い、総学習時間を減らさないよう意識しました。

通勤電車では動画講義を見ることはあまりありませんでした。朝早く出勤し、帰宅も遅いため、電車の中では睡眠を優先することも多かったです(笑)。無理に勉強して集中力を欠くよりも、頭がはっきりしている時間に学習した方が効率的だと考え、帰宅後や休日にまとまった時間を確保しました。特に試験前の一、二か月は、仕事が終わってもそのまま帰宅せず、自宅近くのサイゼリヤに立ち寄り、簡単に食事を済ませてドリンクバーを注文し、ノイズキャンセリングイヤホンを着けて、毎回最低二時間は問題演習に取り組みました。

また、資格試験は問題を解かなければ攻略できないと考えています。測量士補試験については、アガルートの講座で提供される過去問の量で十分に対応できると感じました。すべての問題を最低二回は解き、理解が不十分な問題や間違えやすい問題については、三回、四回と繰り返しました。問題文を見た瞬間に解法や使用する公式が浮かぶ程度まで反復し、条件反射に近い状態を目指しました。よく使う三角関数の値や計算公式も、その都度考えるのではなく、すぐに取り出せるよう暗記しました。

教材の中では、特に「計算問題」と「文章問題」の分野別過去問集が役立ちました。出題パターンを把握し、問題ごとの解き方を定着させるうえで非常に有効だったと思います。さらに、過去問を生成AIに読み込ませ、通勤時間などに選択式の問題を作成してもらい、短時間でも反復練習を行いました。毎日同じペースで勉強できなくても、学習時間の総量を守り、過去問を繰り返すことが、合格につながった最大の要因だと考えています。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、動画とテキストを常に同時に見るのではなく、それぞれを別のタイミングで活用しました。まず、Wi-Fi環境で講義動画をすべてダウンロードし、主にiPadで視聴しました。タブレットは持ち運ぶには多少重いものの、画面が大きいため、講義内に表示される教材の文字や図表を明確に確認できます。測量士補試験では図や計算過程を理解することが重要なので、スマートフォンよりも大きな画面で視聴する方法がおすすめです。また、中山先生の非常に印象的で力強い表情まで、よく確認することができました(笑)。スマートフォンにも動画をダウンロードしていましたが、こちらは移動中などに画面を見るというより、音声を聴いて復習する目的で利用することが多かったです。

学習の進め方としては、最初に総合講義の動画を一通り視聴し、その後はテキストを持ち歩き、昼休みや待ち時間などに読み返しました。問題集も常に携帯していましたが、実際に問題を解くのは、自宅やサイゼリヤなど、机に向かって集中できる場所が中心でした。問題演習で理解が不十分な知識や解法が見つかった場合には、該当箇所をテキストで確認し、必要に応じて講義動画も再度視聴しました。このように、講義、テキスト、問題集を往復しながら学習することで、単に講義を視聴するだけではなく、知識を実際に問題で使える状態まで定着させるよう意識しました。

そのため、毎日の鞄にはタブレット、テキスト、問題集、計算用の草稿用紙を入れており、かなり重くなりました。しかし、電車内では動画や音声、短い空き時間にはテキスト、机を確保できる場所では問題演習というように、環境に応じて学習方法を切り替えられたことは大きな利点でした。どこにいても何らかの形で測量の知識に触れることで、記憶を維持しやすくなったと思います。

私は不動産業界で働いており、宅地建物取引士の資格は持っていますが、受講前は測量についての知識がほとんどなく、測量士補の学習に関しては完全な初学者でした。そのような私でも、中山先生の講義は非常に分かりやすく、無理なく学習を進めることができました。特に、個別の用語や公式を説明するだけでなく、実際の測量業務がどのような順序で行われるのか、その作業がなぜ必要なのかという背景や論理まで丁寧に解説されていた点が印象に残っています。細かな知識を一時的に忘れてしまっても、業務全体の流れや考え方を理解していれば、選択肢を絞り込める問題もありました。

パターンで攻略!計算問題のご感想・ご利用方法

本書は、タイトルのとおり、計算問題を「出題パターン」と「対応する解法」に整理して身につけるための教材として活用しました。測量士補試験の計算問題は、過去問を繰り返していると、問われ方や使用する公式がある程度決まっていることに気づきます。そのため、必要以上に難しく考えるよりも、問題文を見た段階で解法が思い浮かぶまで、反復演習を重ねることが重要だと感じました。私自身、この問題集の利用方法は、端的に言えば「解く、間違える、確認する、もう一度解く」の繰り返しでした。

測量士補試験では電卓を使用できないため、公式を知っているだけでは足りず、手計算を正確かつ迅速に行う力も必要です。特に、30度、45度、60度に対応するsin・cosの値、代表的な直角三角形の辺の比、余弦定理、平方根の近似値などは、表を確認しなくてもすぐに使える状態まで覚えるようにしました。私は、√2から√10程度までの数値を小数点以下三桁まで覚え、計算途中で迷わないようにしていました。こうした基礎数値や公式は、頭で思い出そうとする段階ではまだ不十分で、問題を見た瞬間に条件反射のように出てくる状態を目指す必要があると思います。

アガルートの過去問は演習量として十分に充実していたため、すべての問題を最低二回は解き、理解が不十分な問題や間違えやすい問題については、三回、四回と繰り返しました。また、間違えた問題をスマートフォンで撮影して生成AIに読み込ませ、正解だけでなく、各選択肢の計算過程や誤りの理由まで説明させる方法も取り入れました。その解説を確認した後、自分でもう一度最初から計算することで、解法の定着を図りました。

この問題集は、計算問題を体系的に理解する教材であると同時に、反復によって解答速度と正確性を高めるための実践的なトレーニング教材だと思います。繰り返し取り組むほど、問題文を見ただけで使用する公式や計算手順が分かるようになり、本試験でも落ち着いて対応できました。

ローラーで攻略!文章問題のご感想・ご利用方法

私は選択式問題を解く際、消去法を使うことが多くあります。しかし、正解できた場合でも、「ほかの選択肢が誤りであることは分かるが、なぜこの選択肢が正しいのかを十分に説明できない」ということがありました。この状態でも試験問題には対応できますが、あくまで解答テクニックに頼っているだけで、知識を正確に理解しているとは言えません。

「ローラーで攻略!文章問題」は、通常の過去問のように複数の選択肢から正解を一つ選ぶ形式ではなく、それぞれの選択肢を個別に取り上げ、正誤を判断する構成になっています。そのため、「なぜこの記述は正しいのか」「どの部分が誤っているのか」を一つずつ確認できる点が、最も大きなメリットだと感じました。正解を選べるだけでなく、各選択肢の根拠まで理解することで、似た表現や少し言い回しを変えた問題にも対応しやすくなりました。

また、一つの問題を選択肢ごとに分解して学習できるため、通常の過去問を一問ずつ解くよりも心理的な負担が小さく、短時間でも取り組みやすかったです。反復するうちに、正しい記述を見た瞬間に判断できる問題が増え、消去法を使う場合でも、その速度と正確性が向上しました。

この問題集は、私が唯一、通勤電車の中でも積極的に使用した教材です。一問ごとに必要な集中時間が短く、数分程度の空き時間でも学習できるため、移動中の反復練習に非常に向いていました。文章問題の知識を細かく確認し、選択肢の正誤を根拠とともに定着させる教材として、とても有効だったと思います。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

実力診断模試は、本試験と比べても難易度に大きな差はなく、現在の実力を確認する教材として十分に活用できました。実際の試験では予想しにくい細かな論点が出題されることもありますが、模試では基本問題や頻出論点が中心となっており、合格に必要な知識が定着しているかを確認するには適切な内容だったと思います。

ただし、模試はある程度学習を進めてから受験した方が効果的です。学習時間が十分に確保できていない段階で受験すると、点数が伸びず、かえって自信を失う可能性があります。私の感覚では、総学習時間が二百時間程度に達し、講義や過去問を一通り終えた後に受験するのが望ましいと思います。

十分に勉強したにもかかわらず模試の点数が低かった場合は、まず頻出論点や基本問題を確実に得点できる状態にすることを優先しました。難しい論点や出題頻度の低い分野に時間をかける前に、確実に取るべき問題を落とさないことが重要です。一方、模試で良い点数を取ることができれば、自分の学習方法が間違っていなかったことを確認でき、本試験に向けた自信につながりました。試験に対する精神的な負担も軽くなったと思います。

ただし、模試の成績が良くても油断はしませんでした。本試験直前まで頻出問題を繰り返し、確実に得点できる状態を維持しました。余裕がある場合には、出題頻度の低い論点にも取り組みました。私は用語や概念に関する記憶がやや弱かったため、模試終了後は「ローラーで攻略!文章問題」を利用し、専門用語や文章問題の正誤判断を重点的に復習しました。模試は単に点数を確認するためではなく、その後の学習方針を修正するための教材として利用するのが最も効果的だと思います。

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