合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

現在、測量会社に勤めており、まず、仕事で必要な測量士の資格を令和5年度に取得しました。その際に勉強する習慣が身についたことと、測量と相性がいい資格を他にも取得したいと考え、土地家屋調査士試験を受験することとしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

サンプル講義のわかりやすさと質問制度が充実していたことが決め手です。通信で受講することは決めていたので、講義のわかりやすさとオンラインの質問制度を重視しました。一応、他校の予備校の資料も取り寄せましたが、テキストのわかりやすさ(とっかかりのしやすさ)ではアガルートがダントツだと感じました。初学者なのでこれが助かりました。

全額返金のお祝いがあることと、高い合格実績があることも決め手です。

合格体験記・学習上の工夫

私が勉強を開始したのは令和5年の7月なので、令和6年度試験までは1年3か月の勉強期間ということになります。資格試験は令和4年度に測量士補、令和5年度に測量士試験にそれぞれ独学で合格しています。測量系の知識は多少あっても、法律系の知識はほとんどなく、また、土地家屋調査士試験で使う測量の知識は測量士補試験レベルのもので十分足りるので、アドバンテージはあまりない状態からのスタートだと感じていましたが、アガルートを利用したおかげで1年3か月で合格できました。

一日の勉強勉強スケジュール

平日は夜9時から夜11時まで2時間くらい、休日は午前に3時間、午後に3時間、夜に3時間で合わせて9時間くらいは勉強していたと思います。年間行事があったり、家族で出かけたりする日もあったので、勉強時間に波はありましたが、予定がない日はこれくらいを目標に取り組んでいました。

勉強スケジュール

令和5年7月から9月まで2か月かけてインプット講義を視聴しました。

令和5年9月から令和6年2月まで過去問択一のみ取り組みました。

令和6年2月から過去問択一と申請書例50を同時進行(間に複素数と定規の使い方)

令和6年3月から記述の過去問に入り、同時進行で択一と申請書例50

令和6年7月に、令和5年本試験に、本試験と同じ想定で取り組みました。(ボロボロでした)

その後インプット講義2周目の視聴に入りました。この2周目の視聴では自分がよく間違える箇所をマーカーしたり付箋を貼ったりして、直前で見返したい箇所の目星をつけていました。

8月中旬くらいにインプット講義2周目が終わったので、実践答練1.2.3に取り組みました。

ここからは択一の過去問と申請書例50を(特に苦手な箇所を重点的に)ひたすら繰り返しています。

9月中旬にアガルート直前予想模試を本試験と同じ環境でやりました。

そこから本試験までの1か月は苦手箇所と令和になってからの記述過去問をメインに取り組みました。

勉強方法

自分の作戦は、記述で最低の基準点を超えて、あとは択一で逃げ切ることでした。

そのため択一を完璧にすることと、申請書例50+アドバンスを完璧にすることに注力しました。

択一に関しては全肢、正誤の理由が答えられるかどうかで〇×をつけていました。

令和6年5月の段階で全肢の正答率(正誤の理由まで含む正答率)は95%くらいでした。

この残りの5%を詰めていく勉強が大変でした。

択一は各年度10周くらい繰り返し、直前期では99%くらいまでは詰めることができたと思います。

過去問の全肢を完璧にしていれば、基本的に新しい問題が出ても肢の組み合わせ(とメタ推理)で正答できると思います。

記述は、実態把握さえ失敗しなければ、申請書は申請書例50の中から当てはめて書けますし、近年は座標計算が容易なので座標が出れば図面も書けます。

そのため記述の過去問は実態把握の練習と捉えて、問題文の読み方と答案構成用紙の使い方に重きを置いて勉強していました。

記述過去問は3周くらいすると問題(依頼内容)を覚えてしまいますが、それでも座標計算を間違えたり、申請書で抜けている箇所があったりと、ケアレスミスは何度もありました。落ち着いてもう一度計算し直してみれば合っていたり、申請書例50では書けていた箇所だったりするので、自分は本番ではこういうところに気を付けよう、そういう収穫はありました。

また近年は座標計算が容易なので、昔の計算問題(特に平成21年土地)はあまり深追いしないようにしました。ただ出てくる座標値が多い問題などはメモリの入れ替えなどの練習になるのでちゃんと取り組みました。

また穴埋め問題も過去問と全く同じ問題が出題されることは考えづらいと割り切り、あまり深追いしませんでした。近年の記述の小問も容易化されているので。

直前期は、自分の苦手なところを詰める必要があり、できるところを復習してもあまり意味がないので、できるだけ自己分析シートを作成しておくことをおすすめします。

そうすることで前日の夜や当日の午前などに見返す箇所が一目で把握できるのでおすすめです。

自己分析シートは、直前期でも間違えている箇所を紙1枚に書き出してもいいですし、テキストに付箋を貼っておいてもいいですし、過去問の肢ごとの〇×表を作成するなど苦手箇所がわかれば自由でいいと思います。

普段の勉強で意識したこと

土地家屋調査士試験に合格する秘訣は、中山先生が何度も言っていますが、【他の人が解けない問題を解ける人が受かる試験ではない。普段解ける問題をあの緊張感の中でも間違えずに解ける人が受ける。】これに尽きると思います。令和6年本試験もそうでした。

勉強していると過去問がほとんど完璧に解けるようになり、このままでいいのかと不安になり、新問に手を出したくなる気持ちも分かります。

しかし中山先生の言葉を信じて過去問をとことん突き詰めることが合格への近道だと思います。

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

早く総合講義を見たい気持ちがあると思いますが。まずは導入講義を見ることをおすすめします。導入講義ではこれからの勉強の進め方を教えてくれるので定期カウンセリングがない私にとっても安心して勉強をスタートさせることができました。また勉強を進めていく上での注意点(答練病にならないこと)や効率的な学習方法を教えてくれるので、この先の勉強効率が格段に上がります。特に【他の人が解けない問題を解ける人が受かる試験ではない。普段解ける問題をあの緊張感の中でも間違えずに解ける人が受ける。】この言葉は大変重要です。学習を進めていくとこのままでいいのか不安になることもありますが、この言葉を思い出すようにしていました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義では民法、不動産登記法(総論、各論)、土地家屋調査士法を学ぶことができ、試験範囲全体の知識を網羅的にインプットすることができます。

法律初学者の私にとって、民法の内容はなかなかなじみがなく、20問中3問しか出ないので、捨てたくなりました。しかし、択一では不動産登記法より民法で差がつくという話があり、車での移動時間には民法の講義を聞き流しで流すほど、民法に重点を置きました。

民法は、「ふつうならこうだよね」という社会通念上常識と言われていることがそのまま条文にされている内容だったり、中山先生の「ふつうに考えてBが悪いよね」という語りかけてくる講義によって妙に納得し、理解が早まりました。民法は範囲が広い割には3問しか出ません。覚えるというより理解するという気持ちで臨めば得点することができると思います。

不動産登記法は総論を視聴して、各論をすべて視聴してからもう一度総論に戻った方がいいという話があり、早く次にいきたい気持ちを抑えて、先生の言う通り、各論の後もう一度総論を視聴しました。不動産登記法は土地家屋調査士試験の心髄ですが、これも中山先生の講義を視聴すれば試験範囲は完璧です。参考書をたくさん買い漁り、自分でまとめノートを作った経験のある方もいるかもしれませんが、アガルートでは、このテキストがいわゆるまとめノートなので、自分で一から作る必要がありません。

勉強すればするほどこれはどうなんだろう、あれはどうなんだろうという疑問が湧いてきますが、テキストに書かれている内容だけで試験範囲は十分です。奥の深い疑問は試験合格後にいくらでも調べることができるので、試験合格に向けてはこのテキストさえやっておけば十分だと思います。

土地家屋調査士法は20問中1問しか出ませんが、択一で逃げ切りたい私は1問も落とすことはできません。「筆界特定手続代理関係業務と競業禁止」の関係が少し難しいですが、ここだけはテキストを何度も読み返し、過去問を何度も解きました。土地家屋調査士法だけは暗記で臨む箇所だと思います。

過去問解説講座(択一・記述)のご感想・ご利用方法

合格総合講義がインプットする学習なので、過去問解説講座はアウトプットする学習です。

択一は、20問×5肢=100肢を一通り自力で解いてから、その解説講義を見るようにしていました。

意識していたことは「ハイパー修正効果」です。択一の正誤を答える際に、「これはこういう理由で絶対合っている」と自信を持ちながら回答します。そうするとそれが間違っていた時に、自信をもって答えたのに間違っていたことへの驚き体験で学習効果が上がるそうです。(よく家でテレビのクイズ番組を見ていて、絶対Aだ!と思ったら実際の答えはBで、へーそうなんだ!と記憶に残る、アレです)

逆に、間違えていると思っておそるおそる答えてみた時に、「合っている」と言う場合にも、学習効果が上がることがわかっているそうです。

また、「過去問を制する者は国家試験を制する」だと思います。

択一では過去問の焼き回しも多いので、過去問が完璧にできていれば肢の組み合わせ(とメタ認知)で20問正解できます。

記述に関しても全く同じ問題が出るとは考えづらいですが、年代によって傾向があるので、それを掴むためにも過去問は重要です。

記述に関しては、直前期(10月)は直近5年分のみをやっていました。平成17年と令和5年とでは問題の傾向が大きく違います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

アガルートの講座を申し込むと三角定規が送られてきます。数字の振り方が短辺と長辺で違う不思議な定規でしたが、これがなければ試験は間違いなく受かりません。土地と建物で定規の使い方が違ったりもします。この定規の使い方は講義を一通り視聴して、過去問で何度も作図することになるので、使いこなせるようになっています。最初は先生のやり方を真似してみて、もっと早い方法が見つかれば自己流でもいいかもしれません。作図は意外と時間がかかるので、過去問をやっていて座標が出れば作図を省略する人もいるみたいですが、私は基本的に毎回作図して清書までしていました。添付図面の記載事項も省略せず全て書いていました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数計算がなければ調査士試験には受かることができないと思います。複素数計算を含む交点計算や面積計算も最初は難しく感じましたが、講義の動画もわかりやすいですし、何度も何度も計算することになるので自然と身につきます。過去問では座標値を間違うことがあったのですが、答えが合うまで何度も計算しました。近年は、計算問題は容易化していますが、座標値を間違えたり面積を間違えることは減点になるので、早く正確に計算する練習は大事だと思います。特に座標値は一つ間違うと連鎖的に後ろの座標値も変わってくるので注意していました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式ひな形対策は重宝させていただきました。記載例50は試験に出る申請書を網羅しているのでこの中の申請書例は完璧に書けるようになるまで何度も繰り返しました。簡単な申請書と難しい申請書の差はあるので、完璧に書ける申請書とまだ書けない申請書を把握できると効率的に勉強できると思います。区分建物の申請書や敷地権がある申請書、合体による登記等の申請書はなかなか書けるようにならず、完璧に書けるようになるまで何度も繰り返しました。

(令和6年本試験では一番基本的な土地分筆登記と建物表題登記が出ました…。)

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は追加購入せず1.2.3(2023合格目標の4.5.6)のみ取り組みました。時期的には8月くらいに取り組みました。答練は本試験より難しい想定をしているため、あまり得点をすることはできませんでしたが、そこまで気にしませんでした。択一に関しては未出の論点が出されているとのことで、足りない知識を補うことができました。実際に令和6年本試験でも過去問にはない肢で、アガルート答練と同じ肢が出題され、得点することができました。

記述に関しては、本試験でこれは絶対出ないだろうなと思うくらい難しい問題でしたが、択一対策にもなっていたと思います。念のため答練の記述は2回くらい繰り返しました。

答練の択一は過去問の周回に追加して、合計3周くらいはしたかと思います。答練より過去問の方が重要という認識だったので、あまり深追いはしないようにしました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

令和6年度試験の前にも法改正があったのでこちらも対応していただきました。民法の中の、胎児の権利の関係と、会社法人等番号を有する法人からの申請についてがメインだったと記憶しています。法改正の内容に合わせて申請書の記載方法が変わりましたが、それに合わせてどのように記載するかひな形をもって示してくれたのでよかったです。直前で法改正などがあると試験に出るか不安になるかと思いますが、アガルートの先生方は実務にも精通しているので通達なども把握しており安心して受講することができました。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前予想模試はその名の通り模試なので、本試験を想定して作られていました。時期は9月頃に図書館で実施しました。択一では20問中19問得点でき、記述も土地建物ともに図面や申請書例、穴埋め問題は書けたので、ある程度合格レベルに達していることが把握できました。直前期にこの模試で安定して得点できたことは自信につながったので、いい調子のまま本試験に臨めたと思います。そういった意味でもちょうどいい問題を作ってくれて感謝しています。

講師へのメッセージ

先生たちのおかげで合格することができました。ありがとうございました。

毎月のホームルームや合格道場などでも情報を得ることができたのもよかったです。

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