合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

昔から自分で商売をしたい気持ちはあったのですが、なにでしたいというのがありませんでした。

そこで、逆に何の仕事なら独立しやすいかを考えて調べたのが土地家屋調査士を目指したきっかけでした。

調査士について調べると、YouTubeやTwitterで顔出しで発信されてる方もいて、出演されている調査士の方同士の雰囲気がよかったり、その方々のお金や時間に関する話が自分が将来なりたい理想像と合致する事が多かったのでやる気が出たのを覚えています。

また、高齢化が進んでるというところも、ほぼ歳上の方としか仕事をしたことがない今の自分に合ってると思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

調査士を目指そうと思ってYouTubeで調べた時に、調査士の予備校で一番最初に出てきたのがアガルートさんの動画だったと思います。

その時は予備校を使うのは測量士補を取れてからでいいと思っていたのでお世話になるとかは考えてませんでした。

その後測量士補の学習がだいたい終わって調査士の予備校を調べていた時に、動画に出演している先生と学習で使っている本を出してる方が同一人物ということに気づいて、その方が中山先生でした。

その時の本が測量関係の仕事を全くしたことがない自分でもいけるやんて気持ちにさせてくれる本だったので、その時点でアガルートさん1択でした。

合格体験記・学習上の工夫

学習初期は、仕事から帰宅後に講義を見て、インプットした論点の過去問をその日のうちに解くようにしていました。

アガルートさんの過去問集は目次に各問の論点が書かれているので学習した論点を探すのにすごく便利でした。

その時解いた過去問には印をつけていたのですが、印がついた問題が増えていくとそれだけですごくできるようになった気がして、それがまたやる気に繋がっていたのでいい循環が生まれていたと思います。

解いたことのある過去問は、覚えた事を忘れないように朝の出勤前に解くことを日課にしていました。

インプットの期間中の2ヶ月程それを繰り返していたおかげか、インプットが終わってからだれてしまって1ヶ月以上学習しない期間があったのですが、再開した時もそれ程忘れていなかったので安心した記憶があります。

学習を再開してからはまず申請書のひな形を全部覚える所から始めて、複素数計算→定規の使い方講座→記述過去問の順で進みました。

記述の過去問を1通り学習してからは、平日の朝に択一の過去問1年分と記述の過去問(土地か建物)、日中の空いた時間に申請書のひな形(土地・建物・区分建物のどれか)、夜は講義を見るというのが習慣になりました。

休日(試験の2ヶ月前を除く)は、自分の性格上時間がある時程だらけてしまうので、あまり調査士の事を考えずに楽に過ごして、その代わり平日にしっかり学習することを心掛けていました。

試験日まで基本的に気分の浮き沈みなく学習できていましたが、試験まで2ヶ月をきってから答練(択一のみ)を解いた時にぼこぼこにやられて一時気持ちが沈みました。

ただ、結果的にはこの時に答練をやっておいて本当によかったと思っています。

知識的にはもちろんですが、気持ちが沈んだ所から這い上がろうとする事で精神的にも鍛えられたと感じたからです。

ここまで書いた事に参考になるような工夫と呼べる物があるかはわからないですが、先生の言うことを聞いて・しっかり学習時間を確保して・自分の努力の仕方を見つける事ができた事が合格に繋がったのだと思います。

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

一発合格カリキュラムを受講して1発目に見たのがこの導入講義でした。

学習する内容の全体像が説明されていて、不動産登記法がほとんどの割合を占めるのもこの講義で初めて知りました。

講義を受ける前は土地家屋調査士を目指そうと決めたものの、内容については測量をして図面を作るぐらいしかわかっていなかったので、ここで何の知識が必要かを知ることができ、ちょっとずつ学習することへの心構えが出来ました。

また、大学を卒業してから10年以上講義というものを受けていない自分にとって、しっかり集中して話を聞いていられるかは調査士の学習をする上で心配してた部分ではありましたが、この導入講義は講義に慣れるための入りとしても良かったと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

ダウンロードした講義の音声とデジタルブックとの組み合わせが最高でした。音声をダウンロードしておくと、紙のテキストを持ち運ばなくてもデジタルブックでテキストを見ながら講義を聞けたので、外出時はもちろんお風呂に浸かりながらなど、リラックスしながら学習することができました。講義を一回目に見た時は一通り動画で見ましたが、それ以外はほぼこの方法で講義を聞いていました。記述の時以外は机に座って学習する事はほぼなかったです。笑

テキストは目次を見るだけで多くの情報が詰め込まれているのはわかりましたが、1ページ当たりの情報量と文字の大きさが丁度よかったのか、普段本を読まない自分でも抵抗なく読むことができました。また、目次の内容が細かく分けられているので調ベ物がある時もすごく便利でした。

本来なら読みにくい条文で書かれているであろう法律について、必要な事を読みやすい文や図でまとめてくれています。

そのテキストから調査士試験に必要な事を更に抽出してくれるのが中山先生の講義だと思います。試験で重要な所を具体的に伝えてくれますし、テキストの内容を中山先生の言葉で教えてくれるので、これがあるとないでは理解のしやすさと記憶への定着の仕方が全然違うと思います。

総合講義は学習のハードルを極限まで低くしてくれるシステム・テキストの内容・中山先生の講義の3つがすごく噛み合っていて、学習慣れしていない方や働きながら資格の取得を目指す方、モチベーションの維持が不安な方など様々な方に刺さると思います。

最後まですごく頼りになる講座でした。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

総合講義と同じぐらい大事なのがこの講座だと思います。

アウトプットの方法に不安があった自分にとって、平成17年度から令和5年度までの約20年分の過去問を収録してくれていたのがありがたかったです。

まず択一ですが、問題集は問題と解説が基本的に裏表でセットになっているので間違えても次のページを見るとすぐに間違いを修正できました。

その解説がそれだけで十分理解できる内容になっていたので、正直講義を見ることはほとんどありませんでした。6周回しました。

記述の方はさすがにそうはいかず、問題集にも講義にもしっかりお世話になりました。

問題集の解説だけでも十分問題を解けるようになりますが、講義を見る事によって、ミスをしにくくなるやり方や問題をスムーズに読み取るための読む順番など、知識だけではなく問題を解くための工夫が身についたと思います。こちらは4周回しました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

記述の学習に入る準備として使いました。

作図の方法が講義でもテキストでもわかりやすく解説されているので、講義を見ながら中山先生が言う通りに手を動かす事で作図の基礎が十分身につく講座になっていると思います。見た回数は1・2回程度だったと思います。

作図というと、細かい作業があって他の学習にはないストレスを感じる事に不安がありましたが、あらかじめ工夫やコツを教えて貰えるのでそういう事を軽減できたのもいい所だと思います。

また、作図の方法だけでなく各図面の記載事項も載っていたので、この時に見たことをぼんやり覚えていたことで、その後に本格的に覚える時に記憶に定着しやすかったのもよかったです。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

調査士を目指す前までは複素数という言葉自体を聞いたことがなかったので、計算問題は学習の鬼門になる所と思っていましたが、講義を見てみると全然そんな事はありませんでした。

数学の予備知識は並み以下だった自分でも、動画の中の中山先生と一緒に電卓を操作して、それを繰り返すだけでいつの間にか電卓の操作方法を覚えて1人でも問題が解けるようになっていたので、自分の中では数学というより何か別の教科のイメージで学習をする事ができました。

こんな言い方は良くないかもしれませんが、数学ができるようになるというより、調査士試験に合格するために必要な知識だけがしっかり詰め込まれている講座だと思いました。

だからこそ数学が苦手な自分にもしっかり刺さったのかなと思っています。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式のひな形については、一時学習をしなかった期間と休日を除いては、ほぼ毎日土地の日→建物の日→区分建物の日という風にどれかを学習していました。

ここについては暗記するしかないと思っていた事や、中山先生の教え方がわかりやすかったこともあり、覚えるのにそこまでかからなかった記憶があります。

ただ、最初は｢に｣・｢を｣・｢から｣等の細かい日本語がごっちゃになる時もありました。

そんな時に中山先生の解説に戻ると、細かい事でもきちんと解説されていたので、理解して覚える事にすごく役立ちました。

また、登記をする前とした後の登記記録の変化も記載されていて、イメージすることや記述の過去問で登記記録から読み取らないといけない問題が出た時に登記記録を見る事に慣れる練習に活用させてもらいました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練については、しなくても大丈夫とネットで見て全く触っていなかったのですが、試験の2ヶ月前ぐらいに力試しのつもりで択一だけ解いてみようと初めて触りました。

その結果がぼろぼろで、調査士試験と向き合った期間中では、試験直後に次いで2位に位置する絶望を経験しました…笑

2ヶ月前という時間がありそうでないような時期ということもあり、かなり追い込まれた気持ちになったので触った事を後悔しましたが、何回も解いていくうちに今まで覚えた知識の点と点が繋がったような感覚がありました。

結果本試験では択一を19問取れたこともあり合格できました。

答練ですごいと思った所が、試験日以降の合格道場の中で中里先生が答練についてお話されていた時に、不動産登記法について理解が深まり多角的に見ることができるようになる知識を入れてるという事を話されていて、その意図が問題を繰り返し解くことで伝わった所です。

その知識は択一だけではなく、記述にも生かされたと思います。

記述については時間的にも精神的にも余裕がなくなることを避けるために全く触りませんでしたが、記述もきっといい問題だったと思うので触った方がよかったのかなとは思っています。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

この講座は試験まで1ヶ月をきった時ぐらいに初めて見たと思います。

僕が受けた年度では難しい法改正はなく、本試験でも大きく出ることはなかったです。

ただ、試験前は細かい所とか嫌な問題が出ないか心配になるものだと思いますので、この講座を受けることによって法改正についてそういった心配をしなくてもよくなったのは精神的にプラスに働いたと思います。

また、法改正された部分に自分が持っている知識が対応できているかを確認したり、覚えている知識と一致していなければ修正したりすることによってその部分や周辺知識の復習をする良いきっかけにもなりました。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

この模試は試験日の1ヶ月半前ぐらいに解きました。

ただ、時間を計ったり実践を意識したわけではなく、新しい知識があれば取り入れたり、過去問とは違う問題の出し方に触れてみる程度の気持ちで解きました。

その少し前に受けた答練でぼこぼこにやられた時の心の傷が治りたてだったためです。笑

あんまり気合いを入れて解くとできなかった時の精神的ダメージが大きいので気楽な気持ちで解いてみると、土地の計算に関わる所以外は大体正解できました。

計算問題は近年難しい問題は出ていなかったので、そこができなかったことは気にならず、他の所がしっかり出来た事に安心できたのを覚えています。

これ以降は4日に1回ぐらいの頻度で習慣にしていた過去問とあわせて解くようにして、この模試で得た知識を定着させました。

講師へのメッセージ

中山先生をはじめ、講師の先生方、ありがとうございました！