受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

法学部出身で、もともと名前は知っており、転職を考えていた際に土地家屋調査士について調べたのがきっかけです。もともと自衛官をしていたのもあり、デスクワークだけでなく、外業と内業のバランスが取れていることに魅力を感じました。その上で独立開業も目指せると知り、調査士試験合格を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

調査士事務所に補助者として勤務を始める中、他社の講座を受講していましたが、仕事との両立が難しく、講師の方との相性が良くなかったこともあり、ほぼ講座の内容を進めることなく放置していました。本気で合格を目指そうと思った一昨年、講座を見直し、受験しましたが、不合格となりました。

その後、新たな受講先を探す中で、youtubeの合格道場から中山講師を知りました。サンプル講座を受講し、説明が非常にわかりやすかったため、この先生に教わりたいと思い、自己流で行っていた作図や計算を基礎から学びなおす意味も含め、アガルートさんの一発合格カリキュラムの受講を決意しました。

合格体験記・学習上の工夫

講座の受講を12月から始め、平日は勤務終了後の19時頃から22時ごろまでの間、休日はできるだけ学習進めるようにしていました。

しかし、3月ごろに交通事故に遭ったこと等もあり、時間を確保した学習習慣が途絶えてしまいました。

本格的に学習を進めようと思った5月頃には残された時間も少なく、とにかく本当に必要な内容に絞ることに決め、合格総合講義を一度視聴した後は、過去問を徹底的に回すことにしました。

間違えてしまった問題には付箋をつけ、一周目が終わった後にはその問題のみを解きなおし、理解して正解した問題は付箋を取り、付箋がなくなるまで解きました。

前年度は択一の点数不足で不合格となったこともあり、択一の対策は十分行いたかったので、記述式の過去問を一周回した後、もう一度択一を回し、わからなかった問題については、テキストを見直し、その論点の理解に努めました。

また、記述式の答案作成に時間がかかってしまうことも懸念点であったため、学習直前期は20分と時間を決め、答案構成用紙一枚に回答に必要な情報を集める練習もしました。

最初のころは重要な情報を読み飛ばしてしまい、何度も問題の前のページに戻っていましたが、繰り返すうちに読み取るべき情報がわかるようになり、記述式回答の大幅な時間短縮につながりました。時間管理が重要な試験で、もっとも自分の中で、自信がついたのはこの学習方法だったと思います。

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

導入講義では、科目ごとの全体像を説明していただきました。

この後、学習を進める中で実感したのですが、不動産登記法は全体を学習して初めて知識同士が関連し、深い理解につながる科目です。

そのため、もしはじめに全体像を知らずに学習を進めていたら、大変混乱してしまっていたと思います。最初にざっくりとした全体像を示していただける講義があったことで、その後の合格総合講義の内容がスムーズに頭に入り、大変助かりました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

とにかく、わかりやすかったです。具体的には、試験合格に必要な内容が取捨選択され詰め込まれており、講義動画での説明の仕方も明瞭で、伝えたいことが何なのか、勘違いしやすいポイントがどこにあるのか、躓きやすいポイントはなぜ躓きやすいのか、深追いしすぎずに教えてくださっていると感じました。また、ただ内容を伝えるだけでなく、なぜそうなるのかも説明していただけており、深い理解に繋がりました。テキストについても勘違いしやすいポイントや、似た論点については、図表を使って解説していただいており、視覚的にもわかりやすかったです。

学習をした経験はありましたが、長年疑問だった数々の分野が、講義とテキストで次々解決していきました。ほとんどテキストと講義で理解できたのですが、それでもわからない部分があれば、質問にも丁寧に答えていただけ、サポート体制も万全だと感じました。

基本的には私は一周しか視聴できませんでしたが、学習を進める中で分からない部分があれば、デジタルブックの検索窓から当該箇所を探し、その部分の講義を再度視聴していました。わからない分野に当たった時にストレスなく、その分野の解説にたどり着けるのは非常にありがたかったです。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

択一については、まず一周目は問題を解いて正解した問題もすべて講義動画を視聴しました。問題を解いて、なんとなく正解になってしまっているものも多くあったのですが、解説動画を視聴することで、誤った知識のまま解いてしまっている問題に気付けることも多かったです。

二周目以降、基本的に講義動画は視聴せず、テキストの解説を見て理解するように進めていました。その上で解説を見てもわからない問題については、総合講義の当該分野のテキストや動画を確認するようにしていました。

また、アガルートの択一の過去問テキストは、年度別になっており、30分時間ができれば、一年分の択一過去問を解くなど、短い時間で全体の内容に触れられるのも私としては使い勝手がよかったです。

また記述式の解説講座については、その年の問題を解く上で、読み取るべき内容はどこなのか、ポイントに絞って解説いただけており、理解がしやすかったです。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

作図について、元々苦手意識があり、我流で無駄な時間がかかってしまっていました。しかし、教えていただいた方法は、わかりやすく、ミスが少なくスムーズに作図できるもので、教えていただいた方法に変えて、ミスも減りましたし、時間も大幅に短縮でき、作図に対する苦手意識は全くなくなりました。

また、試験で使用する文房具についてもすべてこの講義で教えていただけ、その通りのものを揃えましたが、以前使用していたものよりもスムーズに作図できると実感しました。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数計算の講義については、テキストが非常にコンパクトにまとめられているのに、土地家屋調査士試験に必要な内容がすべて入っているのに驚きました。

電卓操作と、その操作を行うと電卓に表示される内容が表形式でまとめられており、どんなに数学が苦手でもわかるように作成されていると感じました。

また、計算をするというよりもパターンを覚えてそれを実際の問題に当てはめるというような形なので、数問解くだけで、交点計算や面積計算は指が覚えるようになり、計算に時間を割かずに済むと感じました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式の雛形が50個厳選されて掲載されている講座なのですが、これについても、解けなかった問題に付箋を付け、解けた問題は付箋を外し、すべて解けるようになるまで、繰り返し学習しました。

繰り返し学習する中で、似た登記の目的でも、なぜその添付書類が必要なのか考えながら解くことで、丸覚えではなく、理解しながら覚えていく事ができました。

この学習が終わった後に記述式過去問を解くと、すべて雛形の応用なので、問題なく解くことができ、記述式答案を構成する力はこの講座でついたと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

過去問を繰り返し解き、なんとなくほとんど過去問は解けるとなったタイミングで、新しい問題を解いたときに自分の実力がどの程度なのか図るために使用していました。

比較的難易度は高めに作られているのもあって、自分が曖昧に理解していた分野を見つけるのにも役立ちました。

また、記述式問題については、過去問を何度も演習するなかで、なんとなく解法のプロセスや、問題を解くうえで必要な情報が問題文のどこに記載されているのかを覚えてしまっている部分もあったのですが、解いたことのない問題を、ある程度実力がついた段階で演習することで、時間内に必要な情報を取捨選択し、答案を構成する力をつけたり、確認するのにも役立ちました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正に合わせた講義が配信されるだけではなく、改正前、改正後のPDFが配布され、それを切り張りすることで、テキストをアップデートする事ができ、画期的だと思いました。

また、テキストだけではなく、過去問についても、変更があった部分については差し替え資料があり、ありがたかったです。

独学で一番対応しづらく、不安に思う部分が、この法改正講座だと思うので、その部分も必要十分にフォローいただけて良かったと思います。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前期は何を学習しようか迷う中、文房具も本試験と同じように机の上に揃え、開始時刻も本試験と同じ時間に設定し、本試験直前の本番のつもりで解きました。

時間配分も、今何時だからこの部分まで終わっていれば大丈夫等、このときの直前予想模試演習で予習していたからこそ、本番で緊張せずに済んだ部分はあったと思います。

難易度も本試験程度に調節いただいており、直前期の不安な時期ではありましたが、ある程度の点数を取ることはでき、安心材料の一つとなりました。

講師へのメッセージ

今まで、なんとなくの学習で受験を続けてきて、壁にぶち当たってばかりでしたが、一発合格カリキュラムの中山講師の講座を受講して、本当に最初から教わりたかったと思いました。

アガルートで令和6年度学び直せて、余裕を持って合格することができました。本当にありがとうございます。

これからが新たなスタートだと思って、学習を続けて行きます！